ログイン ログアウト 登録
 他人がつける成績など気にしない――子供の将来を遠い視野で見ること Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
Onlineスクール言葉の森・サイト Onlineスクール言葉の森
記事 4281番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/3/15
他人がつける成績など気にしない――子供の将来を遠い視野で見ること as/4281.html
森川林 2021/07/20 21:14 


●動画:https://youtu.be/4emdIfrokYo

 日経の「私の履歴書」などを読むと、立派な業績を残している人の多くが、「子供のころ、母親に『勉強しなさい』などと言われたことはなかった」と言っています。

 昔と今とでは、学歴に対する考え方も違うとは思いますが、昔はもっと子供に対する全面的な見方をしていて、成績の面中心に子供を見るということは少なかったように思います。

 私のうちの例で恐縮ですが、うちの長男が小3のとき、算数の学力テストでひどい点数を取ってきたことがあります。
 そのとき、私が最初に思ったのは、「これは面白い。将来いい思い出になるぞ」ということでした。
 そして、また、「今の学校には教育力がなくなったんだな」とも思いました。

 子供と話をしていれば、その子がどの程度の頭を持っているかはわかります。
 テストで評価される点数などは、他人が勝手に他人の基準でつけたものですから、気にすることはありません。
 そういう他人基準の評価などは、やる気になればいつでもその基準に合わせた高評価を得られるようになります。
 何も、楽しい小学生時代から、そういう他人の評価に振り回される必要はないのです。

 小中学生時代は、テストの点数よりも、まず実力をつけることが大事です。
 その実力をつける源は、ある程度難しい本を読みこなす力です。
 読書さえしっかりできていれば、英語でも数学でも、すぐにできるようになるのです。
(ただし、すぐにはと言っても、2、3ヶ月かかることはあります。)

 父母面談で、保護者からの相談としてよく聞くのは、「○○の成績が悪かったが……」というようなことです。
 確かに、今の受験では、苦手な科目の点数を上げていくことは大事です。
 特に、受験生は、苦手科目の点数を上げることを第一の目標にしなければなりません。

 しかし、社会に出るころには、そういうことはどうでもよくなります。
 むしろ、個性があること、自分らしい生き方ができること、自分なりの工夫ができること、他人に対する思いやりがあること、人生を真面目に生きようとしていることなどの、点数には出ない特質の方が重要になるのです。

 私が、こういうことをここでわざわざ述べるまでもなく、世の中はこれから大きく変わっていきます。
 いずれ、今の受験勉強のような評価はなくなります。
 しばらくは、今のどうでもいい点数競争に付き合う必要はあるかもしれませんが、親はもっと先を見て、子供の本当の実力を本当の幸福を考えていくといいのだと思います。



コメント欄

森川林 2021年7月21日 7時47分  
 子供が受験生だと、子供以上に親が緊張します。
 しかし、親は長い人生経験を生かして、受験の先にあるものを子供に示してあげる必要があります。
 子供と一緒に、落ち込んだり、舞い上がったりするのはいいのですが(笑)、その一方で客観的な目で将来を見てい
く必要があります。


nane 2021年7月21日 7時47分  
 子供が低い評価を受けたら、それは相手に人を見る目がなかったと思うことです。
 子供自身はまだそういう境地に達していません。
 子供は、他人からの低い評価を自分の評価と受け止めてしまいます。
 だから、親が、それをカバーしてあげるのです。


コメントフォーム
他人がつける成績など気にしない――子供の将来を遠い視野で見ること 森川林 20210720 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
たちつて (スパム投稿を防ぐために五十音表の「たちつて」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
教育論文化論(255) 勉強の仕方(119) 
コメント1~10件
【合格速報】東 ふつ
合格おめでとうございます。 毎週真剣に取り組み、どんどん上 1/7
記事 5403番
国語力、読解力 森川林
読検の解答は個別れんらくでお送りください。 12/29
記事 4331番
国語力、読解力 すみひな
本日の読解検定を受け忘れてしまいました。回答をどちらに送れば 12/27
記事 4331番
森リン大賞が示 森川林
作文力を上達させるコツは、褒めることでも直すことでもなく、書 12/13
記事 5398番
作文コンクール 森川林
 子供たちの教育で大事なのは、知識の詰め込みではなく、読書と 12/10
記事 5395番
読書と作文が子 森川林
 小学生時代は、勉強よりも読書。  中学生以上は、勉強と同 12/9
記事 5394番
子どもの文章力 森川林
今の受験は知識の詰め込みの勉強になっています。 考える問題 12/8
記事 5392番
作検研究。森リ 森川林
作文は、褒められても注意されても、そこに客観的な基準がなけれ 12/7
記事 5391番
「作文検定」「 森川林
 今は、AI社会の前夜。  昔は新聞やテレビが中心だった。 12/7
記事 5390番
AI時代に子ど 森川林
AI時代には、先生の役割は「教えること」ではなくなります。 12/6
記事 5389番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
そういう未来が 森川林
 自分には、そういう未来が見える。 >  子犬がいつも 3/14
森川林日記
子犬がいつも楽 森川林
 子犬がいつも楽しく走り回るように、  人間も、生まれてか 3/14
森川林日記
AIの可能性と 森川林
 AIの可能性と限界とは、裏返せば人間の可能性と限界というこ 3/14
森川林日記
Re: 2月分 森川林
 お返事遅れて失礼。 問2のAが×なのは、 「……助 3/7
国語読解掲示板
ChatGPT 森川林
少し大きな話になりますが、かなり現実的な話として書きます。 3/6
森川林日記
Claudeに 森川林
作文検定が成功する確率は何%ぐらいだと思う(笑) (笑 3/6
森川林日記
今後の政治経済 森川林
 Claudeがいちばん自分の考えにぴったり合っていた。 3/6
森川林日記
故障が3件 森川林
 朝、ICレコーダのスイッチが故障した。  オリンパスに問 3/4
森川林日記
AIにふりがな 森川林
●内容(ないよう)には点数(てんすう)をつけませんが、次(つ 2/26
森川林日記
2月分 なかそう
中学2年生の読解検定の質問です。問題3のAは本文の4行目〜5 2/25
国語読解掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン