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互いの違いを認め合うのが対話のいいところ(facebook記事より) as/1668.html
森川林 2012/12/08 06:43 



 対話の基本にあるのは、相手を認めること。

 親ガメの背中に子ガメを乗せるときのように、

 子供が安定するためには、母親が安定していることが必要で、

 母親が安定するためには、父親が安定していることが必要だ。


 夫婦というのは、一般に仲がよくなくなる傾向があります。(^□^)

 互いに異なるものを持っているところに引かれ合ったからです。

 だから、その父母の異なる長所を受け継いでいい子が育ちます。

 対話のときは、その違いを生かし合うことです。

 子供は、父と母の話の互いによいところを吸収して賢くなります。

 対話は、欧米のディベートではありません。(何度も書くけど)

 相手を論破しても得るものは何もありません。

 互いの違いを認め合えば、子供はそこからより多くのものを吸収するのです。

 まあ、たまにはスポーツのような論争もいいけど(笑)。


 昨日の夕方は突然の地震。そして、北日本では突風。

 日本は、ここしばらくは、自然災害に対する心の準備が必要です。

 今年の冬は寒くなりそうですから、停電で電気の暖房が使えなくなってもいいように、防寒シュラフを用意しておくとよさそうです。

 あとはみんなの助け合い。

 16日の総選挙でも、どの党が勝っても負けても互いに相手のよいところを認め合うことです。

 かつての勝海舟と西郷隆盛のような、敵味方の話し合いのできることが日本のいいところのはずです。



 今日も快晴。

 風は強そうですが、いい一日をお過ごしください。

 (中根)

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これからの勉強はどうなるのか 3(国語の勉強) as/1667.html
森川林 2012/12/07 17:05 


 では、具体的に小学生のころの勉強はどのように進めていけばいいのでしょうか。

 小学校では、国語、算数、理科、社会、英語などを教科の勉強として習います。

 この中で、国語と算数以外は、特に小学生のときはしなくてもいい勉強です(してもいいのですが)。学習塾などでは、学校の勉強に合わせて理科や社会もやるようになっているところが多いと思いますが、そういう勉強に時間をかけるよりも、国語と算数だけを家庭学習で確実に習得し、あとは学校の勉強に任せておくのがいいと思います。

 国語の勉強の基本は、難しい文章を読む力です。それは、難しい語彙を読む力と、難しい内容を読む力の両方が含まれます。戦後の日本ではルビ(ふりがな)を使わない書き方が一般化したため、子供たちの漢字を読む力が低下しました。難しい内容を読む前に、難しい漢字が読めないという壁ができてしまったのです。

 したがって、小学校中学年のころまでに、小学校で習う漢字を全部読めるようにし、小学校を卒業するころまでに、中学校で習う漢字も全部読めるようにしておくことがこれからの家庭学習では必要になります。

 漢字の読みの力をつけた上で、小学生の中高学年のころに、中学入試の国語の問題文になるレベルの文章を読んでいきます。問題集の文章というと、勉強のような感じがすると思いますが、読む力がついてくると読み物としても面白いものです。ただし、読むだけの勉強は形が残らないのでつい忘れてしまいがちです。忘れないようにするためには、傍線を引きながら読む、読んだあと四行詩のような形で印象に残ったことを書く、音読で読むなどの工夫が必要になります。この中では、音読が手軽で続けやすいと思います。しかし、この音読も真面目に普通に読むと飽きるので、抑揚をつけた棒読みで読むという工夫をするといいと思います。

 漢字の書き取りは、漢字の読みが土台になっていますから、書くよりもまず読む練習を優先しておきます。漢字の書き取りは、ドリルのような形で勉強すると、書ける漢字を何度も書くことになり時間がかかります。江戸時代の漢字の書き取りの練習の仕方は、半紙に書かれた手本を何度もなぞりその半紙が真っ黒になるまで書くという方法でした。このように一文字を徹底して書いて覚えるという方法であれば無駄がありません。この繰り返しの回数は40回ぐらいと決めておくといいと思います。一般に漢字の書き取りの練習は、繰り返しの回数が少ないからです。(つづく)

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