光が日に日に明るくなって、もう春がそこまで来ているような空気です。
ニュースを見ると、たまに暗い話が載っているときがありますが、それはただ社会にまだ自分たちが解決すべき問題が残っているということです。
だから、それらの問題はいずれ人間の手によって解決されるでしょう。
明るい方に目を向けていれば、世界は明るくなっていきます。
解決することができるから、それらが問題として見えているのです。
空を見ると、夜明け前の星々がきれいに光っています。
快晴の日曜日になるでしょう。
今日もいい一日をお過ごしください。
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人間が本当に求めているものは、報酬ではなく自分が何かに貢献できているという実感です。
だから、子供に対しても、評価はご褒美の物として与えるよりも、心からの言葉として与える方がいいのです。
物を受け取ると、子供は、自分が物をもらうためにがんばったのだと思ってしまいます。
物は、別の機会に、評価とは関係なくあげればいいのです。
しかし、言葉による意欲づけは、静かに長く続きますが、いざというときの瞬発力に欠けています。
「燃えてがんばる」というためには、もうひとつ工夫が必要です。
それが、ゲーム化です。
勉強や仕事をゲームのように行うこと、これが、これからの教育のひとつの発展方向です。
ただし、そこで大事なことは、勉強をさせること自体が目的ではないということです。
勉強は、目的ではなく手段です。
では、何が目的化といえば、そのひとつは何かを創造することです。
だから、子供は、早く勉強を済ませて、たっぷり確保した自由な時間で、創造的な遊びをすることが大事です。
そういう創造的な遊びを開発することも、これからの教育の課題になると思います。
そして、もうひとつの課題は、子供たちが、学力だけでなく日本の文化も身につけていくことです。
今日も、夜明け前の空にくっきりと月が浮かんでいます。
明るい青空が、世界中に広がることを願いつつ・・・・・・、
今日も、いい一日をお過ごしください。
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お餅が急にふくらむように、
勉強も、続けているうちに急にふくらむ。
今は、レンジを使う人が多いので、
ふくらむ様子がわかりにくいが。
今の国語のテストでは、低学年のうちは国語力の程度がよくわかりません。
国語は、誰でも普通にできるからです。
他の教科の勉強は、できるできないがすぐにわかります。
他の教科では、小さな差が大きく出ますが、国語では、大きな差が小さくしか出ないからです。
一般に、勉強である問題がわからなかったら、その解き方を教えればできるようになります。
それにかかる時間は、短ければ数分、長くてもせいぜい数十分です。
しかし、国語である問題がわからなかったら、それはその問題がわからないのではなく、同じレベルの文章を読む力がないことですから、そのレベルを上げるにはかなり長い時間がかかります。
これが、他の教科の学力と国語の学力の違いです。
他の教科は、勉強の仕方を変えればいいのですが、国語は生活の習慣から変えなければなりません。
その習慣とは、テレビを見過ぎない、毎日読書をする、家族でいろいろな話をする、難しい本も自然に読む、などという習慣です。
国語力は、家庭の文化としてつけていくものなのです。
しかし、文化といってはとりとめがありません。
そこで、言葉の森では、毎日の読書と長文音読を自習の中心にして、家庭での対話をもとに作文を書くという勉強をしているのです。
習慣をつけるために大事なことは、焦らず叱らず、明るく褒めて気長に続けることです。
国語の勉強は、習うより慣れよなのです。
今日も、明るい青空が広がっています。
教室に、子供たちの通信の作文がぽつぽつ届き始めました。
新年の歯車がだんだんと動き出した感じです。
それでは今日もいい一日をお過ごしください。
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ハリウッドからyoutubeへ。つまり、受け手から作り手へ、という大きな流れが起きています。
豪華な大作を鑑賞するのもいいのですが、下手でも自分で作った方が面白いと思う人が増えているのです。
アメリカの企業が開発した歴史教育のゲーム「メーキング・ヒストリー」は、3年の期間をかけ、300万ドル(約2億6千万円)の費用をかけてリリースされたそうです。(「シリアスゲーム」(東京電機大学出版局)より)
