【言葉の森を受講してよかった点】
・今回の期末テストは落ち着いてできて、今までにない良い点数でした。
・これから長い目で考えています。読書もなかなか進まないのでその点についてもチェックをしています。
・「まるで~」という表現を使うだけでこんなに作文がイキイキすると知った。
・作文を充実させる土台は、普段の生活で、親の考えや感想を共有したり、子供に「どう思った?」などと聞いたりすることだと実感できたこと。
・いろいろな表現方法で文章を書けるようになった。
・親が子供に作文を書かせようと思っても、週一でコンスタントにというのはなかなか難しいと思います。添削についても、ついつい感情的になってしまったり、否定的になってしまったりしがちなので、受講してよかったと思います。
・まだ始めてから間もないので、確かなことは言えませんが、上手下手は別として、文章を書くことに少しだけ抵抗がなくなってきたような気がします。読む方も、難解なものは除いて、楽しんで読んでいます。
・毎週、課題について考え、文章にまとめ、それを先生に読んでもらい、しかもほめてもらえる。本当にいいと思います。子供は楽しいと言っています。色々な文章が読めるのもとてもいいです。
・暗唱ができることに自信が持てたこと。
・記述問題に抵抗がなくなったこと。今までは50~60字でもふうふう言っていたのに、今では100字でも「なんだ、100字でいいんだ。」と楽勝気分でサラッと書けるようになった。
・文章の構成が読み取れるようになったこと。
・受講し始めてからまだ1回しか受けていないが、国語の摸試の偏差値が初めて70をこえたこと。(今までは55~63ぐらい。塾は行かず、摸試だけ受けている。)
・テーマを決めていただくことで、書く内容の幅が広がること。
・書くポイントがわかること。
・暗唱ができること。
・まだ始めたばかりですが、段落に分けて何を書くという指導があって、作文を書き始めるので、苦手な作文も思っていた以上に書き易く感じているようです。
・指導の先生の熱心さも本人に伝わっているようです。感謝いたします。
・国語の力がついた。
・やや難しい長文を読む機会ができてありがたいです。何回も読むことによって、自分なりに解釈できるようになるのが見ていて面白いです。
・もともと作文は好きでしたが、思いのままに書くようなスタイルでした。最初は、言葉の森のやり方に戸惑いがあったようですが、最近は慣れてきたようです。何度も繰り返して身につけばなあと思っています。
・作文を書く動機づけをしていただけたこと。子供が作文を好きになったこと。
言葉の森の勉強を始めて、すぐに成績が上がるという子がときどきいます。(しかし、70は上がりすぎですが(笑))
そういう子に共通しているのは、書き方を教えてもらって作文を書くという機会がそれまであまりなかったということです。
言葉の森以外の通信教材では、作文を書く前の前段階の準備としていろいろな場面を設定し、それらを短い文章少しずつ書いて、最後に作文としてまとめるという形をとっているところがほとんどです。ですから、1週間に1回のペースで書くというようなことはなかなかできません。
言葉の森の場合は、体験学習のときから、「最初にこう書いて、次にこう書いて、そのあとこう書いて、最後にこう書く」というおおまかな流れを説明します。そのため、ほとんどの子は最初から上手に作文を書くことができます。これで、書き方のこつがつかめるのです。
しかし、中にはそれでも書けない子がいます。そういうときは、通学の場合は別の説明をします。通信の場合は、教室に電話をしてくだされば、すぐに別の説明をします。その別の説明をすれば、例外なく誰でも書けるようになります。
そのあと、毎日の読書や音読の自習を続けながら、毎回の作文を褒めていけば、作文力はずっと向上していきます。最初のうまく書けた喜びを、毎日の自習に生かしていくことがこれからの課題になります。
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心はかけるが、手をかけない。
子供の読書の記録などで、お母さんがしっかりと読んだ本を全部書いて、ページ数まで記録していることがあります。
それはとてもいいことなので、子供もしっかりと成長しますが、時にそれがやりすぎになってしまうことがあります。
手をかけること自体はいいのですが、人間は、自分が手をかけると、それと同じことを相手にも要求してしまうことが多いからです。
「(お母さんはこんなにやっているのだから)あなたもがんばってね」とか、「(お母さんはこんなにやっているのだから)お父さんももっとやってね」とかいう気持ちがつい出てしまうのです。
