ログイン ログアウト 登録
 学力の要は国語力、国語力の要は作文力。作文は対話によって力がつく 言葉の森 | 作文国語教室【公式】
 
言葉の森 | 作文国語教室・サイト 言葉の森 | 作文国語教室
記事 1767番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/11/8
学力の要は国語力、国語力の要は作文力。作文は対話によって力がつく as/1767.html
森川林 2013/03/18 04:58 
修 削


 学力の中で最も大事なものは国語力です。国語力が、他の教科の土台になっているからです。文章を読み取る力があるからこそ、国語以外の教科の勉強も理解することができるのです。

 しかし、この国語力ほど曖昧なものもありません。他の教科であれば、出題範囲が決まっていれば、その部分の勉強をすれば必ずよい点が取れます。勉強すれば成績はよくなるというのが、国語以外の他の教科の勉強の特徴です。
 国語はそうではありません。せいぜい漢字の書き取りや、文法の勉強をする以外、することがないのです。

 国語の勉強というと、多くのは人は国語の問題集を解くような勉強を考えます。しかし、問題集を解いて、手応えのあるような国語力がつくでしょうか。解いたら解いただけで、何も身についているような実感がないのです。

 世間の国語の勉強というのは、ほとんどそういうものです。
 通信教育の教材でも、国語の勉強というのは、市販の問題集をやるのとほとんど変わりません。問題を解いていると何か勉強をしているような気がしますが、実際は何も身についていないのです。

 では、国語の勉強はどのようにしたらいいのでしょうか。
 国語力の中心は、読解力です。文章を読んで理解する力です。しかし、この読解力には、浅くしか読めない読解力と、深く読める読解力の差があるのです。
 文章として書かれているのは日本語ですから、誰でもそれなりに読むことができます。しかし、その文章の内容について質問されたときに(これが国語の問題です)、その質問に的確に答えられる人と答えられない人がいるのです。

 だから、文章を深く読む力が読解力というものです。
 読解力はどのようにしてつくかというと、その文章をもとに自分なりにいろいろ考えることによってなのです。

 そこで登場するのが作文です。
 言葉の森の作文は、小学校低学年のうちは文章を書くことが中心ですが、学年が上がるにつれて、文章を読んで書くという形になっていきます。最初は日常的な事実中心の作文ですが、次第に、感想文のウエイトが増してきます。そして、その感想文のもとになる文章のレベルが上がっていくのです。

 その文章をもとに、自分なりに似た例を考え、自分らしい感想を書かなければならないとなると、嫌でも文章を深く読まなければならなくなります。
 しかし、文章が難しくなると、ひとりで読み取ることができなくなります。その文章は読めるが、読めても何を書いていいかわからないという状態になるのです。

 世間一般の作文通信教育では、こういうときはお手上げです。小学校低中学年の作文を書くところまでであれば、書く段階を追って説明してあれば誰でも一応は書くことができます。
 しかし、肝心の難しい文章を読んで感想文を書くというような高度な学習になると、紙の上だけでの通信教材では手も足も出ないという場面が増えてくるのです。

 ひとりでは読み取れない文章を読み取る助けになるのは、他の人との対話です。
 言葉の森の作文指導は、先生が毎週電話で説明をします。ですから、生徒の読み取れた範囲で更に詳しい説明をすることができます。電話で生徒の反応を聞きながら、その生徒に合った説明をすることができるのです。
 これが、作文による国語力アップの勉強法です。

 先生が生徒に、文章の内容を聞き、似た例や感想を聞きます。
 その生徒の答えに合わせて、先生が更に詳しい説明をします。
 生徒が浅くしか読めないときには、もう少し詳しい説明を、生徒が深く読み取っている場合は、更に発展した説明をすることができます。これが電話通信の対話による作文の勉強法です。

 また、この対話には、生徒とその家族の対話も含みます。
 言葉の森の作文の学習では、似た例を家族に取材するという項目もあります。お父さんやお母さんに、似た例を聞くと、その対話の中で自然に理解が深まっていきます。
 文章を読み取る力は、その文章をもとにさまざまな人と対話をする中で育っていきます。

 問題集で、文章を読んで、質問に答えて○や×をつけられ、赤ペンで添削されるというような勉強法では、自分の文章力の結果がわかるだけで、何も力がついたことにはなりません。
 国語力は、その文章をもとに、ほかの人の話などを参考に、自分なりに深く考える中で初めて身についてくるのです。



コメント欄

コメントフォーム
学力の要は国語力、国語力の要は作文力。作文は対話によって力がつく 森川林 20130318 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
るれろわ (スパム投稿を防ぐために五十音表の「るれろわ○」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード)
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
国語力読解力(155) 言葉の森の特徴(83) 
コメント1~10件
漢字の書き取り 森川林
 小学生は書き順を唱えて覚える下村式が普及しているそうです。 11/5
記事 5600番
【重要】在籍生 森川林
各種検定リストを追加しました。 暗唱検定 https 11/3
記事 5599番
音声をテキスト 森川林
ICレコーダーで文章を書く人のためにアドバイスすると、 u 11/1
記事 5596番
勉強なんて、誰 森川林
四行詩という新しいジャンル。 何か考えたいことがあって、文 10/31
記事 5591番
10月から読解 森川林
読解検定は、生徒の書いた解説に対して、もっと詳しいコメントを 10/31
記事 5592番
2026年10 森川林
「アオキ差すトド」って覚えやすい(笑)。変だけど。 10/31
記事 5593番
読解力、思考力 森川林
言葉の森は、作文というマイナーマーケットから、国語というより 10/31
記事 5594番
音声をテキスト 森川林
自分の場合、テキスト温泉は、nottaと同じかそれ以上の性能 10/31
記事 5596番
作文、読書中心 森川林
印刷については次のようにされるといいと思います。 問題文の 10/26
記事 5590番
作文、読書中心 NU
先生ありがとうございます。 会場検定はなくなったとのこと、 10/26
記事 5590番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
なぜ作文が大事 森川林
人に教わったものは残らない。 自分が考えたものは残る。 11/5
森川林日記
推薦図書リスト 森川林
推薦図書リストに「佐賀のがばいばあちゃん」を追加しました。 11/2
読書の森
Re: 万年筆 森川林
SMART-CLIP スマートクリップ (パイロット PIL 11/1
森川林日記
帰り道 森川林
 夕方、日限山から野庭団地に上り、  坂道を下って港南台に 11/1
森川林日記
万年筆 森川林
 ふと昔を思い出して、パイロットの万年筆を買った。(PILO 10/30
森川林日記
Re: 題名( 森川林
届いているメールアドレスをご連絡ください。こちらで消去いたし 10/28
森の広場
登録解除 スギモト
【承認待ち】 10/27
森の広場
メールまたはお 森川林
メール登録の解除は、届いているメールアドレスをお知らせくださ 10/27
森の広場
Re: 題名( 森川林
登録解除しました。 お手数をおかけしました。 10/27
森の広場
登録解除はお名 森川林
登録解除はお名前かメールアドレスをご連絡ください。 > 10/27
森の広場

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン