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記事 140番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/12/29
放送授業、5月1日スタート予定 as/140.html
森川林 2007/04/19 19:40 
 言葉の森では、5月1日から、全学年の放送授業を開始する予定です。
https://www.mori7.com/nagisa/index.php
 これは、これまで通学の教室で行っていた授業をもとに、新たにシナリオを書き5〜10分程度のストーリーにまとめたものです。
 5月1週目は、連休のために先生の電話指導を受けられない曜日がいくつかあります。そういう方も、この放送授業を見ればよくわかるというものにしたいと思っています。
 今、決まっているキャラクターは、ゾウ、パンダ、カエル、ニワトリ、ブタの5匹です。
 楽しみにお待ちください。
    

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記事 139番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/12/29
海外から日本への作文送信方法について(その2) as/139.html
森川林 2007/04/13 11:14 
 海外から言葉の森を受講されている方は、これまで次のような方法で作文を送っていただいていました。
1、作文の丘から、パソコンで書いた作文を送信する
2、ファクスで先生の自宅に手書きの作文を送信する
 しかし、2のファクスで作文をやりとりすることについては、時差の関係で夜中にファクスが届いたり、地域によってファクスの送受信がしにくかったりという問題がありました。
 そこで、4月から、PDFファイルを「作文の丘」にアップロードしていただく方法に切り替えました。
 当面、すぐにはPDF送信に切り替えられない方については、教室にファクスを送っていただき、教室から「作文の丘」にアップロードすることにしました。

 この切り替えについては、実はもう少し周知のための時間をとるべきだったのですが、問題を早く解決したいということから、急遽4月からの変更をお願いすることになりました。海外の生徒のみなさんには、急な変更となってしまい申し訳ありませんでした。

 現在は、海外の生徒で手書きの作文を送ってくる生徒が対象ですが、将来は、国内の生徒でも希望があればPDF送信ができるようにしたいと思っております。そうすれば、郵便事情による返却の遅れなどの問題もなくなります。

 さて、この変更に伴い、次のようなご意見をいただきました。
「PDFの送信によって、作文自体の返却がなくなり講評だけになると、これまでの作文への直接の添削がなくなるので指導に支障があるのではないか」
 これまで、先生の赤ペンが入っていた作文返却がなくなると、確かに最初は物足りない感じがするかもしれませんが、指導上の支障はないと考えています。
 現在、作文への直接の赤ペンは、指導する先生個人の裁量で、誤字についてのチェック、いい表現や実例についての傍線、簡単なコメントなどを書いております。しかし、これらはいずれも、講評の上でカバーできます。また、作文への直接の赤ペン記入の割合が増えると、その生徒の指導内容を、事務局やほかの先生が把握できなくなります。そのため、言葉の森では、もともと赤ペンはできるだけ入れずに講評に書くという方針で指導しています。
 また、生徒からPDFのアップロードができるなら、先生の方でも、赤ペンで添削した作文をアップロードできるのではないかという声もありました。この点については、今後検討したいと思いますが、現在の方針としては、赤ペン添削に力を入れるよりも、講評重視で指導していきたいと思っています。

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記事 138番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/12/29
海外から日本への作文送信方法について as/138.html
森川林 2007/04/08 07:51 
 海外から言葉の森を受講されている方は、これまで次のような方法で作文を送っていただいていました。
1、作文の丘から、パソコンで書いた作文を送信する
2、ファクスで先生の自宅に手書きの作文を送信する

 1の作文の丘から送信していただく方法は、これまでどおり変わりません。
 2のファクスで送っていただく方法を、4月から次のようにさせていただきたいと思います。

2、スキャナなどでPDF化したファイルを、言葉の森のホームページにアップロードしていただく。
(すぐにこのやり方に対応できない場合は、しばらくの間、言葉の森あてにメールで添付ファイルを送信していただくか、ファクスで送信していただきます。その原稿を言葉の森からホームページにアップロードします)

 この変更お願いの理由は、下記のとおりです。
・ファクスによる送受信は、通信事情によって文字が鮮明に出ない場合がある
・ファクスによる送受信は、時差の関係で相手先に深夜や早朝に届いてしまう場合がある

 このPDFアップロード送信によって、次の点が変わります。
・先生から作文の添削返却はなくなり、講評だけの返却になります
・生徒のPDF化された作文が、ウェブに表示されるようになります
(生徒限定ページですが、お名前はペンネームでお願いします)

