言葉の森 夏の無料体験学習
毎週担当の先生からの電話指導でわかりやすい対話式の作文通信。
電話が終わったらすぐに書き出し、書いている間も質問ができる。
作文の予習で、家族の対話が増え、語彙力や表現力がつく。
だから、作文の勉強で国語力や読解力とともに学力全体が伸びる。
7月中の体験学習に特典
2013年7月中に受講案内を申し込まれた方全員に、
「小学生から中学生高校生まで使える読書感想文の書き方」をプレゼント。
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2013年7月中に無料体験学習を申し込まれた方に、
(実際に体験学習を開始するのは7月以降でも可)
小1~3年は、「小学校低中学年用の面白い音読長文集」
小4~6年は、「小学校高学年用の公立中高一貫校の問題と解説集」
中1~3年は、「中学生用の高校入試作文小論文の問題と解説集」をプレゼント。
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更に、2013年7月中にご入会をお決めいただいた方に、
(実際に入会されるのは7月以降でも可)
小1~3年は、「小学生の感想文の書き方の実践解説」
小4~6年は、「公立中高一貫校の入試作文の書き方の実践解説」
中1~3年は、「高校入試作文小論文の書き方の実践解説」をプレゼント。
お問い合わせは、電話 0120-22-3987(平日午前9時~午後8時)
言葉の森独自の勉強法で
誰でも確実にできるようになります。
(ただし、これらの勉強法は希望される方に無料のオプションとして提供しています。)
どんな苦手な子でも作文が書ける言葉の森の構成図法
お母さんがわずか10分手伝うだけで、見る見る作文が書けるようになります。
漢字の読みが学年をこえて中3まで進む言葉の森の漢字音読法
1日わずか10分の勉強で、漢字の読みが学年をこえて中3まで先取りできます。
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記述式問題の対策では、書くスピードをつけることと、字数をコントロールする力をつけることが前提です。
しかし、もっと大事なのは記述の中身です。
中身で注意することは、物事を対比して考えるということです。
「それはAだから。」と考えるだけでなく、「それは(Bではなくて)Aだから。」と考えるのです。
もうひとつ大事なことは、抽象的な中身を述べる語彙を使えるようにすることです。
ある語彙が読めたり理解できたりすることと、その語彙が使えるということは違います。
例えば、小学校高学年の生徒なら、「人生」とか「社会」という言葉は読めるし理解もできます。
しかし、日常生活でそういう語彙を使う場面はまずありません。
だから、記述の答えを書くときに、そういう語彙がなかなか出てこないのです。
そこで大事になるのが、対話です。
そういう語彙を必要とするテーマをもとに、家族で話をするのです。
家族の対話のテーマ選びに使えるのが、実際の国語の入試問題の長文です。
対話の勉強のいいところは、書くことに時間をとられないということです。
書くことに比べると、話したり聞いたりすることは5倍から10倍能率がいいのです。
そして、小学校高学年でそういう対話ができる準備として、
子供がまだ小さい小学校低学年のころから、家族で話をする習慣を作っておくといいのです。
これからの勉強は、考える力が要求されます。
そういう勉強ができるのは、実は家庭なのです。
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勉強の中心は家庭で行う自習ですが、子供が家庭で勉強をする場合、親が気をつけなければならないことがあります。それは、教科によって教え方が少しずつ違うということです。
まず、作文の教え方です。
子供がなかなか作文を書けないとき、あるいは書き始めてみたものの先に進まない場合、親はついそのまま子供に自力でがんばらせてしまいがちです。
しかし、作文というものは、いったん書けなくなると、時間がたてばたつほどますます書けなくなってきます。
子供が作文を書けないときの対応は、いくつかあります。
言葉の森で勉強している場合は、夜8時までであれば教室に電話をして、「続きが書けないのですが」と聞くことができます。そういう質問があった場合、教室では普段よりももっとわかりやすくかみ砕いて説明するので、大抵の子は書けるようになります。(ただし、感想文の場合はもとの長文をしっかり読んでいることが条件になります)
書けなくなってから質問するよりもいい方法は、事前の準備に時間をかけることです。感想文の場合は、長文をできるだけ毎日音読しておくことです。時間は5分もかからないので、朝ご飯の前にやっておくことをおすすめします。
長文を繰り返し読んでいると、どんな難しい文章でも全体像が頭に入ってきます。その上で、その長文の内容をお父さんやお母さんに説明し、家族で似た話をいろいろ話し合ってみるのです。この話し合いが、子供の語彙力を育てます。
そして、ほとんどの感想文は、似た例と結びつけて考えることができれば書けるようになるのです。
低中学年の生徒で、作文が書けないという場合の主な理由は、まだ書き慣れていないことです。そういうときは、無理に本人に書かせようとするのではなく、お父さんやお母さんが子供と一緒に作文に書くことを話しながらメモしてあげるという方法があります。
よく、書けない子にお母さんがつきっきりで、次に書くことをアドバイスするような教え方をする人がいますが、それでは子供に依頼心がわき、またお母さんも書いている間ずっとそばにいなければならなくなります。そういうやり方ではなく、書き出す前にたっぷり話をしてメモに書き出しておくのです。
