今日のfacebook記事は、インターネット端末のシェアでした。
調べたのは、言葉の森のサイトにアクセスしている端末に関してですから、正確さは限定付きです。
しかし、いろいろな調査を見ても、インターネットエクスプローラのシェアが次第に低下し、google Chromeのシェアが伸びているのは間違いないようです。
今の傾向をずっと延長していくと、15年後ぐらいにはシェアの逆転が起こりそうですが、ドッグイヤーと言われる世界のことですから、単純な延長ということはあり得ないでしょう。
さて、言葉の森のサイトにアクセスしている端末の多くがパソコンではなく、スマホになっていました。
スマホの人は、これまでかなり見にくかったと思います。
この連休中に、言葉の森のページは、パソコンにもスマホにも両方同時に対応できるものにしていきたいと思います。
昨日、スマホの操作をいろいろテストしていて、入力方式が大きく改善されているのを知りました。
パソコンのキーボードに慣れている人は、スマホでの入力はかなりしにくいと思います。しかし、今は、音声入力や手書き文字入力が、実用的なレベルになっています。
今後、タブレットが増えるにつれて、入力方式は、キーボードから手書きに変わっていくのではないかと思いました。
日本語の場合は特に、キーボードでは同音異義語の変換に時間がかかります。これは音声入力でも同じです。しかし、手書きの場合はかなり速く書いても書いたとおりに認識してくれます。
昔、言葉の森では、パソコンを使うのは、原則としてローマ字を打てるようになった小4ぐらいからとしていましたが、今後は、手書きですから年齢の壁はなくなると思います。
また、作文というのも、ただ文章を書くだけのものではなく、そこに必要に応じて絵や写真や音声を入れた総合的な表現学習になると思います。
そして、音声入力がもう実用化していることから考えられるのは、これからはますます文章というものは、その長さではなく質で評価されるということです。
連休の後半は、ホームページの改良作業になりそうです。
====facebook記事より
明治のはじめのころ、ランプ屋をしていた己之助さんは、自分の村に電気が引かれるに反対していました。
しかし、火打ち石で火をつけるのに失敗したとき、「古くせえもなあ、役にたたねえ」と言った自分の言葉にふと気づき、自分が古い商売を守るために村の新しい発展を邪魔しているのだということを悟りました。
ということをふと思い出したのは、昨日と今日、ホームページにアクセスする端末を見ていて驚いたことがあったからです。
大雑把に言うと、
・インターネットエクスプローラ8が10%(WindowsXPか)
・インターネットエクスプローラ9が30%(Windows7か)
・Google Chrome が10%
・スマホのiPhoneが15%
・スマホのAndroidが15%
・タブレットのiPadが5%
・同じくタブレットのAndroidが5%
ぐらいの割合だったのです。
これからはパソコンよりもスマホやタブレットが、インターネットの端末の主流になることがはっきりわかりました。(既に、そういう調査もいろいろ出ているようですが)
そして、その新しいスマホやタブレットでも、どのOSが主流になるかということは、これからまた大きな変化があると思います。
「古くせえもなあ、役にたたねえ」という言葉を教訓としてこれから新しいことに挑戦していきたいと思います。
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(写真は近所に咲いていたわすれな草)