ところが、子供もお父さんも、「やってね」と言われたことは抵抗なくできますが、「(やるのが当然だから)やってね」と言われたことは、意地でもやりたくなくなります。
そこで、親子げんかが(笑)。
あるいは夫婦げんかが(爆笑)。
人間って大変ですね。(とひとごとみたいに)
だから、いちばんいいやり方は、心はかけるが手をかけないということです。
自分がいちばん割の合わない役をやって、それを表に出さず、いつもにこにこしていればいいのです。
サウイフモノニ ワタシモナリタイ。
今日は新月。
地球と太陽の間に月が入ります。
◎ーー○ーーーーーーーーーーー●
地ーー月ーーーーーーーーーーー太
新月のときの願い事は、叶うそうです。
流れ星のときの願い事に比べると、格段に余裕があります。
アラームをセットして、今日もいい一日をお過ごしください。(17:41だそうです)
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今年の8月から10月ごろにかけて言葉の森の受講を始めた方を中心にアンケートをとらせていただきました。
その内容を何回かに分けて紹介していきます。(全4回で、最初の3回は「よかった点」、4回目は「質問や要望」です)
【言葉の森を受講してよかった点】
・暗唱力が上がった。
・気持ちを表す言葉や文章の表現力がついた。
・作文の書き方を指導してくださったおかげで、作文を書くことに抵抗がなくなったように思います。
・親も作文の書かせ方がわかり、気持ちが楽になりました。
・「言葉の森新聞」は、家庭学習のさせ方等参考になる記事が多く、助かっています。
・HPを見て、国語の勉強の仕方や読書の大切さなどがよくわかった。
・文章を書くことへの抵抗が減った。
・褒めていただくため、作文をはじめ、学習することに前向きになれた。
・暗唱はパソコン入力などはあまりさせる機会がなかったが、息子が挑戦し、達成感を味わっているように見える。
・言葉の意味がわからないときは調べたり、自分や親の経験を共有できるようになった。
・受講していない兄も一緒に暗唱をし、作文を毎週の課題に沿ってやることで、国語の勉強が生活の中で習慣化した。兄妹で刺激し合って、継続していきやすい。兄の方も力がついてきているのが良い点というか、ありがたい点です。
・作文の書き方、構成、ノウハウが理解でき、また、作文を書くことに本人が自信を持ち始めた。
・音読、読書の習慣ができてきたのでよかった。それを作文に生かしてほしい。
・毎回楽しく作文を書けることが本人のヤル気になっていると思います。俳句も上手にできていて、クラスから二人選出され、親子で喜んでいます。
・苦手意識があった作文でしたが、先生のご指導で楽しく取り組んでいます。これから先が楽しみです。
・たくさんの良い文章に触れる機会が増えた点。
・体験をしたそのときから作文力がついた。
・学校ではあまり作文の指導をしていただけないので、個人的にしっかり見ていただけてよかった。週1回でも作文を書く機会ができてよかった。
・担当の先生にはいつもほめていただき、苦手な作文にも子供は頑張って取り組んでおります。
・言葉の森新聞は大変勉強になります。
・毎週、いろいろな課題があって、楽しみながら書いています。
・分かりやすく説明してくれる。
・前よりも書くということに慣れた気がします。娘は深く考える性質であると考えられます。指導日から2~3日以内に提出できればよいのですが、いまひとつでしょうか。
・先生の言葉が待ち遠しいらしいです。
・今、はげましたり、課題のことを話すことで進めています。なかなか提出できず、すみません。
習い事は、始めたときが大事です。
最初はどの子も熱心にやります。そこで、いいところをたくさん褒めて、毎日の自習の習慣をつけておくことです。
しかし、もちろん習慣というのは、一度つけばそれでずっと続くというものではありませんから、ときどきチェックしては褒め直すというメンテナンスも必要です。
ところで、アンケートの回答にあった「2~3日以内に提出」というのは、がんばる気持ちはわかりますが、勉強が続けにくくなるいちばんの原因です。
電話のあとすぐに始めてその日のうちに終える、というのが長続きする勉強のスタイルです。人間はどうしても、あとがあると思うと先延ばししたがります。「明日やればいい」と考えると、明日まで持ち越すことが定着します。
今日やれないならその日は休み。休みにしないなら、最低限100字までは書いて提出する、などと決めておくことが大事です。
