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記事 1436番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/23
直線の教育から輪の教育へ(facebook記事より) as/1436.html
森川林 2012/02/09 13:32 



 千賀一生さんの「ガイアの法則」という本に、「輪の教育」という言葉が出てきました。
 ちょうど、言葉の森が考えていた森林プロジェクトの対話の教育と目指すところが似ていると思いましたので、その言葉を使わせていただきました。


 教える人がいて教わる人がいる
 直線的な一本道の教育から、
 対話と発表と交流の
 輪になって学ぶ教育へ。

 点数という基準を物指のようにあてて、その直線定規を少しでも前に進ませるような教育は、過去の人間不在の教育です。

 これからの教育は、自ら学ぶことが喜びとなるような教育でなければなりません。

 その要は、点数による競争ではなく、対話による交流で意欲が意欲の源泉となるような仕組みです。

 しかし、対話が成り立つためには、双方が豊かなものを持っていることが必要です。

 その豊かなものを育てるものが、毎日の読書や暗唱と新しい体験です。

 そのような輪の教育が家庭の中で生まれれば、それはやがて家庭の枠を超えて、地域の社会の中にも広がっていくでしょう。

 子供と家庭と地域の教育が、未来の教育の姿です。

 しかし、これは、まだ実現するまでに時間がかかります。

 今の社会では、まだ子供たちは、勉強とは人からさせられるもので、人に教えてもらうものだと思っているからです。

 それは、また大人の意識の反映でもあって、今の社会ではまだ多くの大人は、勉強とは、させられるもの、教わるもので、勝ち負けのあるものと思っているからです。

 だから、逆に、大学に合格して勝ち負けが一段落すると、もう勉強しなくてもいいと思ってしまう子も多いのです。

 大人も子供も、日々向上して新しいものを創造する、これが未来の理想の社会の姿だと思います。

 今の社会は、まだイス取りゲームのような社会ですが、未来の社会は、各人が自分らしいイスを作る社会です。

 みんなでイスを作り合い与え合う社会をこれから作っていきましょう。

 いいすか(笑)。


 ということで、今日のテーマは、輪の教育。

1、輪の教育でひとこと、
 又は、
2、「わ、つ、か」で五七五、
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 20世紀までは、奪い合い競い合うことによって進歩してきた社会でした。

 21世紀は、作り合い与え合うことによって進歩する社会にしていきましょう。

 それをまず教育から。

 それでは、今日もいい一日をお過ごしください。


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記事 1435番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/23
合格速報追加です as/1435.html
森川林 2012/02/08 18:26 
神奈川県立湘南高校
おめでとう!

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記事 1434番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/23
合格速報 as/1434.html
森川林 2012/02/08 17:27 
 合格の報告を受けた学校を紹介します。(順不同)
 これから新しい学校生活がんばってください。
古川黎明中
立教女学院中学(帰国子女)
宮城県日立一高付属中
名古屋大学教育学部附属高校
群馬県立中央中等教育学校
秀明中
日大三中
聖徳学園中学校
恵泉女学園中学校
東京純心女子中
麻布中

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国語の成績の根は読書(facebook記事より) as/1433.html
森川林 2012/02/08 09:51 



 国語の成績の根は読書。
 読書をせずに国語の勉強をするのは、
 根がないのに、
 枝ぶりをよくしよとするようなもの。

 中学受験を終えた子が言葉の森に来るきっかけは、ほかの教科の成績はよかったのに国語だけが悪かったということが多いです。

 高校までの一貫校なので、これからじっくり勉強したいというのです。

 昨日も、そういう新中1の子が教室に来ました。

 教室でこれからの勉強の手順を説明したあと、
「あ、それから毎週、そのときに読んでいる本を持ってきてね」
 すると、
「本ですかあ。うちに本ないんです」(笑)
 教室にある本を貸してあげました。

 それから、こんな子もいます。
 やはり、「本を持ってきて」と言うと、
「本は、『朝の10分間読書』で学校で読んでいるから、うちでは読まないんです」

 次のような子は、かなり多いです。
「勉強が忙しくて、本読めないんです」

 受験期にはそういうことはありますが、受験中でも何でもない子が、勉強が忙しくて本が読めないとなると、かなり問題です。

 国語の成績がいい子は、実は国語の勉強のようなことはしていません。本が好きで毎日本を読んでいるだけです。

 例えば、1日30分本を読んでいる子がいたとします。

 一方に全然本を読まない子が、週に2回各1時間半、塾や予備校で国語の勉強をしていたとします。

 最初の子の方が、あとの子の2倍以上、文章を読んでいる時間が長いのです。

 こういう裾野の部分が全然違うために、ちょっと国語の勉強をしたぐらいでは国語の実力はつかないのです。


 そこで、今日のテーマは、読書と国語。

1、読書や国語についてひとこと、
 又は、
2、「ど、く、しょ」又は「こ、く、ご」で五七五、
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 もちろん国語の成績を上げるコツはあります。

