△那須高原のつつじ
読書作文キャンプの申込みフォームができました。
https://www.mori7.net/stg/#form
今年の夏キャンプは、那須高原で、読書と作文と山や川での遊びを中心に行います。
遊びについても、できるだけ創造的な遊びをしたいと思っています。
今の子供たちは、結構パターン化した遊び方や時間の過ごし方をしているように思います。
勉強でも、スポーツでも、遊びでも、大人が企画した枠の中で遊んでいることが多いのです。
夏のキャンプなどでも、大人はつい、スイカ割りをしたり、花火をしたり、キャンプファイヤーをしたり、みんなで川に飛び込んだりするような、いかにも夏の遊びらしいことを考えがちです。
それはそれでもちろんいいのですが、本来子供というものは、自然の中で自由にさせておけば、いろいろな遊びを自分たちで考え出すものです。
自分の子供時代を考えても、休みの日などは文字どおり朝から晩まで、友達と山に行ったり海に行ったりして熱中して遊んでいました。
ただし、今の子供たちは、突然自由に遊べと言われても戸惑うと思うので、いろいろな遊び方を紹介して、あとは自分たちで工夫して遊べるようにしたいと思っています。
そして、夕方のプレゼン作文発表会で、自分が工夫した遊びを紹介すれば、互いにその工夫を共有できます。
勉強でも遊びでも、これからはできるだけ自分の個性と創造性を生かしたものにしていく必要があります。
インフレの時代には、メジャーなものが潰しの効くものでした。
しかし、デフレの時代には、メジャーなものほど過当競争に直面します。
そして、更に、人工知能の発達によって、これまで高い参入障壁に囲まれた聖域と思われていた分野が突然誰にでも開かれた分野になるという事態が生まれています。
こういう社会に行きていくためには、あらかじめ予約できる安全な道というものはないと考えることが必要です。
自分の個性を生かして物事に取り組み、社会の変化には自分の創造力を発揮して対応していくしかありません。
正しい答えを早く見つける能力ではなく、自分だけの答えを作り出していく能力が必要になってくるのです。
だから、今年の夏キャンプも、勉強だけでなく、遊びについても、できるだけ創造性を生かすような自由な遊びを工夫できるようにしていきたいと思っています。