そして、そういうふうに休んだ場合や、部分的にしかやらなかった場合でも、そのことを明るく認めてあげることです。毎日の勉強はその日で区切りをつけて、やり残しているものがないという状態で過ごすようにしてください。
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世界の政治や経済が直面している問題は、過去からの問題です。
これらの問題は、いずれ片付くでしょう。(ハードであれ、ソフトであれ。)
大事なことは、そのあとの未来をどう作るかということです。
新しい世界の理想は、300年続いた日本の江戸時代にあります。
そして、幸福、向上、創造、貢献を目的として未来の教育の中にあります。
教育とは、学校の中だけで行うものではありません。
子供たちが安心して遊べる場所があり、一緒に夕飯を囲める家族があり、テレビやゲームはほどほどにコントロールされ、幼児期からの過度の競争教育はなくなり、地域社会のつながりの中で真に大事なものを生き生きと学べる機会があることです。
そして、そういう教育を作るためのさまざまな試みも、江戸時代に行われていました。
日本の過去の歴史に眠る豊富な財産を、未来の世界に創造的に生かすことが、これからの日本人の役割になると思います。
(中根)
今日も快晴。
空気が透明で遠くの方までくっきりと見えます。
それでは、今日もいい一日をお過ごしください。
(写真は、江戸時代の子供たちの手習い風景)
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今年8月から10月にかけて言葉の森を始めた生徒の保護者の方を対象にアンケートをお願いしました。
「言葉の森を受講してよかった点1」のあと、「2」と「3」の前に、「要望・質問」の方を先の掲載します。
▼が質問、●が回答です。
▼毎週ではなく、月2回などにしてほしい。
●月2回のようなペースですと、作文を書く習慣が定着せず結局長続きしません。ほかの通信講座では月2回や月1回のところがありますが、それは毎週の指導に対応できないという事情があるためだと思います。
▼目に見えて力がついているのかわからず、受講料が高いので長くは続けられない。学習塾より高いのでそれなりの成果を期待しているが、親にもわかる能力の指標がほしい。
●言葉の森の受講料は、ほかの作文通信講座と比べれば高くありません。ほかの通信講座の中には、回数が少ないために手頃な価格のように見えているところもあります。作文指導は、個人ごとのアドバイスが必要になるので、一斉指導のできる学習塾や、一律の答えがあるプリント学習とは性格が違うところがあります。
作文の力がついたかどうかは、言葉の森の場合、森リンの点数でわかるようになっています。長く続けている子ほど、学年が上がるにつれて点数が上がっていきます。しかし、知識を身につける教科の勉強と違い、その上昇度は、平均で年間3ポイントぐらいです。
「作文の勉強も客観的なデータで」
https://www.mori7.com/index.php?e=1549
この森リン点の推移がわかるように、言葉の森では、清書のときにできるだけ作文をパソコンで送信してくださるようにお願いしています。
▼「す○○」「ゆ○○」は何を意味しているのでしょうか。
●これらは先生のコードや生徒のコードです。
▼郵送物の意味がよくわからない。
▼HPがもう少し見やすくなればいいなと思います。
▼インターネットの表示がわかりやすいとありがたいです。
▼初めのころ、「学習の手引き」の見方がわからなくて困りました。週ごとのページの見方など、やるべきことがわからないと理解できなかったので、最初だけは「何をやるか」をまとめたものがほしかったです。
●言葉の森の教材とホームページは、30年という歴史があるために複雑になっているところがかなりあります。
今後、これらをもっとシンプルにしていきたいと思います。
わかりにくい点は、いつでもご遠慮なく事務局にお電話をしてお聞きください。
▼振替が土曜日にもできると助かります。
●土曜日は、朝9時から11時半までふりかえができます。
▼振替の授業も、できれば担当の先生にお願いしたいので、担当の先生の空き時間を公開してもらい、予約できるようになるともっと良いと思います。
▼できれば、休むときに同じ先生に指導してほしい。
●休んだときの振替の授業は、先生と生徒が個別に日時を約束する形にすると事務局で対応できないため、振替のお電話をいただいたときに担当できる先生が指導するようにしています。