 それは、実際に国語の問題を解かせて、どういうふうに答えるかを理詰めに説明する方法です。

 でも、それは、慣れればだれでもすぐにできるものです。

 ところで、読書だけでは、国語の成績が伸び悩むときが来ます。それは、中学、高校と学年が上がったときです。

 このころになると、読書の量ではなく質が問題になってくるので、難しい文章を読む時間がないと、国語の力がつかないようになるからです。

 だから、国語の勉強に結びつく読書は、好きな本の多読と、難しい文章の復読(繰り返し読むこと)です。

 そして、受験前になったら、過去問をやって解答のコツを理詰めに教えてもらえばいいのです。


 2日間の雨も上がり、今日は青空が見えてきました。

 今日は暖かないい天気になりそうです。

 それでは、今日も読書を楽しみながらいい1日をお過ごしください。


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家庭で子供に勉強を教えるとき、大事な4つのコツ as/1432.html
森川林 2012/02/07 15:30 



1、最初は子供もやる気があります。しかし、そこでやらせすぎずに、必ず八分目で止めておくことです。

2、注意する、直す、教えるという姿勢があると、どうしても叱ることが多くなります。いつも笑顔で見守るだけにしましょう。

3、親の都合で休まないこと、休んだらほかの日に埋め合わせをしないこと。毎週決まった日の決まった時間に続けましょう。

4、毎日の勉強には、毎日の声かけが必要です。そして、音読や暗唱がどんなに下手でもいつも明るく褒めてあげましょう。


▼その1、勉強は八分目で止めること

 子供は新しいことが好きです。初めての勉強では、普段とは違う熱心さで取り組みます。しかし、そこで、親がそのままやらせてしまうと、最初の勉強で飽きてしまい、そのあとの勉強の意欲が低下します。これは、勉強でも、遊びでも同じです。「もうちょっとやりたいなあ」というところで止めておくのが親の役割です。

 また、親は、子供が最初に無理してがんばったところまでを当然できるものと思い込み、次の勉強でもそこまでやることを要求しがちです。すると、子供は、がんばると損だということを学習してしまうので、かえって手を抜いて勉強するようになります。最初からどこまでやるかという基準を決めておき、そこまでできたら褒めるというようにしましょう。


▼その2、注意しない、直さない、教え込まない

 子供のやることは欠点だらけです。字を間違えたり、読み方が下手だったり、教えたことがなかなかできなかったりします。教えたことが何度言ってもできないとき、親はついもっと熱心に教えようとします。しかし、なかなかできないのは、教え方のせいではありません。子供の努力不足でもありません。ただ子供にまだ受け入れるだけの準備がないだけなのです。

 欠点を直していると、子供はだんだん勉強が嫌いになり、親は熱心にやればやるほど叱る回数が多くなってきます。その結果、子供も親もくたびれてしまい、かえって勉強が続かなくなってしまうのです。だから、どんなに欠点があっても、いつもにこやかに、いいところだけ褒めて励ましていくことです。そして、褒める一方で、気長に毎日の音読、暗唱、対話、読書の自習を続けていくことです。勉強は、教え込まずに気長にやっていくことが大切です。


▼その3、親の都合で休まずに、決めたルールを守る

 親子だと、ついなれあいが出てきます。自分の子供を教えるときでも、他人の子供を教えるようなつもりで、いつも決まった曜日の決まった時間に始めるというルールを守りましょう。そのためには、勉強の習慣が定着するまで、アラームなどをセットしておき、うっかり忘れのないようにすることです。

 どうしても親の都合の悪い日は、きちんと理由を説明して子供を納得させたうえで休むようにしましょう。その場合でも、休んだ分をほかの日に埋め合わせることはやめましょう。一度でもそういうことをすると、いつでもそういうことをしたくなります。決めたことは必ず守るという親の姿勢を見て、子供も正しい生活習慣を形成していくのです。


▼その4、毎日飽きずに声かけ、毎日飽きずに褒める

 子供は、一度決めたことを自動的にずっと続ける機械のようなものではありません。毎日の自習は、親が毎日声をかけるから毎日できるようになるのです。声をかけない日が何日か続けば、すぐに習慣は途絶えてしまいます。毎日の自習を習慣にするためには、朝ご飯の前や夕ご飯の前など、確実にできる時間を確保しておくことです。「いつかやっておきなさい」という言い方はいちばんダメです。また、親自身、自分の声かけが習慣になるまでは、アラームをセットしておくなどの工夫をすることです。

 毎日の声かけと同じように大事なことが、毎日褒めることです。子供が音読や暗唱をしたら、その読み方がどんなに下手であっても、必ず、「よく読めたね」「だんだん上手になってきたね」と褒めてあげましょう。不思議なことに、注意しても直らないことが、褒め続けるだけで直っていくのです。


