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誰でも何かに胸ときめかした思い出がある as/1912.html
森川林 2013/08/31 08:27 



 facebookページより。

====

 誰でも、何かに、又は誰かに、胸ときめかした思い出がある。
 そのときのことを思いだそう。
 思い出すだけならただ(笑)。

 花を見ても、鳥を見ても、空を見ても幸せだった、そのころの気持ちを思い出そう。
 そうすれば、目の前の大きく見えた問題も、すぐに小さな問題になり、やがて問題ではなくなる。

 そうして、自分が幸せだったころの気持ちを思いだしたら、ほかの人にもそのことを教えてあげよう。
 世界は、本当は、こんなにきれいで楽しくて幸せに満ちていたのだとみんなが気づき始めたら、そういう時代以外のものはこの地上からなくなっていく。

 夜中に、空を見ていたら、ふとそんなことを思い出した。

 そういえば、初恋って、何十年前だったかなあ。
 誰でも持っているすばらしく高価で美しい無料の思い出。

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プレゼン作文発表会(9月からの取り組み) as/1911.html
森川林 2013/08/30 12:39 


 言葉の森が9月から新しい取り組みを開始します。

 その第一は、プレゼン作文発表会の企画です。
 作文の勉強の大きな目標は、創造性と思考力と表現力を高めることです。
 もちろん、その途中に、受験の作文小論文に合格する力をつけることもあります。また、作文力の全体になる国語力、読解力をつけるという目標もあります。しかし、子供たちの将来まで続く大きな目標は、ひとことで言えば創造力と思考力のある文章を書く力をつけることです。

 ところが、作文の評価はどうしても主観的になりがちで、客観的な評価が難しいため、子供たちの勉強の目標も曖昧になりがちでした。
 言葉の森では、項目に合わせて書く指導と、森リンの点数による評価という形で、作文の客観的な評価を行ってきました。しかし、作文という勉強の性格上、成果が表れるのに時間がかかるため、意欲的な勉強がしにくいという生徒もいました。

 その点で、新聞やコンクールに応募して入選するというのは、ひとつの意欲付けにつながるものでした。実際に、朝日小学生新聞の作品欄には、言葉の森の生徒が毎月誰かが入選していますし、各種コンクールにも言葉の森の生徒の作品がよく選ばれています。しかし、そのように他の機関に頼った評価は、通常の指導とは結びつけにくいため、保護者にお任せする形で行ってきました。

 そこで、言葉の森が今回計画しているのは、自分の作文が発表されるような機会をこれまであまり持たなかった生徒のための作文発表会です。当面は自由参加にしたいと思います。

 作文発表会は、これまで、港南台の通学教室で何度か行ってきました。最初は、みんなの前で作文を読む形でしたが、暗唱できる生徒は暗唱したものを発表するということも取り入れました。
 今度は、この発表の形を更に発展させ、プレゼンテーションを行うような形でのプレゼン作文発表会にしたいと思っています。

 プレゼン作文ですから、文章だけでなく、画像や音声や動画も組み合わせてひとつのビジュアルな作品を作ることを考えています。そのビジュアルな作品を表示しながら、発表者は、原稿やメモを見ずに、聴衆に語りかけるような形で自分の作品を発表します。

 発表会は、これまでは通学教室でないとやりにくい面がありましたが、今度は、インターネットを利用して動画で発表することを考えています。ただし、ネットすから、個々の生徒の発表は、非公開、部分的公開、公開のいずれかを選択できるようにしたいと思っています。

 こういう発表会を繰り返すことによって、作文に取り組む姿勢が、自分らしい個性、創造性、思考力を伸ばすという方向に発展していくと思います。

 このプレゼン作文発表会の最新情報は、今後、オープン教育コミュニティ「オープの川」で随時お知らせしていく予定です。
https://www.mori7.net/ope/

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