しかし、同じ先生にという要望は多いので、今後休講などの際は、担当の先生が音声を録音してウェブにアップするような形も検討していきたいと思っています。
▼名作や古典、詩などの暗唱も取り入れてほしい。
●音読や暗唱の自習は、暗唱する素材を覚えることに意味があるのではなく、暗唱するという学習を通して書く力や考える力をつけることに意味があります。
言葉の森の暗唱の仕方を身につけると、同じ要領で、古典も詩も英文も暗唱することができるようになります。
▼要約の練習をさせてほしい。
要約の練習は、小5から月2回の感想文の練習のときに行います。物事を構造的にとらえることのできる年齢が小学5年生からです。小学4年生は、その要約の前段階の練習として長文から文を三つ抜き書きするという練習をしていきます。
要約の練習方法には、一段落ずつ短くまとめる方法や、文章の終わりの方の要点を中心にまとめる方法などがありますが、言葉の森の練習方法は、傍線を引きながら読み、大事なところを数か所選んでまとめるという方法です。
試験などで出る要約の問題は、点数の差があまりつきませんからすばやくまとめることが大事です。そのために、要約の字数を見て何文ぐらいでまとめるかを決め(1文50字見当で)、消しゴムなどを使わずに一挙に書き上げる練習をしていくといいと思います。
要約の練習を家庭で行う場合は、入試問題の文章などをもとに指定の字数でまとめる練習をします。要約の内容が元の文章に合っているかどうかを見るよりも、その要約の文章を読んで意味が通じるかどうかを見ていけば、家庭での練習も親の負担になりません。
▼長く書くのは抵抗がなくなってきたので、反対に短く端的に表現する練習を時々取り入れてほしい。
●確かに短くまとめることは大事です。昔は中学生の清書のときは短く書き直す練習をしていたことがありますが、今は特にそういうことはしていません。
普段の練習の中で、それぞれの段落ごとの字数の目安を決めて書くようにすると、指定の字数で書く練習ができます。
▼感情を表現する名詞(怒り、不安、いらだち、ときめき……)などを教えてほしい。
●作文に使える語彙は、知識として知っているものではなく、ある文脈の中で何度か読んだことのあるものです。ですから、感情を表現する語彙は、感情を表現する場面の多い物語などを読むことによって身につきます。入試でそういう語彙が必要な場合は、入試問題集に載っている物語文を繰り返し読んでいくといいと思います。
▼毎回の電話指導の時間を早めに切り上げた方がよいのか気を遣ってしまいます。できればもう少しゆっくり先生との時間がほしいです。
●先生の電話指導の時間は10分となっていますから、7、8分で説明を終えることが多いです。次の生徒の準備があるので毎回長く話すことはできませんが、そのあとの時間に必要なことは保護者と話をすることができます。事前に「先生へのひとこと」欄などに相談事項などを書いておいてくだされば能率よく話ができると┗思います。
▼作文能力向上のため、本人には、厳しいことでもどんどんご指摘お願いします。
●作文は厳しい注意をすればみんな苦手になります。学校でも塾でも、初心者の先生ほど厳しい注意をして、かえって子供たちに作文を書けないようにしてしまいます。ですから、厳しい注意を受けたら、その先生は作文指導に慣れていないのだと思ってもいいと思います。
作文力は、褒めることと、毎日の自習をつづけることでついてきます。言葉の森の作文指導は、項目と字数ができているかどうかで褒めていますから、家庭でもそれと同じ流れで褒めることを中心に見ていってください。
▼山のたよりの作文の評価が、提出した直近のものでないことが多いのが気になります。まあ、本人は、評価より、先生の言葉やイラストをそえた返却作文の方をよく見ていますのでいいのですが。
●例えば、月曜日に授業があった場合、書いた作文を火曜日の午前中にポストに投函すると、先生の手元に届くのが水曜日か木曜日になります。それを先生が金曜日のお昼ごろに評価を入れて送信し、それを金曜日に午後にプリントして発送するようになっています。郵便を利用する場合、この返却サイクルが最短の時間になりますので、場合によっては間に合わないことも出てきます。
作文をスキャナで読み込みウェブにアップロードする形であれば、確実に翌週には評価が出ますので、そのやり方にしていただいていもいいと思います。
「学習の手引」手書きの作文をインターネットから送る方法
https://www.mori7.net/mori/gate.php#307
▼人を納得させる、根拠のある(説得力のある)意見、ものごとを論理的に説明する能力などを鍛える方法はありますか?
