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記事 1202番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/1/1
東日本を放棄し、これ以上の犠牲を出さず、天皇陛下を中心に、全国民の力で日本を再建しよう as/1202.html
森川林 2011/03/18 00:50 


 福島で巨大な火山の噴火があったのだとでも考えよう。
 自然の力を前に、人間の尊い犠牲をこれ以上投入するのはもうやめよう。
 このあと、原発は、再臨界を起こし、更に大きな核分裂を引き起こすだろう。
 東日本の住民は、静かに計画的に西日本に移住し、西日本を中心に、全国民の力で日本を再建しよう。

 中心になるのは、天皇陛下だ。
 天皇が、日本と世界の政治に精通し強力なリーダーシップをとれる人物に、政権を委託するのである。
 当面、時限立法で、すべての権限を臨時救国政府に集中し、
 日本人が、考えられる最悪の条件のもとで、最善の行動をとったと言えるように努めよう。

====3/18 15:00 追加説明====

 以上の記事をアップロードし、言葉の森のHPのトップにも掲載していたところ、言葉の森の講師から、「内容に問題があるのでは」と指摘を受けたので、トップページからははずしておきました。
 言葉の森の目的のひとつは、日本の社会をよくすることです。日本が、今大きな問題に直面しているときに発言しないで、いつ発言するのかという気持ちで記事をアップしました。
 ニュースなどを見る範囲で言うと、多くの人は、事態の深刻さに対する危機感が薄いように思います。それは、肝心の情報が明らかにされていないのでやむをえない面もあると思います。

 記事の内容で、いくつか補足説明をします。

 「東日本」とは、福島県やその周辺の県だけではありません。言葉の森の事務局のある横浜市も含めて関東地方全域が含まれるということです。当面は、風向きの関係でその可能性は大きくはありませんが、天候次第でいつでも関東地方が放射能におおわれる危険性があるということです。そう考えるからこそ、事態は緊急なのです。

 「放棄」というと見捨てるようで抵抗があるという声もありましたが、今、必要なのは、救助に向かっている人たちにこれ以上の犠牲を出さないということです。今の対応は、予測のつかない規模に拡大しつつある災害に対して、竹やりと精神力で向かっているという状態だと思います。

 「天皇」というものに対するアレルギーが意外にも多くの人にあることに驚きました。ある意味で、この部分がいちばん抵抗があったのかもしれません。しかし、天皇は、現在の日本で、唯一どことも特定の利害関係を持たずに、国民の中に親しみを持って認められている存在です。そして、過去の歴史を見てもわかるように、明治維新も、終戦も、天皇の名前によって初めて穏やかに転換することができました。現在の未曾有の国難に対しても、日本国民の象徴である天皇が、最も多くの国民を納得させることができると思います。

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日本の真の独立国家としての再生を as/1201.html
森川林 2011/03/17 08:36 



 原発は、今後、燃料の再臨界が起こり、更に大規模に核分裂反応を長期間継続させると考えられます。

 大爆発時に北東の強風が吹き荒れていれば、首都圏は汚染で住めなくなると思いますが、そういう偶然はまずないでしょう。しかし、何度かは首都圏では、外出できない事態が生じると思います。

 原発地域の周辺は、これからかなり長期間立入禁止になります。大規模な湖水の中に原発を沈め、原発温泉のような形にすることも将来的には考えられると思います。



 今回の事故を、日本を発展させる機会にすることができます。

 第一は、政治の強力なリーダーシップを作り出すことです。衆議院参議院の二院制をやめ、小選挙区制を中心に、リーダーが強力な権限を持って日本を立て直すことのできる政治を作ることです。これが、多くの人の合意になれば、今回の事故を日本がひとつにまとまる機会にすることができます。

 第二は、新しいエネルギー開発に向けての動きが進展することです。日本の最大の弱点は、エネルギーを外部に依存しなければならないことでした。これ以外の弱点は、政治も、軍事も、農業も、教育も、すべて工夫次第で何とかなるものですが、エネルギー問題だけは国内では解決ができませんでした。それが、やはり日本人全体の合意によって、今後根本的な解決に向かうと考えられます。

 こうして、日本が、政治的にも経済的にも真の独立国家として再生することが、今回の事故の最終的な結末になるようにがんばっていきましょう。

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大きく土のうで囲み水没させて湖に沈める as/1200.html
森川林 2011/03/17 06:21 



 福島原発の事故は、全く収まる見通しがありません。これまで、だれも予想しなかった事態が起きているので、これからも予想の範囲を超えたことを起きると考えておくべきでしょう。

 昨日、川を引き込むか、海に引き込むかという案を書きましたが、もうひとつ。時間はかかりますが、周囲に高い土のうをつんで水を注入し、福島原発の周辺を湖の中に沈めるという対策も考えられます。

 しかし、いずれも、事態をこれ以上悪化させないための対処的な方法ですから、問題そのものは今後も長期間続きます。

 専門家は、国民を安心させる情報を出すのではなく、むしろ最悪の場合どういう事態まで進むのかということを伝える必要があります。そして、私たちは、最悪のレベルごとにどういう対応をとるか考えておく必要があります。最後に頼りにするのは自分の判断です。

 この事故を新しい時代の始まりと考えて、日本の未来に、原発事故の被害を上回る大きな青写真を作っていきましょう。

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