八分目、直さない、決める、褒める、この4つですべてがうまく行く

 八分目でとどめる、注意したり直したりしない、決めたことをまず親自身が守る、いつも明るく褒める。この4つの姿勢が身につけば、ほかの勉強も生活習慣もすべてがうまくできるようになります。そして、いつもにこやかに親子で対話を楽しむような生活ができるようになります。親は楽しくのんびり褒めるだけ、子供は素直でいい子で何でも熱心に取り組む、そういう理想の親子関係ができるのです。

 この土台ができるのは、子供が小学校低学年のうちです。低学年のころは、親の都合で何でも進めることができます。子供は、親に言われたことなら何でもします。そういう時期にこそ、親は自分を自制して、将来理想の親子関係ができるように、子供の接し方に工夫をしていく必要があるのです。


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桃~産まれてー 20120207  
すごいf(^ー^;家の親とは、大違い(・・;)))

森川林 20120208  
 そう。大体のお母さんやお父さんは勘違いしているので、それを将来自分が大人になったとき生かしていってね。

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勉強も八分目で長続き(facebook記事より) as/1431.html
森川林 2012/02/07 08:19 



 食事も勉強も腹八分目。。
 一度にいっぱい詰め込むと、
 2、3日しか続かない。
 八分目なら365日。

 昔、「365歩のマーチ」という歌がありました。
 途中で数え忘れそうな歩数ですが(笑)、そういう毎日の積み重ねが、子供たちの本当の学力に結びついていきます。

 八分目は、遊びでも同じ。

 ペットの子犬とボールで遊ぶとき、子犬が十分に飽きるまで遊んでしまうと、もうそのボールに興味を持たなくなってしまいます。

 作文の勉強でも、最初の1日目、子供は初めてのことで面白いのでどんどん長く書きます。

 しかし、それがその子の普通の姿なのではありません。初めてなので、ついがんばってしまった姿なのです。

 それを親や先生が、その子の実の姿だと勘違いして同じことを次の日も次の日もやらせようとすると、子供はだんだん息切れがしてきます。

 そして、こういうことを学ぶのです。

「がんばると、それがあたりまえのようになる……。がんばらない方が得だ!」

 では、親や先生はどうしたらよかったのでしょう。

 子供の努力に合わせてどんどんハードルを上げていくのではなく、その子の実力を見て、その八分目ぐらいをはっきりした基準として示してあげればよかったのです。

 例えば、作文の字数なら小学生の学年の100倍から200倍というような基準です。

 八分目の基準をはっきりさせるから、子供は安心して勉強に取り組み、長く続けていけるのです。


 ということで、今日のテーマは、八分目。(勉強でも遊びでも仕事でも)

1、八分目についてひとこと、
 又は、
2、「はち、ぶん、め」で五七五、
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 今日は、春一番というぐらい、強い風。

 でも、暖かいので、風に揺れる草木も何か喜んでいるようです。

 立春も過ぎて、春もそろそろ八分目。(と言うかなあ)

 もうすぐ来る百パーセントの春に向かって、今日もいい一日をお過ごしください。
 
 
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実力をつけるための勉強と合格するための勉強の違い(facebook記事より) as/1430.html
森川林 2012/02/06 08:58 



 実力をつけるための勉強は、
 低学年のとき。
 合格するための勉強は、
 受験生のとき。

 実力をつけるための勉強と合格するための勉強は、実はちょっと違います。

 実力をつけるための勉強は、基礎となる教材を反復して100%自分のものにすることです。

 受験に勝つための勉強は、志望校の過去問を研究してその志望校に合格するための勉強をすることです。

 これを逆にしている人がよくいるのです。

 低学年のうちから、テストでいい成績を取るために勉強させてしまうというのはそうです。

 低学年のころから他人と比較して勝ち負けを競う勉強をしていると、勉強は苦しいものだという気持ちができてしまいます。

 一方、受験生のなのに、志望校の過去問を受験する直前に腕試しのつもりでやる人がいます。

 過去問は、受験する1年前に研究して、受験勉強は過去問対策としてやっていくものです。(だから、いま高2の人は、この3月から過去問に取り組んでみることです)

 なぜ、そういことを教えてくれる人がいないかというと、あまり早めに過去問対策をされても、教える側が困るからです。

 低学年にも、受験生にも共通していることは、他人のペースではなく自分のペースで勉強していくことです。


 そこで、今日のテーマは、自分のペース。

1、自分のペースについてひとこと、
 又は、
2、「じ、ぶん、の」又は「ぺ、え、す」で五七五、
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 今日は、西の空から雨模様です。

