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国語の実力は、読書と作文と対話の中でつく(facebook記事より) as/1685.html
森川林 2012/12/18 08:32 



 学校でやるような勉強は、
 今はもうインターネットですべて学べる。
 できないのは、リアルな実習だけだ。
 だから、学校の設備をみんなに開放すればいい。

 地球全体が学校のようなもので、
 だれでもどこでも好きなことを学び
 それを自分の人生に生かせる。
 そんな時代がもう来ている。



 今の勉強は、学力のための勉強ではなく学歴のための勉強になっています。
 試験でいい成績をとることが目的ではなく、実力をつけることが目的で、試験はその結果です。

 ということは頭ではわかっているのに、多くの人が試験の結果に翻弄されてしまいます。
 試験の点数ばかりに目が行くようになると、勉強の中身が試験問題を解くようなものになってきます。

 しかし、国語の試験問題をいくら解いても国語の実力はつきません。
 それは、問題を解く勉強のほとんどが、「合ってた」「合ってなかった」というところで終始するからです。

 国語の本当の実力は、読書と作文と対話の中でついてくるのです。



 もうすぐクリスマス。
 教室では、この1週間はクリスマス週間で、みんなサンタの帽子で勉強しています(笑)。



 西の空に、星が光っています。
 今日もいい天気になりそうです。

 それでは、今日もいい一日をお過ごしください。

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国語力をつける勉強の仕方を、模試の見直しをもとに説明 2 as/1684.html
森川林 2012/12/17 19:34 



 もう一度大事なことを繰り返すと、まず第一は、問題文を傍線を引きながら読み、再読しやすくすることです。
 これは、普段の教科書や参考書でも同様です。線を引いて自分のものにしておくと、あとから活用できるようになります。

 第二は、選択問題は×となる根拠を明記して、×でないものを○としてを選ぶことです。
 最初から○を選ぶと、浅い答えになるからです。

 第三は、記述問題は、問題文全体の近くからも遠くからも、後の方からも前の方からもいくつか候補を選んでから記述することです。
 設問の直後にすぐわかるように書いてあるものは、答えでないことが多いものです。ただし、易しい試験では、直後に答えがある場合ももちろんあります。
 その試験が難しい答えを要求しているか易しい答えを要求しているかは、やってみなければわかりません。だから、志望校の過去問の研究が必要になるのです。

 第四は、問題文の全体を素早く読むために速読力と難読力をつけることです。そのために、毎日の読書は欠かせません。読書は最低でも1日10ページ以上で、できれば毎日50ページ以上を目標にします。
 また、普段の読書以外に、入試問題集の問題文を読書がわりに読む練習もしていきます。

 第五に、模擬試験などがあったら、その直後に、もう一度理詰めに正しい答えを確認しておきます。しかし、国語の問題の中には、答えが間違っているものもあります。お父さんやお母さんに聞いてもなぜその答えになるのか理解できないという問題は、できなくてもいい問題と考えておきます。
 理詰めで説明できる問題だけを確実にできるようにすることが国語の試験の目標です。


 この記事を見て、「あ、これは、自分のことを言っているんだな」と思った君(笑)、早速この記事の要点を国語の教科書の余白にでも書き出しておき、試験の前にいつも見るようにしておこうね。

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