先日、私立中学校に通っているという生徒の保護者から問い合わせがありました。
他の教科はよくできるのに、国語だけができないというのです。
そういう子は、心配要りません。
すぐに、国語の成績は上がります。
ほとんどの子は、教えた翌日から上がります(笑)。
これまで、いろいろな子の相談を受けてきた中で、「他の勉強はよくできているのに、国語の成績だけがよくない」という生徒は、教えてすぐに国語の成績が上がりました。
同じく、「読書はよくしているのに、作文だけがうまく書けない」という生徒は、教えてすぐに作文もうまく書けるようになりました。
いずれの場合も、実力はあるのに、方法を知らなかっただけだからです。
教科の成績がよいというのは、基本的には読む力があるということです。
だから、あとは、国語の問題を解く力だけを身につければ、国語の成績はよくなるのです。
ただし、そのための条件が一つあります。
それは、生徒本人が、国語の成績を上げたいという明確な意思を持っていることです。
だから、中学生や高校生は、国語の成績を上げやすいのです。
最も成績が早く上がるのは、受験前の高校3年生です。
逆に、小学生は、親に国語の成績を上げないとダメだと言われるだけで、本人が切実には国語の成績をあげたいという気持ちを持っていないことが多いものです。
そういう子は、やはり成績が上がるのに時間がかかります。
なぜ本人の意思が大事かというと、問題集読書で毎日5分から10分の音読を続けられるかどうかの境目が、この本人の意思にあるからです。
言葉の森の国語指導は、これまで作文の授業を受けていることが条件となっていました。
作文の勉強をしながら、自主学習で国語の問題集読書をするという形でした。
しかし、今後は、作文クラスも自主学習クラスも、オンラインスクールの中の一つの講座になりますから、自主学習クラスだけを単独で受けることもできます。
週に1回自主学習クラスで問題集読書を行い、そのやり方で毎日10分問題集読書の勉強を続けていきます。
そして、月に1回、読解検定試験を受けます。
読解検定試験で満点が取れるようになるころには、国語の実力は本物になっています。
中学生で、国語の成績を真剣にあげたいと思っている人は、言葉の森の自主学習クラスに参加されるとよいと思います。
▽自主学習クラスの授業の様子の一部
https://youtu.be/vmFoaX_eY1w