ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 1396番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/21
小学1年生のころの勉強ほどシンプルに(facebook記事より) as/1396.html
森川林 2012/01/10 07:51 


 川の石が長年の間に丸くなるように、
 時間がたつと何でもシンプルになる。
 子供たちの勉強も、
 長続きするものはシンプルだ。

 おとなはつい、目先の変化のあるものや複雑なもので子供たちの興味を引こうとしますが、そういうやり方は長続きしないので、すぐにまた変化が必要になります。

 いろいろな勉強の方法を複雑に組み合わせてあれもこれもやるよりも、昔ながらのシンプルな勉強を毎日続けていくことが本当の学力になります。

 そのシンプルさに慣れるのが小学1年生のころです。

 勉強は、単純なことを単純に続けていくものだと初めからわかれば、あとの勉強も楽に続いていきます。

 最初に、面白そうなカラフルな刺激のあるやり方で次から次へと勉強をさせてしまうと、勉強とはそういうものだと思ってしまうので、かえってあとが続かないのです。


 今の時代は子供たちの勉強も、飽食の時代になっているようです。

 あまりにも、おいしそうなメニューがたくさん並んでいるので、ついあちこち手をつけて、結局食べきれなくなってしまう子も多いのでしょう。

 お祭りのようなにぎやかなメニューは、たまにあるからいいのです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

kira 20160908 52 
 親子作文は、いい習慣になりますね。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
facebookの記事(165) 

記事 1395番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/21
自分で作る時代の自学自習(facebook記事より) as/1395.html
森川林 2012/01/09 08:02 


 誰でもみんな、聞くよりも話す方が、
 教わるよりも教える方が、
 貰うよりも作る方が、
 好き。

 だから、静かに聞いていなさいというのは、もともと少し無理がある。

 そのかわり、自分でやりだしたことは、止めようとしても止まらない。

 子供たちが、勉強には全然熱中しないのに、遊びや部活に熱中するというのは、熱中というものが面白いかどうかよりも、自分の意思でやっているかどうかにかかっているからです。

 だから、毎日の勉強も、なるべく親や先生に教わるという要素を少なくして、自分のペースでやるものにしていくといいのです。

 つまり、お父さんもお母さんも先生も、なるべく子供に教えるという要素を少なくして、横から見守っているだけの時間を長くするようにした方がいいのです。

 江戸時代の寺子屋の教育法は、子供たちが自分で学ぶ教育法でした。

 しかし、明治時代に欧米から導入された教育法は、教える教育法でした。
 それは、明治時代が、欧米に追いつくことを目標にしていた時代だったからです。

 しかし、現代の日本は、もう誰かに追いつくよりも、自分で道を開いていかなければならない場所にいます。

 だから、これからも教育も、教わる教育から自分で学ぶ教育に大きく転換していく必要があるのです。


 ということで、今日のテーマは、自分で学ぶ。

1、自分で学ぶことについてひとこと、
 又は、
2、「じ、が、く」「じ、しゅ、う」で五七五、
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 身の回りだけを見ていると、世の中は昔と同じように進んでいるようですが、歴史の目で世界を見ると、道は大きな急カーブにさしかかっています。

 これまでの直線コースで必要なのは、馬力だけでしたが、これからは、カーブを曲がるハンドルさばきも必要になってきます。

 昔と違って、手本はもう欧米にはありません。ハンドルも、自分の手で動かしていく必要があるのです。(人の手で動かしたらよけい危ないし(笑))

 それでは、今日も軽やかなハンドルさばきでいい一日をお過ごしください。

ttp://www.facebook.com/photo.php?fbid=295290243850480&l=383bfea9a9

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
facebookの記事(165) 
コメント1~10件
読解問題の解き Wind
面白かった 10/11
記事 4027番
長文の暗唱のた たろー
この世で一番参考になる 9/30
記事 616番
「桃太郎」を例 匿名
役に立った 8/15
記事 1314番
日本人の対話と 森川林
ヨーロッパの対話は、正反合という弁証法の考え方を前提にしてい 8/6
記事 1226番
日本人の対話と よろしく
日本人は上に都合がよい対話と言う名のいいくるめ、現状維持、そ 8/5
記事 1226番
夢のない子供た 森川林
「宇宙戦艦ヤマトの真実」(豊田有恒)を読んだ。これは面白い。 7/17
記事 5099番
日本人の対話と 森川林
 ディベートは、役に立つと思います。  ただ、相手への共感 7/13
記事 1226番
日本人の対話と RIO
ディベートは方法論なので、それを学ぶ価値はあります。確かに、 7/11
記事 1226番
英語力よりも日 森川林
AIテクノロジーの時代には、英語も、中国語も、つまり外国語の 6/28
記事 5112番
創造発表クラス 森川林
単に、資料を調べて発表するだけの探究学習であれば、AIでもで 6/27
記事 5111番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習