ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 1680番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/21
暗唱は毎日やれば楽しく続く(facebook記事より) as/1680.html
森川林 2012/12/15 05:40 



 勉強は、たまに急にがんばるのではなく、

 川の流れのように

 毎日同じように続けていくことで、

 いつの間にか力がついていたというのがいちばん楽。



 毎日、朝ご飯前に食卓で1200字から1600字ほどの長文を音読して、作文と国語の実力をつけている子がいます。


 しかし、一方で、長文音読は、夕方、本人任せになっているので、やったりやらなかったり。

 本人も、親も、それなりにやっているつもりですが、あまり徹底していない子もいます。


 音読は、形の残らない、あてのない勉強なので、簡単で効果があるにもかかわらずなかなか続かないのです。


 その点、暗唱ははっきり形が残ります。

 毎日やれば誰でもできるようになるし、毎日やらなければその場でいくらがんばってもなかなかできるようになりません。

 だから、暗唱はやりがいがあり、毎日の勉強が徹底しやすいのです。


 しかし、ここで問題になるのは、今の大人の世代のお父さんやお母さんや先生が、子供時代に暗唱をした経験がないことです。

 だから、子供に暗唱をさせるときも、確信を持てなかったり、無理強いをしたりしてしまうことがあるのです。


 暗唱は文章を覚えることに意味があるのではありません。

 同じ文章を繰り返し読むことに意味があります。

 その繰り返し読むための手段として覚えることがあります。

 そして、暗唱は何より楽しいのです。





 今日は久しぶりの雨のようです。

 最近、晴天が続いたから、ちょっと一雨という感じです。


 それでは、今日もいい一日をお過ごしください。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
facebookの記事(165) 暗唱(121) 

記事 1679番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/21
作文を書くのに時間がかかる子 as/1679.html
森川林 2012/12/14 20:37 



 作文を書くのに時間がかかる子がいます。

 そういう子は、概して書く力のある子で、時間をかけただけやはりいい内容の作文を書いてきます。そして、時間をかけただけ実力もついてきます。

 しかし、時間をかけすぎるときには、別の事情もあるのです。


 それは、家庭で、「作文が早く終わったら、別の勉強をする」というようなスケジュールになっているような場合です。

 そういうスケジュールでない場合でも、普段から勉強を時間で決めてやっている場合は、どうしても集中力のない勉強スタイルになりがちです。

 勉強は、時間ではなくページ数で決めておくことが大事です。そして、一定のページ数が終わったら、あとは自由としておくことです。


 人間が本当に自覚をもって勉強するようになるのは中学3年生のころからです。

 そのころになると、自然に本人が、時間を決めて勉強するようになります。

 そうなる前に、お母さんが時間を決めて勉強させると、その決められた勉強時間の範囲で、密度薄くのんびり楽に勉強するという習慣がつくのです。


 大事なのは、お母さんやお父さんの想像力です。

 もし自分が小学生だったら、こういうやり方は嫌だろうなあということはしないことです。


 小学校低中学年のころは、子供は親の言うことをよく聞きます。無理なことでも素直に聞きます。

 しかし、そこで言うことを聞くからといって、親のペースを押しつけていると、子供が自覚を持つ年齢になるころにその反動がやってきます。

 低学年のときに親が強制的にやらせると、学年が上がったときに言うことを聞かなくなるのです。


 特に作文は、いちばん頭を使う勉強と言ってもいいと思います。

 子供が納得できる無理のない時間配分で密度濃く勉強をして、できるだけ子供の自由な時間を尊重するようにしていってください。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
作文教育(134) 子育て(117) 
コメント1~10件
読解問題の解き Wind
面白かった 10/11
記事 4027番
長文の暗唱のた たろー
この世で一番参考になる 9/30
記事 616番
「桃太郎」を例 匿名
役に立った 8/15
記事 1314番
日本人の対話と 森川林
ヨーロッパの対話は、正反合という弁証法の考え方を前提にしてい 8/6
記事 1226番
日本人の対話と よろしく
日本人は上に都合がよい対話と言う名のいいくるめ、現状維持、そ 8/5
記事 1226番
夢のない子供た 森川林
「宇宙戦艦ヤマトの真実」(豊田有恒)を読んだ。これは面白い。 7/17
記事 5099番
日本人の対話と 森川林
 ディベートは、役に立つと思います。  ただ、相手への共感 7/13
記事 1226番
日本人の対話と RIO
ディベートは方法論なので、それを学ぶ価値はあります。確かに、 7/11
記事 1226番
英語力よりも日 森川林
AIテクノロジーの時代には、英語も、中国語も、つまり外国語の 6/28
記事 5112番
創造発表クラス 森川林
単に、資料を調べて発表するだけの探究学習であれば、AIでもで 6/27
記事 5111番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習