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勉強にも方法が必要(facebook記事より) as/1403.html
森川林 2012/01/16 09:33 



 アルキメデスは言った。
 てこがあれば地球でも動かしてみせると。
 努力や根性の差はせいぜい二、三倍だが、
 道具や方法の差は、十倍にも百倍にもなる。

 子供たちの勉強もそうです。

 勉強の道具と方法を知っているかどうかで、成果が大きく変わります。

 例えば、受験勉強の場合、志望校の過去問を勉強の戦略の中に組み入れていたかどうかが勉強の能率に大きく影響します。

 ところが、ほとんどの高校3年生は、過去問を最後の力試しのようなものとして位置づけています。

 こういう勉強の方法は、だれかに教えてもらわなければ気がつきません。

 同じことが、仕事にも、人生にもあてはまります。

 いい仕事をするには、何よりもいい道具と方法が必要なのです。

 弘法が筆を選ばなかったのは、筆にこだわらなかったということであって、悪い筆が好きだったということではありません。(あたりまえですが)

 勉強というのは、知識を身につけることよりも、知識を身につける方法を身につけるものなのです。


 ということで、今日のテーマは、道具と方法。

1、道具や方法についてひとこと、
 又は、
2、「ど、う、ぐ」又は「ほ、う、ほ」うで五七五(変な区切り方)、
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 子供たちの勉強の仕方を見ていると、方法を知らないために遠回りの努力をしているということがよくあります。

 たぶん、同じことが、大人の人生や仕事や子育ての仕方にも言えるのでしょう。

 方法を共有するという点で、インターネットは新しい道具となっているのかもしれません。


 それでは、今日も、いい方法を見つけて、うほうほと楽しい一日をお過ごしください。(ゴリラか)


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褒めるのはひとりひとり別の理由で(facebook記事より) as/1402.html
森川林 2012/01/15 09:01 


 いい子だけ褒めて、子供がみんなよくなるかというと、
 よくなるのは、その褒められたいい子だけ。
 みんなをひとりひとり別の理由で褒めるのが
 褒め方の工夫のしどころになる。

 大人はつい手を抜いて、いい子だけ褒めて済ませようとします。

 そして、それではみんながなかなかいい子にならないので、無理やり競争させようとしてしまうのです。

 例えば、兄弟で、上の子が本をよく読むのに、下の子があまり読まない場合、
「お姉ちゃんは本をよく読んだのにねえ」
と言っても、下の子は読むようにはなりません。

 例えば、作文の文集で、上手な作品だけ掲載してみんなの前で褒めても、ほかの子はその子のように上手な作文を書こうとは思いません。

 隣の子を、「○○ちゃんはとてもいい子なんだよ」と褒めても、自分のうちの子は、その子のようになろうとは思いません。

 いずれも、いい子を褒めれば褒めるほど、ほかの子は意地でも反対の方向に行きたくなるのです(笑)。

 褒め方は、ひとりひとり別の理由で、その子だけを褒めるのが、親や先生の工夫のしどころです。


 ということで、今日のテーマは、その子ひとりだけ。

1、その子ひとりだけについてひとこと、
 又は、
2、「そ、の、こ」又は「ひ、と、り」で五七五、
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 ひとりひとり別の理由で褒めるというのは、努力によってもできることですが、そういう天性もあるようです。

 サッチャー元首相は、一時、学校の先生になりたいと思ったそうですが、よく考えて、自分には先生になる才能がないとあきらめたそうです。

 確かに、サッチャーさんに勉強を教えてもらいたい子供は、あまりいないでしょう。

「今度の担任、サッチャー先生だって」
「わあ、やだー」
となりそう(笑)。

 サッチャーさんには、別の天性があったのです。

 それでは、今日もひとりひとりのいいところを見ながら、楽しい日曜日をお過ごしください。


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