 芽生える前の植物たちのために、恵みの雨を降らしてあげようということなのでしょう。

 それでは、今日は、雨雲を眺めながら、自分のペースでいい一日をお過ごしください。


 話は変わって、ここのところ投稿やコメントのお返事ができなかった言い訳です。(^^ゞ

 言葉の森では、今、森林プロジェクトという名前で、お父さんやお母さんが、自分の子供(又は、その友達も含む)に、作文、読書、暗唱を教える教室を自宅で開くという計画を進めています。

 これまでの言葉の森の教室の仕組みと、その新しい森林プロジェクトの仕組みをシステム的につなげるためのプログラミング作業がずっと続いていました。

 ほぼ毎日、朝から晩までずっと同じ仕事。
「カタカタカタ、あ、またバグだ(笑)」

 なぜそういことを自分がやるかというと、システムの仕事は、全体のことを知っている人でないとなかなかできないからです。

 それがやっと今朝、最後の仕上げのところまで行きました。

 これから、たまりまくったメールなどに返事を書く仕事です。<(_ _)>

 ちなみに、森林プロジェクトの記事は、このあたりが参考になると思います。
https://www.mori7.com/index.php?e=1371

 まだ外見上直していないところがたくさんあるので、あまり問い合わせはしないでください(笑)。

 これからもっとわかりやすいページを作っていく予定です。

 それでは、今日も、みなさんにとっていい一日になりますように。


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ムーミン 20120206  
有難うございました。

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記事 1429番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/23
頭をよくする作文の勉強(facebook記事より) as/1429.html
森川林 2012/02/05 13:04 



 頭のよさは、使える言葉の多さに比例する。
 ただ読めるだけの言葉ではなく、
 手足のように自由に使える言葉が、
 考える力のもとになっている。

 子供たちの作文を見ていると、どの子も、毎年少しずつ語彙の種類が増えています。

 しかし、その進歩の度合いは、かなりなだらかです。

 見た目を上手に書くテクニックのようなものはありますが、いちばん大事なのは、自由に使える語彙を増やしていくことです。

 語彙を増やすためには、語彙だけを単独に増やそうとするのではなく、ある文脈の中でその語彙を読んだり書いたりしていく必要があります。

 作文力のもとになるのが読む力だというのは、そういう意味です。

 読む力をつけるためには、ちょっと難しい言葉の入っている文章を何度も繰り返し読んで自分のものにすることです。

 言葉の森で、暗唱や音読や読書の自習をすすめているのはこのためです。

 作文の勉強というと、作文そのものを直すようなことを考えがちですが、それはむしろ勉強の枝葉の部分です。

 そして、読む力を伸ばす勉強をしていると、作文力がつくだけでなく、考える力がつき、どの教科の勉強もできるようになってくるのです。

 だから、作文というのは、下手に勉強すると、これほどつまらないものはありませんが、上手に勉強すると、頭もよくなるし、親子の対話も増えるし、子供時代の記念にもなるし、これほど楽しい勉強はありません。

 これから、そういう楽しい勉強をもっと広げていきたいと思っています。


 ということで、もうお昼になってしまいましたが、今日のテーマは、よくなる頭(笑)。

1、頭をよくすることについてひとこと、
 又は、
2、「あ、た、ま」で五七五、
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 頭をよくすることと、成績をよくすることは、関係はありますが、実はちょっと違うものです。

 それは、実力をつけることと、勝負に勝つこととが、関係はあるがちょっと違うものであることと同じです。

 受験で作文がある子については、今ある実力でいかに上手な作文を書くかということが勉強の中心になりますが、まだ受験まで間がある子については、実力をつけることが勉強の中心になります。

 そして、作文の実力をつけるのは、読む力をつけ、考える力をつけることなのです。


 今日はのどかな日曜日。

 風はまだ冷たいようですが、どことなく春の雰囲気が感じられます。

 春の計画でも立てながら、今日も、ゆっくりいい一日をお過ごしください。


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ムーミン 20120205  
先生の教育論を、いつも参考にさせていただいております。
子供の中学受験を終え、親として、勝たせるための準備が足りなかったと、反省していたところ、本日のブログを拝読させていただきました。
実力をつけることと、勝つこととは、どう違うとお考えでしょうか?
また、実力をつけるべき時期はいつごろで、勝つための準備の時期はいつごろなのでしょうか?(例えば大学受験の場合)
是非、先生のお考えを伺いたいと思います。

森川林 20120208  
 勉強の場合は、入試の1年前から志望校の過去問に合わせた勉強にしていくといいと思います。
 それまでは、例えば学校や塾のテストでも、成績にこだわらないことが大事です。
 受験の本番では、わからないところにも答えを書き込んで1点でも得点を上げてくるという考えですが、それまでの模試などでは、わからないところは必ず空欄にして×をもらってくるというのが実力向上を考えたテストの受け方です。
 大人が言わないと、子供はなかなかわからないと思います。

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