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新学年は、家庭学習を新しく始めるチャンス as/1491.html
森川林 2012/03/17 12:14 


 もうすぐ4月、新年度です。新しい月の始まりは、新しい勉強を始めるチャンスですが、特に4月は新しい学年になるということで、子供も前向きの気持ちになっています。

 こういう機会を生かして、これまでの勉強を見直し、親子でじっくり新しい勉強の計画を立てていきましょう。

 言葉の森の自習は、選択の幅がありますから、無理なく続けられる範囲を自分で決めていってください。大事なことは毎日続けることですから、原則として1日も休まないように続けていきましょう。

 忙しい日が2、3日続いて自習のできない日があると、そのあと自習の継続ができなくなることがあります。そういうときは、必ずお母さんやお父さんが、「ちょっと休みが入ってしまったけど、また、明日からやろうね」と優しく軌道修正してあげてください。

 自習の内容は、次のようになります。この中から、自分で続けられそうな範囲を決めていってください。



●1、読書

 まず読書10ページ以上。これは、全学年共通です。しかし、受験の最中は読書の時間が取れないこともありますから、そういうときは問題集読書で文章を読む時間を確保していってください。



●2、音読

 次に、長文の音読。小1と小2は、読解マラソン集の長文を毎日1題音読していきましょう。しかし、負担が大きい場合はやらなくてもかまいません。小3以上は、課題の長文を毎日1題音読していってください。長文は、何度も繰り返し音読する中で内容をより深く把握できるようになります。



●3、対話

 そして、親子の対話。毎日の長文の音読をもとに、子供がお父さんやお母さんに長文の内容と次の週に書く作文の話題を説明するという日を1週間の間に1日設けてください。家族の団欒の時間として、土曜日の夕方は長文説明の日(対話の日)と決めておくとよいでしょう。

 対話を面白くするコツは、子供の説明に合わせて、お父さんやお母さんが自分の体験を織り交ぜながら似た話をしてあげることです。そのための参考として、言葉の森のホームページの授業の掲示板やfacebookのグループなどを利用していくといいと思います。



●4、暗唱

 更に、毎日の自習として、朝ご飯の前に暗唱の時間を設けてください。暗唱は、覚えることが目的ではなく、繰り返し音読することが目的です。繰り返し同じ文章を音読していると、理解力、思考力、表現力がついてきます。

 暗唱は、小学校低学年のころがいちばん無理なくできます。それは、低学年のころほど素直に音読に徹底できるからです。学年が上がるにつれて、文章の内容を理解して覚えようという気持ちがわいてくるため、かえって暗唱がしにくくなります。

 暗唱は大人になっても効果のある勉強法ですから、子供が暗唱を渋る場合は、親も一緒にほかの文章を暗唱するようにしてください。親子で毎日暗唱を続けていれば、子供の暗唱の習慣も定着します。

 中学生や高校生で、今から改めて暗唱の自習を始めるのは難しいという場合は、1か月という期限を決めて毎日やっていってください。1か月で900字の文章を暗唱できるというコツがわかれば、将来必要性を感じたときにまた暗唱の勉強を始められると思います。



●5、問題集読書

 小学校6年生以上は、国語の力をつけるために、問題集読書をしていきましょう。入試に出るような難しい文章を毎日読んでいく練習です。

 1冊の問題集を何度も繰り返し読み、最終的に4回以上は読むようにしていきます。読みながら自分なりに面白いと思ったところに線を引いておきます。線はできるだけたくさん引くのがコツです。繰り返しの勉強は、音読や傍線のように手や口や耳を使ってやっていくと飽きずに続けられます。



 国語力は、すべての学力の基礎です。そして、国語力は、国語の勉強よりも国語的な生活の中でより多く身につきます。週1回の勉強以外に、できる範囲で毎日の自習に取り組むようにしていってください。

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正直と思いやりの日本文化(facebook記事より) as/1490.html
森川林 2012/03/17 06:19 


 人間の足が地面でつながっているように、
 人間の意識もどこかでつながっていて、
 みんなのためにいいことをしようと思えば、
 自然に応援が集まってくる。

 かつては、他人を押しのける強い力を持った人間が競い合って社会を発展させているように見える時代もありました。
 しかし、みんなの意識がつながりはじめ、他人も自分も同じだと思えるようになると、競い合うことではなく助け合うことが社会を発展させる道だということがわかってきました。

 欧米の文化は、個人の利益を第一に考えることから出発したために、個人の利益を実現するために、世界には策略をもって臨むという論理を発展させました。
 出発点がデカルトの「方法序説」だとすれば、その帰着点がドーキンスの「利己的な遺伝子」でした。

 日本の文化は、自分も他人も同じだという考えから出発しているために、思いやりと正直が、世界に対する基本的な接し方でした。
 日本には、デカルトもドーキンスもいませんでしたが、だれもが「笠地蔵」や「鶴の恩返し」の話を知っていました。

 策略を原理とする民族と、正直を原理とする民族が出会ったのが20世紀の歴史でした。
 そして、一時的に策略が勝ったように見えながら、今静かに正直の文化が復活しつつあるのが、今日の日本の姿です。

 日本人が、個人個人では一見弱そうに見えるのに、集団になると強くなるというのは、日本の社会が正直と思いやりを原理としているからです。


 ということで、今日のテーマは、正直。

1、正直についてひとこと、
 又は、
2、「しょう、じ、き」で五七五、
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 話は個人的なことになりますが、昨日は、ちょうど新学期の教材印刷の真っ最中でした。
 この印刷は、3台の高速プリンタを真夜中に一晩中フル稼働させるという学期ごとの一大イベントです(笑)。
 今回は、真夜中が間に合わずに、日中に印刷作業をしていましたが、突然プリンタが故障したり、インターネットのサーバーが停止したりというアクシデントがあり、気がついたら一日がたっていました。
 しかし、無事に印刷は完了しつつあります。(今、最後の印刷が終わるところ)


 今日、明日の日本列島は雨のようです。
 先日、天気図を見ていて、ふと春雨前線が龍の姿のように見えました。
 春の気候に浮かれて、龍が日本列島を訪問しに来ているのかもしれません。
 それでは、今日もいい一日をお過ごしください。

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