 PDF化に必要なものは次のとおりです。
・原稿を読み取るためのスキャナ
(CanoScan LiDE70が1万円弱で販売されていますが、どのような機種でもかまいません)
http://cweb.canon.jp/canoscan/lineup/lide70/index.html
・PDFを作成するためのソフト
(今売られているスキャナには作成ソフトが同梱されている場合が多いと思います。既にスキャナだけをお持ちでPDFソフトをお持ちでない場合は、ソースネクスト社の「いきなりPDF」2970円などが便利です)
http://www.sourcenext.com/titles/pdf/

 具体的な送り方
1、作文の丘に行き、左上のフォームにコードとパスワードと題名を入れて送信します。
https://www.mori7.com/oka/ipost.php
2、パソコンで書いた作文を送る場合は、そのまま本文の欄に作文を貼り付けて送信します。
3、手書きの作文を送る場合は、参照ボタンのところで、パソコンに保存したPDFファイルをアップロードします。(本文の欄には何も入れないでください)
※、スキャナやソフトが準備できないために、PDFアップロードができない場合は、しばらくの間、言葉の森あてに、メール又はファクスでお送りください。
メール:mori@mori7.com
ファクス:81-045-832-1466(24時間受付)

 同じ内容を「学習の手引」にも、「海外からの手書き作文の送り方」という見出しで掲載しています。
https://www.mori7.com/mori/gate.php

 以上、お手数をおかけして誠に申し訳ありませんがよろしくお願い申し上げます。

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記事 137番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/12/29
生きた知識が作文を上手にする as/137.html
森川林 2007/04/06 09:46 
 知識には、生きた知識と死んだ知識があります。
 受験期になると、よく時事問題の参考書が店頭に並びます。これらの参考書を読んで身につく知識は、クイズで聞かれたときに答えるのには向いていますが、生きた知識ではありません。その証拠に、いくらこれらの時事的な話題を参考書で覚えても、作文の中にそれらの知識をうまく生かすことはまずできません。
 小学生の場合の生きた知識は、主に大人との会話によって身につきます。だから、時事問題を生きた知識として身につけるためには、ニュースなどを話題にして、お父さんやお母さんが自分の考えを話してあげることが役に立ちます。お父さんやお母さんの知識は、参考書よりも精確ではないかもしれませんが、子供には身近な人の実感のこもった意見の方がずっと心に残るのです。
 知識のこのような仕組みを考えると、小学生の間は、子供を勉強部屋でひとりで勉強させるよりも、家族の中で勉強させた方が、より効果的な学習ができるということがわかります。長文音読なども、親が料理を作ったり新聞を読んだりしている横で子供が読むようにすれば、その長文に関する話題なども自然に生まれてきます。
 同じようなことが、高校生で書く小論文にも言えます。学校の勉強はしっかりやっているはずなのに、そこで学んだ知識を小論文にうまく生かせる人はほとんどいません。世界史や日本史などは、実例の宝庫のように思えますが、意外と小論文の実例としては使えないのです。
 では、どういう実例が使えるかというと、その人が読書の中で読んで身につけた知識です。だから、本をよく読んでいる生徒は、的確な実例を書くことができますが、本を読まずに勉強的な知識だけを詰め込んでいる生徒は、ありきたりの実例しか書けません。
 ところが、更に言うと、同じ読書でも、入門書や概論書のように知識が上手に整理されているものは、やはり実例にうまく生かすことができません。よく「○○入門」という書名の本がありますが、そういう本は、実は意外と生きた知識にはならないのです。
 それでは、どういう本が生きた知識になるかというと、それは原典です。どの分野でも、古典と呼ばれる定評のある本があります。書かれている内容が古くなっているように見えても、そこには、作者の生きた感情が流れています。それが、読み手にとって生きた知識につながるのです。

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森川林 20070409  
 留守番電話に、「精確」は「正確」の間違いではないかというご質問がありました。
 正確……正しいこと
 精確……精(くわ)しいこと
という使い分けですので、どちらでもいいと思います。
 ニュアンスとしては、「くわしくない」方です。

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記事 136番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/12/29
小2、小5、小6、中1の4.1週の長文はありません as/136.html
森川林 2007/03/30 18:48 
 小2、小5、小6、中1の課題フォルダで、4.1週に「長文を読んでおいてください」という指示が書いてありますが、これはミスプリントです。
 4.1週の長文はありませんので、書くことだけを決めておいてください。