こういう方法で取り組めば、お母さんが関わるのは最初の10分ぐらいで済みます。そして、子供もそのメモを見ながら書いていくので自立心がつきます。
子供にまだ自信がないときは、お母さんの書いたメモのとおりに書いてしまうかもしれません。しかし、それでも書いたこと自体をたくさん褒めてあげます。このようにして、次第に書くことに慣れて自信がついてくると、だんだんと自分の力で書くところが増えてきます。
最初はできるだけ楽に書けるように、親や先生が引っ張ってあげることによって、書く力をつけていくのです。
さて、算数数学の場合は、これとは反対の教え方になります。
子供が、算数数学の問題が解けないといった場合、算数数学の得意な親は、つい教えてしまうことがあります。ところが、どんなにわかりやすく教えても、人から教わって理解できたことは、なかなか自分の実力にはなりません。
わからないところを聞く前に、まず自分で答えと解法を見て、自分の力で理解しようとする必要があります。その上で理解できないことについてだけ、親や先生に聞くのです。しかし、その聞き方も、「この問題がわからない」というだけでなく、「この問題の解法の、ここからこうなるところがわからない」と焦点を絞って聞かせるようにすることです。
できない問題を理解しようとして何時間もかける必要はありませんが、あまり安易に他人に聞くと、わかった気がするだけで自分の実力にはならないのです。
国語の教えかは、また作文や算数数学とも少し違います。それは、次回に。(つづく)
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今日のfacebook記事より。
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小学生のころは誰でもやるべきことは同じです。そして、それらはやれば誰でもできるようになる基礎的なことばかりです。
しかし、中学生、高校生と学年が上がるにつれて、自分なりの得意不得意が出てきます。そして、苦手なことは何度も反復して学ぶ必要が出てきます。
しかし、人に頼る勉強をしていると、みんなと同じ教材とカリキュラムで勉強するので、できることもやらなければならず、もっと力を入れたいこともそこそこにしかできなくなります。
その結果、人任せの勉強をしている子は、成績を上げるためにより長い時間をかけなければならなくなり、読書や作文などの考える力をつける勉強ができなくなってしまうのです。
家庭で子供に勉強を教えるときも同じです。
子供が小学校低学年のときは、わからないことがあればすぐに教えてあげることができます。そして、熱心な優しいお母さんほど、熱心に優しく教えてしまいます。
しかし、教えてもらう勉強に慣れてしまった子は、かえってなかなか力がつきません。
教えてもらうと、自分の力でできていないのに、できたような気がしてしまうからです。
子供が小さいときほど、そして、簡単に教えてあげることができるときほど、お母さんは、子供が自分の力で解けるように誘導してあげる必要があるのです。
今日はこれから雨になるようで、少し梅雨らしい一日になりそうです。
雨の恵みと日の光の恵みで、草木も次第に夏本番に近づいてゆくようです。
近くの公園では、もうヤマモモが赤く色づき始めていました。
それでは、今日もいい一日をお過ごしください。
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言葉の森 夏の無料体験学習受付中!
毎週担当の先生からの電話指導でわかりやすい対話式の作文通信教育
電話が終わったらすぐに書き出せ、書いている間も質問ができる。
作文が好きになるだけでなく、読解力、国語力がつく。
作文の予習で、家族の対話が増える。
だから、作文の勉強で学力全体が伸びる。
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5月4週の清書の中から、森リン大賞の作品を紹介します。
この作品は、冒頭に要約の文章が入っていましたが、要約以外の文章の点数が高かったので代表作品にしました。
体験実例、たとえ、ことわざの引用、一般化の主題などの項目もよく書けています。
5月の森リン大賞(小6の部152人中)
言葉とは
みおコロネ
英語というのは、外の視点とうちの視点が合作で作り上げた珍しい言語だ。逆に日本語は外の視点がなく内部の視点だけの言語で国際普及の度合いが少ない。言い換えれば、日本語は外国人によって学ばれ使われた経験がないためにとても野放図な自然な言語となっている。フランス語は以前は日本語のような野放図な言語の状態であったが今では言葉がきれいに整理された。だから日本もこれからどうやって日本語を整理すれば日本語を世界に普及できるかということを考えるべきだろう。
「なんでやねん。」
教室中にみんなの笑いが響き渡る。私は関西弁が好きだ。標準語はきっちりしているがちょっと硬くてきつい言葉に感じられる。その点関西弁は親しみが感じられるし、やさしい響きだ。例えば、標準語でいう「バカ」も関西弁だと「アホ」になる。「アホ」のほうが「バカ」よりあたたかみが感じられる。これは私が関西に引っ越してきてすぐに感じたことだ。もし、関西弁がすべて標準語にかわってしまったらどうだろう。この独特の言葉のあたたかみがなくなってしまう。面白いお笑いだって関西弁だからこそいいものもある。つまり、日本の言葉全てが完全に標準語に統一されてしまったら、地方それぞれにあった文化や雰囲気を壊してしまうことになると思う。標準語はもちろんのこと、それぞれの方言も全部含めて日本の文化だろうと思うので大切にしていきたい。
しかし今は世界全体で国際化が進んでいる時代だ。だから日本語を日本の中だけで閉じ込めるのではなく、日本のことを外国人に広く知ってもらうのは大切なことだと考える。筆者は外国人に日本を知ってもらうためにお金をかけて日本語を簡単なものにするべきだと述べている。だが、私はそうではないと思うのだ。日本語は日本の文化としてあるのだから、日本を知ってもらうためには日本語を変えるのではなくもっと別の方法を探すべきだと思う。そこで私はもっと日本語を学ぶ教材をいろいろな種類をつくってたくさん工夫をこらしたらいいと思う。英語の教材はすでにたくさんの種類があり、まるで雨後の竹の子のように次々と新しいものが出てくる。CDがついていたり赤シートがついていたりいろいろな工夫もある。日本語の教材も外の視線に合わせて作るべきだろう。そうすれば、好きな教材を選べるしもっと日本語が覚えやすくなると思う。そしてもっと日本のことを知ってもらえるにちがいない。
人間にとって言葉とはその国の文化である。だからその言葉は大切にしなければいけない。たとえそれが複雑で難しかったとしても、国際化するためにそれを簡単にしてしまったらそれはその国の言葉とは言えないのではないだろうか。「角をためて牛を殺す」ということわざがある。日本語を簡単にしてしまうことは、そうなりかねないのではないだろうか。だから、私はこれからも日本語にほこりを持って大切に使っていきたい。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
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1位 | ●言葉とは | みおコロネ | 88 | 1196 | 72 | 66 | 75 | 90 |
2位 | ●むずかしい日本語 | ひあう | 82 | 1136 | 49 | 70 | 79 | 86 |
3位 | ●微妙な表現 | きゅうちゃん | 80 | 906 | 51 | 64 | 74 | 92 |
4位 | ●国立科学博物館に行ったこと | はーちゃん | 79 | 918 | 44 | 82 | 96 | 84 |
5位 | ●大爆笑 | きろせ | 79 | 835 | 44 | 79 | 88 | 84 |
6位 | ●言葉が思い浮かばないワケ | ドラえもん | 79 | 755 | 43 | 82 | 86 | 84 |
7位 | ●「もじばける」の魅力 | りすっぴ | 79 | 972 | 46 | 66 | 85 | 87 |
8位 | ●古墳めぐり | はわの | 78 | 803 | 46 | 69 | 97 | 84 |
9位 | ●笑いが持っている力 | たけみ | 78 | 974 | 47 | 55 | 81 | 89 |
10位 | ●笑う門には福来たる | 彌織 | 78 | 851 | 53 | 53 | 68 | 97 |
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近くの公園では、もうドングリの花が満開。(マテバシイの木)
今日のfacebook記事より。
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国語の苦手な子が増えています。
それは、国語を勉強としてやっているからです。
塾に行って、算数を1時間、国語を1時間、英語を1時間やってバランスよく国語の力がつくのではありません。
国語は、生活の中で、読み、書き、聞き、話す時間を豊かに過ごすことで力がつきます。
だから、国語の得意な子ほど、国語の勉強を特にしていないということがよくあるのです。
今の子供たちの置かれている環境は、物の生活が豊かになった分、言葉の生活が貧しくなっています。
昔は、娯楽が少なかったので、子供たちは夕方よく本を読んで過ごしていました。
テレビが普及していなかった時代には、ラジオを聴くことが家族の共通の時間の使い方でした。
しかし、今は、子供が自分の部屋でひとりでテレビやゲームやインターネットに興じることができる環境も生まれています。
これらの娯楽は、遊びの敷居を低くするために、ますます言語を省略し、ビジュアルな刺激を際立たせるものになっています。
こういう生活の中で、国語のドリルを毎日何ページやるというようなことでは、国語の力は低下していって当然なのです。
子供たちの国語力の低下に危機感を感じた学校が、少しでも読書の機会を作ろうと「朝の10分間読書」を始めると、それを勘違いして、「読書は学校でやっているから、家でやらなくてもよくなった」と思ってしまう人たちもいるのです。
読書こそ、子供たちの国語力を育てるいちばんの要になるものです。
読書、作文、対話の生活を充実させることが、子供たちの国語力ばかりでなく学力全体を成長させるもとになっているのです。
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読み、書き、聞き、話すという日本語の生活を豊かにするといっても、何から手をつけていいかわからないという事情も確かにあります。
ここで生かせるのが、作文を中心として読書と対話の時間を豊かにするという勉強です。
ところが、世の中で行われている作文指導のほとんどは、作文そのものを直すことが中心になっています。
子供たちの書いた作文を直すことは誰でもできます。しかし、いくら直してもそれで作文が上手になるわけではありません。かえって、作文が苦手になり嫌いになっていくだけです。
しかし、では作文を褒めているだけでいいのかというと、それも少し違います。
褒めていれば、子供たちの作文は必ず上手になっていきますが、作文そのものを評価するだけでは、上達にはかなり時間がかかるのです。
それは、作文は、目的ではなく結果だからです。(つづく)
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