しかし、そんなゲームで遊ぶよりも、歴史は本を読んで楽しく身につけ、ゲームは自分で作った方が面白い、という子供が増えてくるでしょう。
そのゲームを作るということが、これまで日本の子供たちに広がらなかったのは、日本語はインターネットの世界ではしばしば文字化けするという大きな壁があったからです。
しかし、その壁も、文字コードがUTF-8に変わるにつれて次第になくなってきました。
これから、子供たちが「ゲームをする」というときは、ゲームソフトで遊ぶよりも、自分たちでゲームを作って遊ぶことを意味するようになる時代が来ると思います。
昨日、google-apiを利用して、ひらがなの文を漢字かな交じり文に変換するページを作りました。
https://www.mori7.net/moririn/kana.php
これをどういうところに使うかというと、小学校低学年の子が書いたひらがなばかりの作文をこれで漢字かなまじり文に変換するのです。
すると、森リンの点数の推移を見て、自分が書いた作文がどういうふうに進歩しているかということがわかります。
子供は、こういうふうに勉強がゲーム的になると結構熱中します。
そのうち、ゲームは、遊びか勉強かわからない高度なものになっていくでしょう。
そしてやがて、ゲームはするものではなく、自分で作るものに次第に変わっていくと思います。
今日も、強風で快晴。
空気のきれいな日本列島で、のどかなお正月です。
それでは、今日もいい一日をお過ごしください。
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小5ネコヤナギの苗を選択すると、表示されないのですが、作成中でしょうか。
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明けましておめでとうございます。
昨年末にたまたま目に触れた本が、ゲーミフィケーションとHTML5でした。
正月休みに入ってしまうので、急いで書店に注文。
31日に届けてもらいました。配達の方、ありがとうございました。
それで、今年は最初にこれらの本を読む予定です。
今の日本と世界にはいろいろな問題がありますが、これらを解決するひとつの道は、創造力のある子供たちを育てることです。
しかし、今の教育の中で、勉強は面白くないもの、強制されてやるもの、点数だけで評価されるものになっているようです。
幅広い学力と高度な思考力と豊かな創造性を、楽しく学べる仕組みを作っていきたいと思います。
Online作文教室言葉の森 代表 中根克明
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勉強は、本来もっと楽にできるものです。
そのためには、小さいころから家庭での生活習慣として勉強を組み込んでおくことです。
それは、例えば読書や対話や物作りの習慣です。
今、子供たちのやっている勉強のほとんどは、問題を解く勉強です。
そのために、勉強が苦痛に耐えるようなものになっています。
そして、時間をかけているわりに力がつきません。
なぜそういう勉強が行われているかというと、それは勉強の評価が、問題を解けたかどうかで行われているからです。
つまり、勉強の中身ではなくその結果、言わば勉強の抜け殻のようなものが、勉強の目的になっているのです。
それが最もはっきり現れるのが、国語の勉強です。
国語の得意な子の多くは、国語の問題集などをやっていません。
それよりも、自分の好きな本を読み、いろいろなことを考えたり話したり、あるいは書いたりしているだけです。
ほかの勉強も同じです。
問題を解く勉強よりも、問題とその答え方を一緒に読む勉強をしていくといいのです。
問題を解くことが目的なのではなく、問題の解き方を理解し、それを自分なりの創造に生かしていくことが勉強の目的です。
そうしたら、勉強はもっと面白いものになるのです。
このことで今考えているのが、
ひとつは、作文の勉強のゲーム化、
もうひとつは、子供向けのプログラミング講座、
そして、もうひとつが、自然の動物との触れ合い講座、です。
勉強が面白くなりそう(笑)。
今日はやっと晴れ。
北日本の方では、まだ吹雪が激しいようですが、そして世界中では寒波や洪水が続いているようですが、みんなが穏やかに暮らせる地球を願って、新しい年を迎えましょう。
それでは、今日もいい一日をお過ごしください。
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