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 アクティブ・ラーニングは、点数の評価はしにくいが、人間による評価は自ずからできる 作文検定 | 言葉の森 | 作文教室【公式】
 
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アクティブ・ラーニングは、点数の評価はしにくいが、人間による評価は自ずからできる as/3917.html
森川林 2019/11/14 14:27 
修 削

 池上彰さんと佐藤優さんが語っていた教育改革についての話です。
====
池上 「文科省がアクティブ・ラーニングを「主体的・対話的で深い学び」というふうに「改題」したこともすでに述べましたが、そこに今回の改革が想定する三つの視点が集約されています。

 「主体的な学び」とは、学ぶことに興味、関心を持ち、見通しを持って粘り強く取り組み、学習活動を振り返りつつ次につなげていくこと。

 「対話的な学び」は、教師が一方的に教えるだけではなく、生徒が先生や他の生徒、あるいは地域の人たちなどとの対話や協働などを通じて理解を深め、思考力を高めていくこと。

 そして「深い学び」は、習得・活用・発見という学びの過程の中で、問題を見出して解決策を考えたり、思いや考えを基に創造したりする力を養うこと──。

 大まかに言うと、そのように説明されています。

佐藤 そうした新しい学び方を本格的に採用しようという考えの根底にあるのは、特に高校の授業が知識伝達型にとどまっていることに対する危機感です。

 卒業後の大学での勉強や社会に出てからの生活に役立つものになっていないではないか、と。

『教育激変 2020年、大学入試と学習指導要領大改革のゆくえ (中公新書ラクレ)』
(改行を一部変えています。)
====

 これを見ると教育改革の中にある問題意識は、言葉の森がオンラインクラスで行ってきたものとほとんど同じです。

 ところが、このアクティブラーニングという考え方が総論では理解されていても、自分の子供の教育となるとなかなかその具体的な必要性がわからないという問題があります。

 そのため、文部科学省は大学入試という受験勉強の最後の出口のところを改革することによって、小中高の授業内容を変えていこうと考えているのです。

 ところが、アクティブラーニングのような学力は、小論文や面接という形では評価できるものの、学校教育の定期的なテストという形で評価できる性格のものではありません。

 そこで、子供も保護者も、どうしてもすぐに点数の出るような、したがって自分と他の人との差がはっきりするようなものに目が向けられてしまうのです。

 しかし、それにもかかわらず、創造発表クラスで毎回創造的な発表をする生徒がいます。
 その発表のために長い時間をかけて準備していると思いますが、その準備が具体的にどういうところで成績に表れるかと言えば当面はどこにも表れません。

 しかし、子供たちの発表を見てみると、そういう自由で創造的な発表する子供たちの将来は単に勉強ができること以上に確実なもののように思えるのです。

 自分から主体的に学び発表し自分らしい感想を言えるような子は、社会のどの分野に行っても自分らしい創造を行い、社会に貢献する仕事ができると思います。

 それが点数としては評価されないだけで、見る人が見ればその可能性は自ずから分かるものです。

 将来の入試は、今後ペーパーテストのようなものから小論文・面接のようなものに変わっていくと思います。
 そのような試験では、一夜漬けのようなものは効きません。
 その子の本当の実力が、人間どうしの対話の中で自然に出てきます。
 そういう学力を育てることが、これから最も必要になるのです。

 そこで、今考えているのは、創造発表クラスに理科実験や自由研究やものづくりのテキストを指定して、自分で自由研究を見つけるのが難しい場合はそのテキストから研究テーマを選ぶというような形にし、より参加しやすい形にすることです。

 この創造発表クラスの勉強は、勉強とは言っても、本気で取り組めば遊び以上に楽しいものになると思います。



コメント欄

森川林 2019年11月14日 14時37分  ▽
 アクティブラーニングで求められているものは、主体性、対話、創造ですが、従来の教育観で考える人は、これも○×のつく点数として評価しようとします。
 そして、点数がうまくつかないから、それはとりあえず後回しにして、点数が出るものに力を入れようということになってしまうのです。


nane 2019年11月14日 14時37分  ▽
 アクティブラーニングが目指しているものは、言葉の森が今創造発表クラスで行っているものとほぼ同じで、創造発表クラスの授業の方が一歩先に進んでいます。



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