ログイン ログアウト 登録
 オンライン作文クラスはなぜ上達が早いか――発表で育つ学力の個性 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
Onlineスクール言葉の森・サイト Onlineスクール言葉の森
記事 3975番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/3/10
オンライン作文クラスはなぜ上達が早いか――発表で育つ学力の個性 as/3975.html
森川林 2020/01/22 20:34 

 オンライン作文クラスはなぜ上達が早いかと言うと、皆が必ず作文の準備をしてくるからです。
 その準備の中心は、自分の体験実例や両親への取材です。
 テーマに合わせて具体的な実例を考えてくるので、そのテーマが自分のものになるのです。

 人間は、ただ人から教わっただけのことはすぐに忘れてしまいます。
 しかし、自分が人に教えたことは、ずっと深く自分の中に残ります。
 だから、勉強は教わるよりも教える方が力がつくのです。

 作文の準備の発表は、教える勉強です。
 もちろん、個別指導の時間の中では、先生に教えてもらうことがあります。
 しかし、実力が伸びるのは、自分が準備してきたことを皆の前で発表することによってなのです。

 この準備が更にはっきり出てくるのが、創造発表クラスの発表です。
 自分で研究したり実験したりしたことを、皆の前で発表します。
 その発表の中で、自分の研究した中身が確実に自分のものになるとともに、学力が個性的に成長していきます。

 これからの勉強で大事なことは、この学力の個性です。
 これまでは、国語・数学・英語・理科・社会が満遍なくできることが勉強の目標でした。
 受験のための勉強では総合点が合否の基準ですから、苦手なものが少ないほど合格可能性が高くなるからです。
 そういう時代が長く続いてきたために、親も子も成績を見るとつい悪いところに目が行き、その悪いところをどうにかしようと思ってしまうのです。
 もちろん、欠点は少なくするのに越したことはありません。
 しかし、これからの時代に重要なのは、欠点が少ないことではなく、ダントツの長所があることです。
 それが学力の個性なのです。

 ダントツの長所というと、初めから自分には無理だと思ってしまう人がいるかもしれませんが、それは学力をこれまでの主要教科のようなものとして考えているからです。
 これからの学力は、そういう枠組みに入らないものになります。

 例えば、理科という教科全体ではなく、理科の中でも生物の分野が好きで、その生物の分野の中でも鳥という生き物が好きで、その鳥についての関心の中でも特に鳥を飼うことが好きで、というようにどんどん深く細分化された学力に分かれて行くのです。
 そういう細分化された学力が例えば10通りあり、そして、もう一つ分野でも細分化された学力が10通りあるとすると、その組み合わせは10×10の100通りになります。
 こう考えて行けば、いくつかの学問の分野を組み合わせてダントツの学力セットを持つということは、誰にとっても十分に可能なことになるのです。

 そして、個性的な学力を持つことの利点は、ただ仕事に役立つというだけでなく、その学力をさらに伸ばすことが自分の楽しみになるというところにあります。
 現在は、東大の推薦入試や京大の特色入試だけが個性的な学力の受け皿になっていますが、これからの先進的な大学や会社は、すべてこの方向に進みます。

 全教科がオールマイティにできるというだけの学力は、AIの学力と変わりません。
 将来の入試は、辞書持ち込み可、スマホ持ち込み可になるか、あるいは入試そのものがなくなるでしょう。
 学力の個性を持ち、それを伸ばしていく意欲さえあれば、他人からの評価は二義的なものになるからです。



コメント欄

コメントフォーム
オンライン作文クラスはなぜ上達が早いか――発表で育つ学力の個性 森川林 20200122 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
きくけこ (スパム投稿を防ぐために五十音表の「きくけこ」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
寺オン作文クラス(2) 
コメント1~10件
【合格速報】東 ふつ
合格おめでとうございます。 毎週真剣に取り組み、どんどん上 1/7
記事 5403番
国語力、読解力 森川林
読検の解答は個別れんらくでお送りください。 12/29
記事 4331番
国語力、読解力 すみひな
本日の読解検定を受け忘れてしまいました。回答をどちらに送れば 12/27
記事 4331番
森リン大賞が示 森川林
作文力を上達させるコツは、褒めることでも直すことでもなく、書 12/13
記事 5398番
作文コンクール 森川林
 子供たちの教育で大事なのは、知識の詰め込みではなく、読書と 12/10
記事 5395番
読書と作文が子 森川林
 小学生時代は、勉強よりも読書。  中学生以上は、勉強と同 12/9
記事 5394番
子どもの文章力 森川林
今の受験は知識の詰め込みの勉強になっています。 考える問題 12/8
記事 5392番
作検研究。森リ 森川林
作文は、褒められても注意されても、そこに客観的な基準がなけれ 12/7
記事 5391番
「作文検定」「 森川林
 今は、AI社会の前夜。  昔は新聞やテレビが中心だった。 12/7
記事 5390番
AI時代に子ど 森川林
AI時代には、先生の役割は「教えること」ではなくなります。 12/6
記事 5389番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
Re: 2月分 森川林
 お返事遅れて失礼。 問2のAが×なのは、 「……助 3/7
国語読解掲示板
ChatGPT 森川林
少し大きな話になりますが、かなり現実的な話として書きます。 3/6
森川林日記
Claudeに 森川林
作文検定が成功する確率は何%ぐらいだと思う(笑) (笑 3/6
森川林日記
今後の政治経済 森川林
 Claudeがいちばん自分の考えにぴったり合っていた。 3/6
森川林日記
故障が3件 森川林
 朝、ICレコーダのスイッチが故障した。  オリンパスに問 3/4
森川林日記
AIにふりがな 森川林
●内容(ないよう)には点数(てんすう)をつけませんが、次(つ 2/26
森川林日記
2月分 なかそう
中学2年生の読解検定の質問です。問題3のAは本文の4行目〜5 2/25
国語読解掲示板
2月分 なかそう
中学2年生の読解検定の質問です。問題3のAは本文の4行目〜5 2/25
国語読解掲示板
2026年2月 森川林
https://youtu.be/-LcKr7G 2/25
森の掲示板
作文クラスの継 森川林
作文クラスの継続のおすすめ ■■幼稚園年長~小学3年生 2/18
森川林日記

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン