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記事 173番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/1/1
意識と存在の接点 as/173.html
森川林 2007/08/06 17:06 
 量子力学の世界では、あまりに小さい世界なので、観察者の観察する行為によって、観察される対象が影響を受けてしまうということがあります。この極小の世界に、実は意識と存在の接点があるのではないかと思います。
 人間は、例えば「梅干し」という言葉を思い浮かべると、口の中に唾液が出てきます。「梅干し」という言葉(意識)と「唾液」という物質(存在)が体内のどこかで結びつく場所があるのです。それが極小の世界です。
 言葉の研究を進めるために、その極小の世界を実験で作ってみようと思いました。PHPという言語で、百万分の1秒(1マイクロ秒)の時刻を取得することができます。しかし、量子の世界は、もっと小さい単位です。そこで、1マイクロ秒で取得した波動情報を、他の1マイクロ秒で取得した波動情報と重ねあわせることにしました。二つの格子を重ね合わせると、その差が小さければ小さいほど、濃淡の差の波長は大きくなります。その濃淡の差を求めようという実験です。夏休みの自由研究になりそうです。

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記事 172番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/1/1
いろいろな本を並行して読もう as/172.html
森川林 2007/08/06 16:59 
 人間の脳には、物事を並行的に処理する力があります。
 そうでなければ、月曜日に見たテレビ番組と火曜日に見たテレビ番組の中身がごちゃごちゃになってしまいます。しかし、実際にはテレビ番組が頭の中で混ざってしまうことはなく、次の月曜日になれば、先週の月曜日の延長でちゃんと番組を理解することができます。
 読書も同じです。1冊の本を最後まで読むというのは、根気のいるものです。途中で飽きてくるときがだれにもあります。そのときに、別の本を読むのです。例えば、数冊の本を手元に置いておき、ある本を読んで飽きたら、次の本を読み、その本も飽きたらまた次の本を読むというふうに、同時に読み進めていくことができます。
 これは、勉強でも同じです。受験生にとって、夏休みは、たっぷり時間のとれる期間です。1日7、8時間勉強ができれば、かなり進歩があります。しかし、一口に7、8時間といっても、自分の努力だけでそれだけの時間を確保することはかなり大変です。そこで、大多数の人は塾や予備校に通うことになります。しかし、勉強は自分の力でやっていく方がずっと能率よくできます。
 長時間勉強をするコツは、一つの勉強に飽きたら、ほかの勉強に切り替えるということです。勉強そのものに飽きて遊びに行く時間を作ると、長時間の勉強を確保することはできません。次々とほかの勉強に切り替えて、トータルで長時間を確保できればよいのです。
 受験生でないみなさんは、夏休みに、こういう並列読書でたくさんの読書時間を確保してください。

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記事 171番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/1/1
言葉の森の新しいペット、3羽のウズラ as/171.html
森川林 2007/08/06 16:57 
 言葉の森に、新しいペットがやってきました。3羽のウズラたちです。言葉の森のWoods(森という意味)にちなんで、というのは、あとからつけた理由です(笑)。本当は、単なる思いつきで買ってきました。
 3羽の名前は、それぞれ、ウーちゃん、ズン太朗、ランちゃんです。かなり安易な名前です。
 これまでにいたペットは、オカメインコのバノとブンチョウのサクでしたが、放し飼いにしているうちに、開けた窓から飛んでいってしまいました。外に出た経験がないので、いったん外に出ると、家に戻る方向がわからないらしいのです。
 そこで、今度はウズラを増やして、半野生状態で育てることにしました。生まれたときから外に出しておくので、どこかに遊びに行っても、たぶんすぐに戻ってくるでしょう。というふうにうまく行くかどうか。


  

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