1、小学生の場合は、公立中高一貫校の受験にも対応できる力をつける勉強を進めていきます。
・理由は、今後公立中高一貫校が今後増える可能性があること、試験問題が考えて解く基本的なものが多いので、受験しない場合でも役立つからです。
私立の小学生で中学受験をする予定のない生徒でも、実力をつけるきっかけになると思います。
・具体的には、作文と国語以外に、算数、理科、社会、英語の家庭学習の仕方をアドバイスしていきます。
・また、年に数回、学力テストを受ける機会を作り、言葉の森でも独自に過去問をもとにした試験を行えるようにしていきます。
2、中学生の場合は、高校入試に対応した勉強を進めていきます。
・現在、トップクラスの公立高校では、入試に作文試験を課すところが増えています。
・入試に対応した作文の勉強とともに、希望する人には、国語、数学、英語、理科、社会の勉強の仕方をアドバイスし、家庭での学習をチェックするようにします。
・年に数回、学力テストを受ける機会を作りし、言葉の森でも独自に過去問をもとにした試験を行えるようにしていきます。
3、高校生の場合は、大学入試に対応した国語の勉強を進めていきます。
・普段の小論文の勉強以外に、センター試験の国語・数学・英語の問題、国立大学の国語の記述問題などを解く機会を作ります。
4、勉強の方法は、家庭での自学自習を中心に
・今の子供たちは、塾や予備校に通って授業を受けるという受け身の勉強に慣れています。
しかし、お膳立てされた勉強に慣れていると、大学入試や、社会人になってからの勉強で、自分から取り組む姿勢が持てなくなります。
・小中学生の間は、能率よりも、自分で工夫してやるという勉強法を身につける時期です。
そのために、勉強の予定を自分で決める予定表を作り、毎日の自習を自分で記録する自習表を作ってもらいます。
・教室では、1週間の自習をチェックし、きれいに書けた自習表はみんなに発表して励みになるようにしていきたいと思います。
これから、世の中は大きく変わります。
未来の社会で活躍できるのは、与えられたものを消化する力を持った人よりも、自分で考え自分で工夫する力を持った人です。
そういう知的で元気な子供たちを育てていきましょう。
考える力は、どのようにして育つのでしょうか。
それは、考える問題集によってではなく(笑)、考える遊びによってです。
なぜかというと、考える問題集には答えがあるからです。
答えがあるものは、考えなくても答えに到達することができます。
「あ、その問題知ってる」という具合に。
しかし、遊びには答えがありません。
遊びにあるのは、もっと楽しくやりたいという動機です。
だから、楽しむための工夫は無限に生まれ、いつまでやっても遊びは飽きないのです。
小学校低学年の生活で大切なことは、答えのある勉強で子供の生活時間を埋めないことです。
(もちろん、高学年も中学生も高校生もそうですが。)
子供に考える力をつけるには、自由に遊べる余地を残しておくことです。
そして、その自由な遊びを考えつきやすくするのも大人の役割です。
言葉の森も、これから、そういう家庭でできる遊びを工夫していきたいと思っています。
いい遊びをご存じの方、教えてください。
facebookグループ「親子で遊ぼうワンワンワン」
http://www.facebook.com/groups/wanwanwan/
もう、明日から2月。
近所のスーパーに水仙の花が売られていました。
春が近づいているのがよくわかります。
それでは、今日もいい一日をお過ごしください。