メジロとみかん
●動画:https://www.youtube.com/watch?v=htFP7KPMYN4
英語の学習には、長い時間がかかります。
だから、英語の成績がよい人は、勉強のできる人です。
入試では、英語の実力を見れば、その生徒の全学力の実力がわかると考えられています。
例外は、帰国子女の英語力ですが、日本にずっといた生徒で英語のよくできる人は、勉強をしっかりしてきた人です。
英語は、学力全体の評価の基準になるものとして大事です。
ところで、保護者のほとんどは、英語で苦労したことがあります。
だから、子供には早めに英語を習わせておきたいと考えます。
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子どもにさせたい習い事は、6年連続で「英語・英会話スクール」「プログラミング教室」が上位に
https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/32498
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しかし、PISAの常に上位にいる日本人が、なぜ英語だけは苦手なのでしょうか。
それは、英語の学習法の問題ではありません。
日本語と英語の相性が悪いからです。
そのことは、英語圏の人にとっても同様です。
英語圏の人にとって、日本語は最も学びにくい言語なのです。
====ChatGPT
英語圏の人にとって日本語を学ぶのは難しいとされています。その理由はいくつかあります。
構造の違い: 英語と日本語は基本的な構造が異なります。英語は主語-動詞-目的語(SVO)の順序ですが、日本語は主語-目的語-動詞(SOV)の構造を取ります。これはアルファベット、文法形式、礼儀、言語の基本的な構成に至るまでの違いをもたらします。
複雑な文字システム: 日本語は平仮名、片仮名、漢字の3種類の文字を使用します。平仮名と片仮名はそれぞれ46文字ですが、漢字は10万以上あり、日常的な使用のために約2,000の漢字(常用漢字)を覚える必要があります。この文字システムの複雑さは、26文字のアルファベットに慣れている英語話者にとって大きな障壁となります。
漢字の複数の読み方: 漢字は「音読み」と「訓読み」の2つの読み方があります。これにより、漢字を効果的に学習し使用することが複雑になります。例えば、「山」という漢字は「サン/セン」(音読み)または「ヤマ」(訓読み)と読まれ、文脈によって適切な読み方が決まります。
大きな語彙: 日常会話に必要な語彙数は、日本語では英語よりも多いです。日本語の日常会話の90%を理解するには約10,000語を知る必要がありますが、英語では約3,000語です。これは、同じ意味の複数の言葉が存在し、日常会話で異なる起源(和語、漢語、外来語)の言葉が使用されるためです。
発音と文法の挑戦: 日本語の発音は母音と子音が少ないため比較的簡単ですが、漢字の読み方を学ぶ際の発音の違いや、長音の正しい発音の習得は難しいとされています。また、五段動詞活用、敬語(けいご)、助詞の使用など、文法にも難しさがあります。
曖昧な表現: 日本語では曖昧な表現がよく使用されます。これは文化的な側面を反映しており、直接的な拒否や肯定を避けるため、あるいは礼儀を保つために使われることがあります。
これらの挑戦にもかかわらず、日本語の発音や文法構造(性別の区別や冠詞の規則がないなど)は、学習者にとって比較的簡単な面もあります。日本語を学ぶ難しさは、学習者の母国語や日本語に似た構造を持つ言語への熟練度に大きく依存します。例えば、中国語話者にとっては漢字がそれほど難しくないかもしれませんが、英語話者にとっては文法が全く異なるため難しいと感じることがあります。
日本語は世界で最も難しい言語の一つとされていますが、毎年約100万人が日本語能力試験(JLPT)を受験し、そのうち最高ランクのN1に毎年5万人以上が合格しています。日々コツコツと勉強すれば、日本語を習得することは可能ですので、勉強を続けてください。
総じて、日本語学習の難しさはその多様性にあります。構造、文字システム、語彙、発音、文法など、多くの面で英語との大きな違いが存在します。しかし、これらの挑戦を乗り越えれば、日本語の習得は非常に価値のある経験になるでしょう。
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日本人が英語を学びにくい以上に、外国人も日本語を学びにくいのです。
しかし、日本語は、50音表に見られるようにシンプルな構造でできています。
単数形と複数形による違いとか、男性名詞と女性名詞による違いもありません。
冠詞や定冠詞もありません。
だから、日本語は、会話の言語としては学びやすいのです。
====ChatGPT
日本語のシンプルさは、多くの言語学習者にとって魅力的な特徴の一つです。以下は、日本語が持ついくつかの簡潔さや使いやすさの例です:
性の区別がない: 日本語には男性名詞や女性名詞の区別がありません。これは、例えばフランス語やスペイン語のように、名詞に性がある言語とは対照的です。これにより、名詞の性に基づいた合わせ方や形容詞の変化を覚える必要がなく、学習が容易になります。
単数形と複数形の区別がない: 日本語では、ほとんどの名詞に単数形と複数形がありません。例えば、「犬」は一匹の犬も複数の犬も指すことができます。文脈や他の言葉(数詞など)によって、話されている内容が単数なのか複数なのかが明らかにされます。
冠詞がない: 日本語には英語の "a", "an", "the" のような冠詞が存在しません。これにより、名詞を使う際の複雑さが減り、言語の構造がより直接的かつシンプルになります。
文法の規則性: 日本語の文法は比較的規則的で、例外が少ない傾向にあります。動詞の活用なども一定のパターンに従い、これが学習者にとっては覚えやすさをもたらします。
発音の単純さ: 日本語の音節は限られており、母音はわずか5つ、子音も少ないため、発音が比較的容易です。これは、音声の多様性が著しい言語(例えば英語)に比べると学習の障壁を低くします。
これらの特徴は、日本語が言語学習者にとってアクセスしやすい言語である理由の一部を示しています。文法的な複雑さが少なく、言語の構造が直感的であるため、基本的なコミュニケーションスキルを習得することが比較的容易になります。もちろん、漢字のような挑戦的な要素もありますが、基本的な文法と発音の単純さは、日本語学習の魅力的な側面です。
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日本語と外国語の間には、学びにくい面と、学びやすい面の両方があります。
しかし、総じて言えば、日本人が英語を学ぶとか、外国人が日本語を学ぶとかいうこと自体に、そもそも無理があります。
そのことを実感として感じている人は多いと思います。
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子供に英語を習わせても話せるようにならない理由
https://agora-web.jp/archives/231217232619.html
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では、どうしたらいいかというと、何も問題はありません。
言語の違いは、今後、AGI(汎用人工知能)によってカバーされるようになります。
例えば、ネット上のAGIに接続されたへドッセット(イヤホンとマイクがセットになったもの)があれば、どの国の人とも自由に話ができるようになります。
英語でも、中国語でも、スワヒリ語でも、何語の人とでも自由に話ができるようになるのです。
英語を真面目に勉強してきた人や、今、英語を真面目に勉強している人は、この展望に反発を感じると思います。
坂本龍馬の逸話と同じです。
剣術を真面目に練習してきた人に、「これからは、刀の時代ではなくピストルの時代だ」と言い、次に、ピストルを準備してきた人に、「これからはピストルの時代ではなく『万国公法』という書籍の時代だ」と言ったという話です。
時代は、大きく変わっています。
教育で、何よりも大事なのは、創造性を育てることです。
英語だけでなく、国語も、算数数学も、理科も、社会も、知識の勉強は、単なるツールです。
ツールは、すべてAGIに任せることができるようになります。
ツールではない身体的な勉強は、日本語と数学と歴史です。
日本語と数学と歴史は、知識としてではなく、身体的に把握しておくことが必要だからです。
その身体的な勉強の中で最も大事な学力は日本語です。
日本語の学習で大事なことは、難しい本を読む力をつけることです。
目先の流行にまどわされることなく、本当に必要な勉強を続けていきましょう。