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記事 135番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/12/29
長文暗唱の方法を開発中 as/135.html
森川林 2007/03/27 08:59 
 現在、長文暗唱の新しい方法を開発中です。
 私(森川林)は記憶力がよくなく、朝何を食べたか昼にはもう忘れているような状態でずっと暮らしてきました。最近は、毎朝同じような野菜だけ食べているので、忘れなくなりましたが。例えば、今朝は、キャベツ、ニンジン、水菜、レンコン、コンブ、シイタケでした。
 その私でも、学生時代に、好きな詩だけは暗唱したことがあります。

 例えば、萩原朔太郎。
  ここに長き橋の架したるは
  かのさびしき惣社(そうじゃ)の村より 直(ちょく)として前橋の町に通ずるならん。
  ……
は、345字でした。

 それから、中原中也。
  眞ツ白い嘆かひのうちに、
  海を見たり。鴎(かもめ)を見たり。
  ……
は、208字でした。

 それから、茨木のり子。
  <むかしひとびとの間には
  あたたかい共感が流れていたものだ>
  ……
は、508字でした。

 これらの詩は今でも覚えていて、ときどき暗唱すると、そのときの雰囲気がよみがえってきます。
 ところが、好きな詩は暗唱できたのですが、散文的な文章になると、同じぐらいの字数のものでもなかなか暗唱できません。
 そこで、これは、ただやみくもに覚えようとするのではなく、何か技術のようなものが必要ではないかと考えました。
 その技術の仕組みは、マラソン道場と高速聴読を組み合わせたようなものになる予定です。

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記事 134番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/12/29
中1「マキの山」の4.1週の長文はありません as/134.html
森川林 2007/03/24 12:17 
 中1の課題フォルダで、4.1週に「生きるということ」という長文の題名が入っていますが、これはミスプリントです。
 4.1週の長文はありませんので、題名課題の「あだなはよいか」で書くことを準備しておいてください。

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記事 133番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/12/29
型と自由 as/133.html
森川林 2007/03/13 11:21 
 子供の作文が型にはまっていると注意を受けた人は多いと思います。
 言葉の森の作文指導は、型を重視したものだからです。しかし、この型を決める指導によって、どの子も、楽に自由に書けるようになっていったのです。
 人間は、もともと与えられた型で満足する存在ではありません。型が決まってくれば、自然にその型から離れて自由に書きます。しかし、逆に、型がないところでは、自由に書くということ自体ができなくなります。
 言葉の森に来る高校生の中で、成績が優秀なのに作文だけは苦手という人がときどきいます。共通しているのは、どう書いたらいいのかわからないということです。そこで、次のように指導します。「字数は短くていいから、最初の段落でこういう意見を書いて、次の段落でこういう実例を書いて、その次の段落でこういう実例に広げて、最後の段落でこういう形にまとめるといいよ。字数は全体で100字ぐらい書ければ十分だからね。」
 どうして「字数は短くていいから」ということを何度も言うかというと、大事なのは型であって、内容や分量ではないことをはっきりさせるためです。
 それで、実際に100字しか書けない生徒でも、書き終えたあとは、文章を完成させたという満足感が残ります。すると、次の週からは、もうどんどん書けるようになるのです。これまで、いかに型を教えられていなかったかということです。

 これに関連して、もっと自由な題名で自由に書かせたいというご意見をときどき受けます。
 自由に書かせるというのは、一見子供にとっても先生にとってもやりやすい勉強のように見えます。しかし、それが続くのはせいぜい数ヶ月です。
 自由に書かせていると、先生のアドバイスは自然に注意することに向けられます。最初のうちは、意味のある注意ができても、次第に注意することがなくなってきます。すると、「もっと心をこめて書きなさい」とか、「もっと子供らしく書きなさい」とか、「もっと気合いを入れて書きなさい」などという、子供にとって何をどう努力したらいいのかわからないアドバイスをするようになるのです。そのようにして、多くの子供が、作文は難しいものだと思うようになっていったのです。
 では、自由に書かせて褒める指導をすればいいのかというと、これもすぐに限界が来ます。いつも「よく書けたねえ」と褒めているだけでは、子供は次第に書くことに飽きてきます。
 課題があり、項目があり、目標があるからこそ、意欲的に勉強を続けていくことができるのです。

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●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

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