作文発表会は、これまで、クラス単位で、作文を読む形で行われてきました。
発表のあと、参加者が質問や感想を述べ合う発表会です。
しかし、自分の書いた文章を読むだけでは,あまり面白くありません。
そこで、昔、紙芝居形式で作文を読む作文発表会を企画したことがありました。
▽下記の動画は、昔の発表会用に、中根が作った発表の見本
https://www.youtube.com/watch?v=hBhx20M1hvw
このときの発表会参加者は、それぞれに工夫した画像を用意して発表してくれました。
この紙芝居形式の発表会を、今後、定期的に開けるようにするために、作文発表会用のアップロードページを作りました。
https://www.mori7.com/pre/sb_pre.php?nae=kennsaku&id=49
ここに表示されている作品は、試験的に言葉の森のホームページの記事をもとに、4枚の写真と「絵の実」の絵を入れた記事です。
「編集」のところをクリックすると、画像を入れたレイアウトが簡単に作れることがわかります。
小学5年生以上の人は、パソコンで作文を書いている人も多いので、清書の週は、発表会の清書を作るということができます。
手書きで書いている小学校低中学年の生徒の場合は、保護者の方がパソコン入力をしてあげることになります。
先日、中根が担当している中学生の作文クラスで、画像を作るか選ぶかして発表会を行うという授業をしたところ、絵をかいてくれた人もいましたし、その場でいろいろな画像を選んでアップロードしてくれた人もいました。
それぞれユニークな絵や画像でしたので、文章だけの発表よりも、アピールする力が強くなりました。
これからの世の中では、プレゼンテーション力が重要になってきます。
せっかく作文の勉強をしているのなら、文章を書くだけの狭い勉強にとどまらず、その文章を発表する勉強も兼ねて行えれば一石二鳥です。
特に、日本人は、日本社会の中で暮らしていると、自分の意見を率先して述べるということが苦手になります。
これは、国際社会で活躍する際に、やはりハンディになります。
作文の勉強を、単に作文を書くだけの勉強に留めずに、作文を通して自分の考えを発表する勉強に進めていきたいと思っています。
★プレゼン作文のページは、連休中に作ったばかりなのでまだβ版です。
生徒のみなさんは、このプレゼン作文のページを自由に使えます。
投稿できる人は、4月の清書を試験的に投稿して、その感想をお寄せください。