●意見を書く又は述べるという場合、表現する語彙がどれだけ身についているかということが大事です。
子供たちの普段の会話は身近な話が多いですし、普段読む本も物語文のものが多いので、論理的な語意がなかなか身につきません。
長文の音読と、その音読をもとにした保護者への説明と対話をすることで、説明と意見の語彙が育ってきます。
▼親子の対話は、母親の私が浅学の身なので内容のある話ができず、悩ましく思っています。
●対話は、子供の説明を聞いてあげるところから始めていくといいと思います。
facebookの学年別予習室にそれぞれの週の対話のヒントなどを載せています。今後、こういうページをもっと利用しやすくしていく予定です。
▼作文を書く回数は増えてきたが、未完成のままファイルに保存されていくのが気になります。「もっとこうすれば長くなるのに……」「この言葉はおかしいぞ。」というような箇所をそのままにしていると、次回も同じような作文が出来上がり、成長しないのではないかと心配しています。清書の週で三つのうちの一つだけやり直すのですが、もっと短い時間で指導していただく方が本人もわかりやすいのではないかと思いました。学校でも毎日日記を提出していますが、誤字や変な文章へのコメントはなく、毎回同じような変てこな文章を書いています。
▼小学生のときに、ほとんど作文の指導を受けていないようです。(中学生になってそれがわかり、驚いています。)句読点の場所もわからないようです。先生は、毎回赤ペンで指導してくださいますが、なかなか改善されません。作文の基本的な書き方等の指導などしていただけると助かります。
●作文におかしい表記があった場合、指摘してすぐ直る子は、既に読む力が充分にある子です。すぐ直らない場合は、読む力がまだ充分に備わっていないためで、このときに何度も注意すると、直らないばかりか作文を書くことが更に苦手になっていきます。
誤字や正しくない表記は、一応すべて指摘しますが、それは指摘したからと言ってすぐに直せるものではありません。毎日の長文の音読や暗唱、読書などを続けていく中で読む力をつけていくと、指摘したことがすぐに直るようになると考えていってください。
●原稿用紙の使い方については、中学生ぐらいになればすぐに直ります。
作文の表記については、下記のページを参考にしてください。
https://www.mori7.net/gennkou.php
読点の打ち方については、下記のページを参考にしてください。
https://www.mori7.com/index.php?e=802
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大人は真面目なのが好きだけど、
子供は面白いのが好き。
だから、冬至も、クリスマスも、大晦日も、
すべて楽しいお祭りになる。
12月はいろいろなことがありそうで、子供たちのわくわくする月です。
大人は、政治や経済で大変ですが、そういうのもみんな時がたてばいい思い出になるのでしょうから気にしないことです。
激動の2012年もそろそろ終わり、来年は更に激動の年になるようですが、大雨のあとには必ず日本晴れがあります。
子供たちのようにいつも元気にやっていきましょう。
でも、大人の世界は、大きな問題が目白押し。
国の借金は返済しなきゃならないし、
地震はどこで起こるかわからないし、
富士山もいつか噴火しそうだし、
次々と異常気象はやってくるし、
戦争をやりたがっている国はあるし、
それなのに正しい情報は流れてこないし。
しかし、問題があるということはみんなわかっています。
問題があるという自覚があれば、その解決の道筋もおのずから見つかります。
人間は、風に吹き倒されるだけの葦ではありません。
明るい気持ちで未来を考えていきましょう。
(中根)
今日も冬型の気圧配置で快晴。
いい一日をお過ごしください。
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今年の8月から10月ごろにかけて言葉の森の受講を始めた方を中心にアンケートをとらせていただきました。
その内容を何回かに分けて紹介していきます。(全4回で、最初の3回は「よかった点」、最後の1回は「質問や要望」の予定です)
まず、言葉の森を受講してよかった点から。
・音読が上手になった。
・先生からの励ましやほめてもらうことがうれしくて作文を書く意欲につながっているようです。まだ始めたばかりですので、ゆっくり時間をかけて指導していただきたいと思っております。
・作文を書く回数が増えた。
・親子で題材について話し合うので、親子で作文の構成の仕方がわかってきた。
・普段は考えないようなことについて考える機会ができた。
