ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 1474番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/12/4
家庭で作文の勉強をするときに授業の動画を利用。そして自分でも動画をシェア。 as/1474.html
森川林 2012/03/08 19:37 


(これは授業の動画ではなく、授業前の暗唱チェックの様子です)

 作文の勉強は、他の勉強と比べると、始めるときに大きなエネルギーを必要とします。だから、毎週同じ曜日の同じ時刻に勉強すると決めておきます。

 この時刻を守るということが、勉強を長続きさせるうえで最も大切です。つまり、親の都合で曜日や時刻を変更しないということです。変更するぐらいなら、その週の作文の勉強は休みにすることです。それぐらいはっきりと勉強する時刻を決めておくことが大事なのです。

 よくテレビやラジオの放送講座で、長続きする人は、その放送時間に合わせて勉強する人だと言われています。録音や録画をして、あとで時間があるときに見ようと思っている人は、録画がたまるだけで長続きしないようです。

 家庭学習も同じです。やると決めた曜日と時刻に合わせて、そのほかの生活の予定を調整していくことが勉強と生活を両立させるコツになります。

 ただし、親は、いろいろと生活が忙しいので、必ずしも子供の勉強時間に合わせて、勉強を見てあげる時間をとれないことがあります。また、親が一緒にいて子供に教える場合も、突然、「さあ、作文の勉強ですよ」とは言いにくいときもあると思います。

 そこで、言葉の森のホームページの授業の掲示板に、授業の様子を動画でアップするようにしました。これを見ると、家庭で親子だけで勉強する場合も、孤独にやっているのではないという感覚が持てると思います。そして、親が忙しい場合は、子供がこの動画を見ることをきっかけにして自分から勉強を始めるという形がとれるようになると思います。

 この動画のページは、実は参加型のページです。言葉の森が動画を提供するだけでなく、お父さんやお母さんが、その日の授業の説明を動画で撮影してyoutubeにアップし、そのリンクを貼りつけていただくこともできます。このシェア(共有)の精神が、森林プロジェクトの運動の重要な要素です。参加に制限はありませんので、機会を見てぜひやってみてください。(つづく)

※次は、作文を書いているときと、書いたあと。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
暗唱(121) 家庭で教える作文(55) 

記事 1473番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/12/4
森林プロジェクトの作文教育が目指す豊かさの理想(facebook記事より) as/1473.html
森川林 2012/03/08 07:53 



 豊かな日本を作ろう。
 そのためには、自分たちが心から求める豊かさが何かをはっきりさせることだ。
 これまでの惰性で豊かさを考えるのではなく、
 豊かさの理想を新しく創造しよう。

 日本にあるお金の大半は、使われないまま貯まっているので、それが国債の購入などに使われています。

 使われないお金を国が代わりに使っていると言っても、その使い道の多くは、利権を考えた使い道です。

 大事なことは、国民が、本当に使ってほしいところを指し示すことです。

 それはもう、橋や、道路や、建物ではありません。そして、新たに計画されている国民番号システムでもありません。

 国民が真に求める豊かさは、働くことが楽しくてたまらない仕事をだれもが自分の手ですることです。

 それは昔、人口のほとんどが農業に従事するような形で小さく実現していたときがありました。

 それを今度は、高度な科学技術とネットワークの基盤の上で、更に文化的、創造的に作り上げることのできる時代に私たちは生きています。

 お金は、わくわくできるものに使うことによって社会の中で回り始め、生きたお金となって社会全体を潤していくのです。


 そこで、今日のテーマは、豊かさの理想。

1、豊かさの理想についてひとこと、
 又は、
2、「ゆ、た、か」「り、そ、う」で五七五、
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 今日は、曇り空からやや雨模様。

 春の雨が大地を静かに潤して、もうすぐ楽しい春休みです。

 仕事をしている人の中には、春休みほど忙しいという人もいると思いますが、真に豊かな未来を目指して、今日もいい一日をお過ごしください。


(写真は「SOZAIjiten」より)
 小さな一滴もやがて海につながる。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

ちゃくちゃく 20120308  
豊かさとは何か、考えるときふと頭に浮かぶのはメーテルリンクの「青い鳥」です。雨の中を歩く喜び、働く喜びなど、経済力の発展とは別の次元で幸せがあると気づいている人は、実はずっと昔からいたのではないでしょうか。
今は10歳になった子どもに本を読むことを教え始めたとき、教育というよりは、人生の楽しみを分けてあげたいという気持ちのほうが強かったかもしれません。ここ数年の経済危機や自然災害、世界的な社会構造の変化などのニュースを目にするにつけ、先例のない時代を生き抜いていくわが子には、氾濫する情報の中から「本物を見抜く力」を養って欲しいと考えています。絶え間ない変化の中でも自分を見失わず、他者との関わりの中で生きていくこと、自分がかけがえのない存在だと心の奥底で信じている人こそ、どんな時も豊かであると思います。

森川林 20120308  
 ちゃくちゃくさん、ありがとうございます。
 本当にそのとおりです。先例のない時代だからこそ、自分自身が何を幸福に感じ、何を豊かと感じるのかという自分なりの基準を持つ必要があるのだと思います。
 これまでの社会では、経済的により豊かな生活をしたいということで、幸福の基準の最大公約数がありました。
 今でももちろんそういう幸福は大きな位置を占めていますが、これからは、経済的に豊かになったあと何を目指すのかということを考えなければならないのだと思います。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
森林プロジェクト(50) facebookの記事(165) 
コメント11~20件
……前のコメント
総合学力クラス 森川林
子供は、暇そうにしているのがいちばんです。 年がら年中がん 6/22
記事 5107番
さまざまな勉強 森川林
勉強は、作文と読書と算数数学と歴史を中心にやることです。 6/21
記事 5106番
作文力がこれか 森川林
作文力をつけるために必要なのは読書と対話。 出力の前に入力 6/19
記事 5105番
作文を書くとき 森川林
 接続語と助動詞は、実は重要です。  中学生や高校生で、文 6/18
記事 5104番
国語は、読む力 森川林
国語の力をつけるための音読は、1冊の問題集を繰り返し読むのが 6/16
記事 5103番
国語力は、テク 森川林
国語力をテクニックで身につけようという考えそのものがあさはか 6/14
記事 5100番
本当の勉強は、 森川林
子供は、自然に成長していれば、みんな時期が来ればそれぞれにが 6/12
記事 5098番
これから大学生 森川林
MMさん、ありがとうございます。 これは、10年以上前の記 6/12
記事 820番
これから大学生 MM
先生の書かれていることは今読んでもそのまま通じます。 10 6/11
記事 820番
毎週作文を書く 森川林
作文の勉強というのは、負担の大きい勉強です。 だからこそ、 6/11
記事 5097番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
Re: 標準新 森川林
 これは、確かに難しいけど、何度も解いていると、だんだん感覚 12/2
算数数学掲示板
標準新演習算数 あかそよ
3の1はできました。 2は、答えを見るとなんとか理解できま 11/23
算数数学掲示板
2024年11 森川林
●サーバー移転に伴うトラブル  本当に、いろいろご 11/22
森の掲示板
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習