ログイン ログアウト 登録
 すぐに書き出せる作文――そして密度濃く、楽しい授業 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 3235番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/25
すぐに書き出せる作文――そして密度濃く、楽しい授業 as/3235.html
森川林 2018/03/10 11:27 

 オンラインの作文の少人数クラスでは、開始の合図とともに、みんなが一斉に作文を書き出します。
 通信指導や家庭学習で作文を書く場合、書き出す前にはエネルギーがかなり必要ですが、オンラインを少人数クラスではみんなが書き出すので自然にすぐに書き始める雰囲気ができあがります。

 オンラインの少人数クラスのいいところは、このように他の人と一緒に交流することが勉強の励みになることです。
 また、個別に説明が必要な場合は、ブレイクアウトセッションという分科会の会場に移動してもらい、その生徒だけに詳しく説明することができます。
 これは、リアルな教室よりも優れている点です。

 リアルな教室では、みんなが静かに書いている中で一人ひとりに個別の話をすると、中にはその声が気になって集中しにくいという子も出てきます。
 作文の勉強は、他の勉強と違って人の声が聞こえるところではかなり書きにくくなるからです。
 オンライン少人数クラスの場合は、静かな部屋は静かなままで書き続けることができます。

 このオンラインの教室のもう一ついいところは、授業の様子をあとでお父さんやお母さんが見ることができるという点です。
 先生がどんなことを説明して、子供がどんな風に勉強したかということが分かるのです。
 また、授業のあとの保護者懇談なども、すぐに行うことができます。

 オンラインの作文の少人数クラスは、先生にとっても利点があります。
 それは赤ペン添削のような時間のかかることを大幅に省略して、口頭での説明を中心にできるからです。
 口頭説明とは、作文の該当する箇所に番号をつけて、その番号のところを詳しく説明するのです。
 ですから、同じ時間内に伝えられる内容はかなり多くなります。

 オンライン少人数クラスの作文指導というのは、全く新しい授業形態なのでまだどこでも行われていないと思います。
 しかし、これから作文指導の理想的な形として広がっていくと思います。


 ところで、今、電話通信で作文の授業を受けている生徒は、今の先生のまま授業を続けたいと思っている人も多いと思います。
 その場合は、今の電話通信の先生が、オンラインの作文の少人数クラスを担当するまで待っていただくといいと思います。
 電話通信から、オンライン少人数クラスへの移行は、意外に早く進むのではないかと思っています。

 「思います」や「思っています」ばかりになりましたが(笑)。



同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
寺子屋オンライン(101) 

コメント欄

森川林 2018年3月10日 11時44分  
 世の中の変化は、加速しています。
 アマゾンが登場した最初のころは、「やっぱり本は手に取ってみないとわからない」などと言っていたのが、あっという間に近所の書店にはもうほとんど足を運ばないようになっていると思います。
 こういう時代に最後に残るのは、親しい人間どうしの関係です。
 本はネットで購入しても、その本を人に奨めるのは人間で、その人間のつながりを強化するものがネットの技術革新です。
 オンライン作文少人数クラスも、そういう方向に進んでいくと思います。


nane 2018年3月10日 11時51分 1 
 何か宣伝文句みたいなタイトルですが(笑)、これは本当です。
 作文を書き出すというのは、ほかの勉強に比べると、何倍もの大きな精神的エネルギーを必要とします。
 だから、夏休みの読書感想文の宿題が、最後の最後まで残ってしまったりするのです。
 そのエネルギーを出しやすくするのが、集団の力学です。


コメントフォーム
すぐに書き出せる作文――そして密度濃く、楽しい授業 森川林 20180310 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
つてとな (スパム投稿を防ぐために五十音表の「つてとな」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
寺子屋オンライン(101) 
コメント1~10件
読解問題の解き Wind
面白かった 10/11
記事 4027番
長文の暗唱のた たろー
この世で一番参考になる 9/30
記事 616番
「桃太郎」を例 匿名
役に立った 8/15
記事 1314番
日本人の対話と 森川林
ヨーロッパの対話は、正反合という弁証法の考え方を前提にしてい 8/6
記事 1226番
日本人の対話と よろしく
日本人は上に都合がよい対話と言う名のいいくるめ、現状維持、そ 8/5
記事 1226番
夢のない子供た 森川林
「宇宙戦艦ヤマトの真実」(豊田有恒)を読んだ。これは面白い。 7/17
記事 5099番
日本人の対話と 森川林
 ディベートは、役に立つと思います。  ただ、相手への共感 7/13
記事 1226番
日本人の対話と RIO
ディベートは方法論なので、それを学ぶ価値はあります。確かに、 7/11
記事 1226番
英語力よりも日 森川林
AIテクノロジーの時代には、英語も、中国語も、つまり外国語の 6/28
記事 5112番
創造発表クラス 森川林
単に、資料を調べて発表するだけの探究学習であれば、AIでもで 6/27
記事 5111番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
標準新演習算数 あかそよ
3の1はできました。 2は、答えを見るとなんとか理解できま 11/23
算数数学掲示板
標準新演習算数 あかそよ
3の1はできました。 2は、答えを見るとなんとか理解できま 11/23
算数数学掲示板
2024年11 森川林
●サーバー移転に伴うトラブル  本当に、いろいろご 11/22
森の掲示板
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習