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授業の丘に、3.2週の小6、中2、中3の動画をアップロードしました。
https://www.mori7.com/okajg/
書き方の説明というよりも、ほとんど雑談になっています。(^^ゞ
書き方については、今学期の練習項目が既に決まっているので、それに沿って書いていくようになっています。例えば、小6では、「長文の要約→自分の体験→家族などから取材した話→一般化した感想」という流れで、途中に、たとえやことわざを引用して1200字まで書きます。
作文の勉強で大事なことは、自宅で長文を読み自分なりに似た例を考えてくることです。ただし、中学生、高校生になると、教室に来てから初めて長文を読むという子もときどきいます。
従来の作文指導は、事後評価としての赤ペン添削が中心でしたが、赤ペン添削で作文が上手になるということはありません。
作文の勉強の流れを、(1)事前の準備、(2)事前指導、(3)作文練習、(4)事後評価、と考えると、実力をつけるためにいちばん大事なのは、(1)の事前の準備です。書いたあとの評価ではなく、書く前の準備で力がついてくるのです。
英語教育のポイントはやらせすぎないこと。
日本語が基本にあるという原点を忘れないこと。
日本語教育のポイントもやらせすぎないこと。
実物と体験が基本にあるという原点を忘れないこと。
小さい子供は吸収力があるので、与えれば与えただけ吸収します。
だから、子供はもともと天才です。
しかし、勉強の多くは、物事を分離し分析して理解する左脳的なものですから、勉強をさせすぎると右脳的な世界が乏しくなってきます。
小学生の英語教育の鵜沢戸久子さんは、子供に英語のCDを聞かせる時間は1日10分から15分と述べています。それ以上させると、日本語の能力が阻害されてしまうからです。
同様に、日本語も、読書で言葉だけのものを与えすぎると、実感の世界が乏しくなってきます。
絵本や図解で「この花の名前は桜」と理解するだけでなく、外に出て実際の花を見ながら、「桜が咲いている」と実感することで言葉は生きたものになってきます。
ルソーが後年なぜ自然教育を説いたのかというと、子供のころ本を読みすぎた自分の子供時代を失敗と感じていたからです。
左脳が物事を分離し分析する脳とすれば、右脳は物事と一体化し共感する脳です。
創造力とは異なるものの共通点を見つける力ですから、両方の能力がバランスよく成長していることが大切です。
頭のいい人に書類を分類させると、際限なく細かく分類してかえって使いにくくなってしまうことがあると言われています。
分離と分析が得意すぎると、大きくまとめることが苦手になるのです。
しかし、もちろん右脳だけを鍛えるのも問題です。
小さいころから運動をやりすぎている子の中に、読書が苦手という子が意外と多くいます。
大事なことは、親がひとつのアイデアだけで子育てをしないことです。
子供の様子をよく見ながら、バランスよく子供を育てていきましょう。
そして、いずれの場合にも共通する大事なことは、いつも明るく楽しく褒めて励ましながらやっていくことです。
バランスをよくするためにいつも叱っているなんていうのは逆効果(笑)。
そこで、今日のテーマは、バランス。(そういえば、ルソーの初恋の人の名前は、バランス夫人でした)
1、バランスについてひとこと、
又は、
2、「ば、らん、す」で五七五、
又は、
3、何でも自由にどうぞ。
日本列島に沿って動いていた龍のような雨前線も、次第に東に移動していき、今日は西から晴れ間が出てきそうです。
それでは、今日もいい一日をお過ごしください。