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勉強は自分で学ぶ時代(facebook記事より) as/1707.html
森川林 2013/01/08 07:17 



 勝海舟は、貧しかったために英語の辞書が買えず、知人から借りた辞書を全部書き写しました。
 しかも、日中の仕事が終わってからの夜だけの作業でした。
 やっと書き写し終えた1冊は売って家計の足しにし、自分用にもう1冊書き写しました。
 海舟の自伝である「氷川清和」に、そんな話が載っています。

 今だったら、辞書をコピーするだけでも大変だと思うところですが・・・・・・。

 それに比べると、現代は自分で学ぶための機会が豊富にそろっています。
 例えば、ヤフーにも、グーグルにも英文翻訳のページがあります。
 また、英文のカタカナでの読み方を教えてくれるページもあります。
 これらのページを利用すれば、いくらでも自分にとって必要な勉強をすることができます。

 勉強は、もう人に教えてもらうものではなく、自分で学ぶものになっているのです。

 足りないのは、海舟が行ったような燃えて学ぶ気概です。

 だから、これからの教育で最も大事なことは、自分で学ぶという姿勢を子供のころから作っておくことです。
 勉強そのものよりも、勉強を楽しむ姿勢を作っておくことが大事なのです。



 今日はさわやかな青空。

 春の七草という言葉を聞くと、春がもうすぐそこまで来ている感じがします。

 それでは、今日も、いい一日をお過ごしください。

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勉強の枠組みを作る(facebook記事より) as/1706.html
森川林 2013/01/07 03:59 



 気持ちはコントロールしにくいものですが、行動はコントロールしやすいものです。
 これが、身体を持つ人間の不思議なところです。

 だから、嫌なことに出合ったら、「うれしい」と言ってみるのです(笑)。
 すると、何となくそんな気がしてきます。

 勉強や仕事も同じ。
 好きなことはいいのですが、あまりやりたくないことは誰にもあります。
 そういうときは、やらなければならないと思っていても、気持ちはやろうという気になれません。

 そんなときは、まず行動。
 とりあえず2分間だけやってみて、あとは遊んでいいことにしよう、と思って始めると、あーら不思議、そのまま続けてもいい気持ちになってきます。

 それは、言葉に出すとそれが耳に聞こえ、行動に移すとそれが目に見えるからです。
 見える、聞けるという感覚が、人間の気持ちを自然に変えるのです。

 だから、子供に勉強をさせるときも、大事なことは見える形にすることです。

 ドリルを解くような勉強はやりやすいのに、音読を続けるような勉強がやりにくいのは、ドリルは形が見えるのに対して、音読は形が見えないからです。
 形に残るような枠組みを工夫してあげるのが、勉強をやりやすくするコツです。



 今日から新しい1週間のスタート。
 お正月明けの1週間はちょっと長いような気がしますが、元気にやっていきましょう。

 それでは、今日もいい一日をお過ごしください。

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