ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 1728番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/2/20
おじいちゃん、おばあちゃんが孫に教える作文 as/1728.html
森川林 2013/01/28 06:48 


 作文指導には、その子のことをよく知っていて、親身に指導できる先生が必要です。
 言葉の森の電話通信指導は、担任の先生が毎週生徒に電話をして作文の勉強をするので、自然に生徒と先生の間で信頼関係が生まれます。

 しかし、そういうシステムで作文指導を受けられる機会は、ほかにはほとんどありません。
 そこで、考えられるのは、家庭でお父さんやお母さん、又はおじいちゃんやおばあちゃんが、子供や孫に作文を教えるという仕組みです。

 言葉の森には、幼長から社会人までの生徒が学んでいます。そして、作文専門の指導は、30年間の実績があります。
 作文の指導はベテランの先生でないとなかなかできないと言われていますが、言葉の森にはその指導のノウハウが充分に蓄積されているのです。

 そこで、例えば、孫が小学1年生になるときに、おじいちゃんが自分も小学1年生の教材から、言葉の森の作文の通信の授業を受けてみるのです。すると、その教材と教え方をそのまま、孫にも伝えることができます。
 自分自身も同じテーマで作文を書いているので、子供がどういうところで書きやすくなったり書きにくくなったりするかということが手に取るようにわかります。

 そうして、孫の学年が上がるとともに、おじいちゃんの作文の学年も上がっていきます。おじいちゃんの学年は飛び級で先に上がっていってもいいでしょう。
 勉強が軌道に乗れば、近所の同学年の子供たちを一緒に教えることもできます。子供は、家庭でひとりで勉強するよりも、数人で集まって勉強した方が意欲的に取り組むので、気の合った友達を呼んで家庭で作文の勉強を続けることもできます。この場合は、森林プロジェクトという仕組みに切り換えて家庭作文教室を開くこともできます。

 しかし、そこまで本格的にならなくても、自分の家の子供や孫に教えるだけならすぐにできます。
 作文の勉強という最も続けにくい学習が、家庭の対話の中で楽しく続けられるようになるのです。

 言葉の森では、この春から、社会人が自分の選んだ学年で自由に学べる作文の電話通信指導を開始します。この通信指導を生かして、子供や孫に作文を教える機会を作っていただければと思います。
 長年の風雪に耐えたおじいちゃん、おばあちゃんが教える作文は、きっと味のあるものになるでしょう。

▽参考ページ:「森林プロジェクト講師講座案内」
 https://www.mori7.com/sikaku/

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
家庭で教える作文(55) 森林プロジェクト(50) 

記事 1727番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/2/20
合格不合格の先にあるもの as/1727.html
森川林 2013/01/27 07:33 



 もうぽつぽつと合格の知らせが届き始めました。
 「練習したテーマと同じのが出たので、マス目いっぱいまで書けた!」というような喜びの声がある一方、「自分ではよくできたと思うが、やはりだめだった……」というような声もあります。
 子供にとっては、初めての大きな成功体験であり、挫折体験でもあるのが受験です。

 しかし、長年生きてきた大人は、この成功、失敗が、これから長く続く人生のほんのわずかな一歩だということを知っています。
 だから、あまり苦労せずに合格できたような子は、かえって世の中を甘く見て、その後学力が低下するということがあります。
 一方、真剣に努力したにも関わらず不合格になった子は、それをバネにして、その後大きく飛躍します。
 (あまり努力もせずに不合格になった子は、特に大きな変化はありません。)

 大事なのは、合否の結果ではなく、それをどう受け止めるかということです。
 しかし、実際に不合格になったばかりの子に、そういうことを言ってもすぐに通じるわけではありません。
 その子のその後の長い人生の中で、やはりそうだったということに自然に気づくのです。

 しかし、大人は一歩高い立場で、合否の結果をその後に生かすことを静かに考えていくべきなのです。(べきなどというと、ちょっと堅いですが)



 もうすぐ2月、そろそろ新しい学年の準備です。

 言葉の森も、新しい年度に向けて、これからリニューアルです。


 参考記事「本当の合否は、あとからわかる」
https://www.mori7.com/as/1167.html

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
合格情報(27) 
コメント41~50件
……前のコメント
国語読解問題の 森川林
 あるとき、高3の元生徒から、「国語の成績が悪いのでどうした 3/28
記事 5034番
今日は読書3冊 森川林
苫米地さんの「日本転生」は必読書。 3/25
記事 5030番
共感力とは何か 森川林
言葉の森のライバルというのはない。 森林プロジェクトで 3/23
記事 5028番
3月保護者懇談 森川林
 いろいろ盛りだくさんの内容ですが、いちばんのポイントは、中 3/22
記事 5027番
中学生、高校生 森川林
 意見文の書き方で、もうひとつあった。  それは、複数の意 3/14
記事 5018番
【合格速報】栃 森川林
 おめでとう!  受験勉強中も、硬い説明文の本をばりばり読 3/13
記事 5017番
受験作文と入試 森川林
将来の作文入試は、デジタル入力になり、AIで自動採点するよう 3/13
記事 5016番
大学入試が終わ 森川林
大学生になっていちばん大事なことは学問に志すこと。 18歳 3/12
記事 5015番
【合格速報】東 森川林
 T君、いつも椅子に腹ばいになってずっと本を読んでいたものね 3/11
記事 5012番
1月の森リン大 森川林
 小1から高3までの作文が並ぶと、学年に応じて、みんなの考え 3/11
記事 5009番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
AIと作文検定 森川林
作文検定をオンラインでやったら、 ChatGPTで書く人が 2/17
森川林日記
江原さんの本を 森川林
江原さんの本を読んだけど、 霊界からかどこからか知らないけ 2/17
森川林日記
AI時代の作文 森川林
これからはみんなChatGPTで作文を書くようになる。 大 2/17
森川林日記
Re: 1月読 森川林
 最初に書いてある「昔、夏に食べたトマトはおいしかった。」は 2/7
国語読解掲示板
1月読解検定に あうせれ
問5のA⇒昔のトマトは青臭いがおいしかった。←× 本文1行 2/5
国語読解掲示板
2025年1月 森川林
●新年度の教材は、もう発行されています。 http 1/22
森の掲示板
Re: 中2の 森川林
 これは、読解問題の解き方の基本だから、よく覚えておいてね。 12/22
国語読解掲示板
2024年12 森川林
●新年度の教材 https://www.mori7 12/22
森の掲示板
中2の読解検定 毛利
問題2番のAが×なのが納得いきません。解説お願いします。 12/19
国語読解掲示板
2025年1月 森川林
2025年1月の教材のPDFがプリントできます。 http 12/17
森林プロジェクト掲示版

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習