・これまで、ただ漠然と「楽しい」とか「おもしろい」と思っていたことが、作文にすることで、より具体的に深く認識できるようになったと思う。
・コミュニケーションは苦手なタイプですが、作文だと相手(こちらでは先生)に伝えたいという積極的な様子が見られるので驚いています。
・親子の対話が増えた。「本当はこんなふうに思っていたのか。」という、息子の気持ちが理解できるようになった。
・本を読む習慣がついてよかった。
・家庭学習がやりやすくてよかった。
・以前よりも作文を書くのが嫌ではなくなった。
・本を読む習慣がついた。
・家庭学習のやり方がわかった。
・学校の作文より字数が多く書けるようになった。
・暗唱が以前よりできるようになった。
・課題の準備で、親の小さいときの話が聞けるようになった。
・親も子も読書をするようになった。
・普段の生活で、学校以外で作文を書く機会がないので、文章を書くいいきっかけになると思います。国語の勉強は、漢字など語句以外はどのように勉強すればいいかわかりませんでしたが、音読、作文などテーマを与えられ、アドバイスを頂けて、総合的に国語の力がつけばいいなと思っています。
・学校で作文を書くときに、前よりすらすら書けるようになった。
・文章を自然体で書けるようになってきた。
・文と文の内容がつながるようになってきた。
・子供が本を読むきっかけになりました。今では、週末に図書館に通うようになりました。
・作文がうまくなった。文の構成を考えることができるようになった。
・短い時間ではあるが、週に一度、真剣に言葉に取り組む時間がもてるようになった。
・親がプリントアウトして同じことをやらせたとしても全く同じと思ったのですが、実際、受講してみると、子供の意識として「親からの押しつけ感」が多少違っているように思います。ズボラな私にとって、毎週送ってくださる新聞もありがたいです。
言葉の森の受講をきっかけに、本を読む習慣がついたり、音読や暗唱の自習をする機会ができたり、親子で話をする時間が増えたりということが多いようです。
これは、お母さんやお父さんが褒め上手だからだと思います。
子供がどういう本を読んでも、どういう音読をしても、またどういうことを話しても、それをおおらかに認めてあげるということができているのだと思います。
作文や国語の勉強は実力がつくのに時間がかかりますから、いちばん大事なことは楽しく長続きさせることです。そのためには、いつもいいところを認めて褒めてあげ、その一方で毎日の自習を気長に続けていくことです。
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褒めて励ませば、長続きするから成果が出る。
直して注意すれば、続かなくなるから成果は出ない。
勉強は、うどんのように
細く長く続けるところに意義がある。
保護者へのアンケートを見ると、
・音読の習慣がついた。
・本を読むようになった。
・家庭での対話の機会が増えた。
・家庭学習がやりやすくなった。
などのいい面を書いてくれる人がかなりいます。
そういう家庭では、子供が例えば音読していたら、それをいつも褒めています。
本を読んでいれば、それもいつも褒めています。
長文の内容を説明すれば、それもいつも褒めています。
だから、子供は気分がいいから、長続きするのです。
アンケートの中には、次のようなものもたまにあります。
・もっと厳しく注意してほしい。
・悪いところ指摘してほしい。
・直して、いい表現を教えてほしい。
しかし、直してすぐに結果が出るような勉強なら、もうとっくに直っていたはずなのです。
音読をしたら、「もっとこういうふうに読みなさい」と注意したり、
読書をしたら、「もっとこんな本を読みなさい」と注意したり、
長文の内容を説明したら、「もっとわかるように説明しなさい」と注意したりすれば、
すぐに嫌になり続かなくなるから、結局ますます成果が出ません。
もちろん機械的にただ褒めればいいというのではありません。
たまに優しく時に厳しく注意するということはあります。
しかし、基本は褒めて続けさせることです。
毎日の音読、暗唱、読書を気長に続けていくことが勉強の基本で、褒めて続けていたらいつの間にか力がついていたというのが理想の勉強の仕方です。
直して成果が出るというのは、浅い勉強です。
続けているうちに成果が出たというのが、本当に身につく勉強なのです。
(中根)
今日は寒い一日でした。
日は明るいのですが、何しろ風が冷たいので、犬の遊びも早々と切り上げ。というか、犬が先に早々と帰り出しました(笑)。
「いーぬはこたつで丸くなる」
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