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勉強の面白さはゲームの面白さと同じ(facebook記事より) as/1693.html
森川林 2012/12/25 11:09 



 ゲームの面白さは、変化と上達とコミュニケーションだが、
 勉強にも同じ要素がある。
 ただし、面白さを感じるまでの登りの道が、単調で長いので飽きる。
 しかし、そこは工夫のしどころで、将来、勉強はゲームのように面白いものになる。

母「もういい加減に勉強やめて、遊びなさい」
子「もうちょっとだけ。お願い」

などということになるかも。


 では、どういうものが面白さを生み出すかというと、数値化とビジュアル化を小さなサイクルで行うことだと思います。
 しかし、ビジュアル化といっても、人間には想像力があるので、3Dの本格的なものである必要はありません。

 ポイントは、どういうところを数値として抽出するかということです。
 その数値が勉強力の本質と結びついていることが大事です。

 数値化の身近な例はテストの点数ですが、テストの内容によっては勉強力と結びついていないものもありそうです。

 作文の場合で言うと、最もよく目につく数値は字数です。
 だから、低学年の子は、「たくさん書けた」と言って喜ぶことが多いのです。

 しかし、字数はある時期から作文力の主要な数値ではなくなります。
 次に出てくる数値は、語彙の多様性と語彙の難易度です。
 パソコンで作文を入力すると、その作文がどれだけ多様で高度な語彙を使っているかが集計できます。

 こういう数値を、今後ビジュアルに活用していきたいと思っています。
 言葉の森では、今「森リン」という自動採点ソフトを使っていますが、こういうものをもっと開発していきたいと思います。
https://www.mori7.com/index.php?e=1560


 今日、横浜はすっかり快晴ですが、北日本は吹雪のようです。
 世界各地では、猛寒波のところが多いようなので、今年の冬はどこでも寒くなるのかもしれません。

 それでは、暖かくして今日もいい一日をお過ごしください。

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国語の力は難しい本を読むことでつく(facebook記事より) as/1692.html
森川林 2012/12/24 04:51 



 数学は積み重ね。基礎から積み上げて高くなる。
 だから、わからなくなったらわかるところまで戻る。
 国語は読み重ね。何度も繰り返して読んで自分のものになる。
 だから、わからなくなっても戻るところがない(笑)。

 わからなくなったら、何度も読むことです。「読書百遍意自ずから通ず」

 最初はわからなかったことも、だんだん浅くわかるようになり、いろいろな経験をするにつれてより深くわかるようになります。
 だから、大事なことは、できるだけ難しい本を読むことです。

 ただし、小学生はそれでは読書がはかどらないので、易しい面白い本と並行して読むことです。
 更に、小学校低学年や読書のまだ苦手な子は、易しい面白い本だけでもいいのです。

 でも、高校生や大学生は、難しい本を読むのが仕事です。

 では、難しい本というのはどういう本かというと、目安は歴史の教科書に出てくるような誰でも名前を知っている古典です。
 具体的には、岩波文庫の青帯や白帯のような本です。(本当はもっといろいろありますが)

 と考えると、国語の勉強は学校を卒業してもずっと続くのです。(大変)


 昨日は天皇誕生日でした。
 今日はその振替休日。
 12月の明るい青空の日が続きます。

 日本の長い歴史に思いを馳せて、今日もいい一日をお過ごしください。

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