言葉の森が9月から新しい取り組みを開始します。
その第一は、プレゼン作文発表会の企画です。
第二は、全教科無料自習オプションと各種検定試験です。
子供たちの勉強の様子を見ていて、いろいろな問題点を感じることが増えてきました。
その問題点のひとつは、低学年からの詰め込み勉強で成績はよくなっているが、学力の厚みのない子が増えているように思えることです。つまり、テストに出るような問題にはすぐに答えられるが、日常生活の咄嗟の判断や応用力に弱さを感じることが多いのです。言い換えれば、成績はいいがたくましさに欠けるような感じがする子供たちが増えていることです。
そういう子供たちの多くは、勉強の仕方にも問題があり、塾の先生やお母さんに手取り足取り教えてもらい、テストの成績で競争させられ、自分で勉強しているのではなく勉強させられているような形の勉強が多いのです。
こういう勉強をしてきた子供たちは、小学生のころこそいい成績を取っていますが、肝心の自分の力で勉強を始める高校生のころになっても、自分の意志で勉強を進めるということができなくなりがちです。そのため、高校生になっても、塾や予備校に引っ張ってもらわないと勉強ができないという状態になってしまうのです。
高校生の勉強は、自分で計画して自分のペースで進めるから能率がよくなるのですが、塾や予備校の一斉指導に頼る勉強だと、時間ばかりがかかり実力が伸びません。
これも、すべて小中学生のころに、自分で試行錯誤しながら進める勉強をせずに、手っ取り早く他人任せの勉強をしてきたためです。
小学1年生から中学3年生までの勉強は基本的なものですから、難しいとは言ってもすべて家庭で充分にできるものばかりです。それは、どんな難関校でも同じです。
塾を利用するのは、模擬試験で自分の位置を確認し合格可能性判定をするためだけで、日常の勉強まで塾に通って行うのでは、本当は能率が悪いのです。
ただし、独学で行うことができると言っても、ゼロから始めるのでは、遠回りになりすぎます。どういう方向で勉強したらいいかをアドバイスしてくれる人がいて、その人の意見を参考に家庭で独学で勉強することができれば、それが最も能率のよい勉強の仕方になります。
こういう独学スタイルの勉強の仕方をしてきた子は、高校生になって大学入試の勉強をする際にも、予備校などに頼らず自分で計画して勉強していくことができます。今は、そういう生徒は少数になっているようですが、このように自立して勉強してきた生徒は、学力の面でも精神力の面でも、一回り大きく成長します。
そこで、言葉の森では、小1から家庭で自学自習ができるように、教材を指定し、自習の仕方をアドバイスし、インターネットの掲示板などで相談に答えられるような全教科無料自習オプションを計画しました。
しかし、アドバイスと相談だけでは、形骸化してしまう可能性もあるので、ときどき進度に合わせた検定試験と電話チェックも行う予定です。検定試験と電話チェックは有料になりますが、これは自由に選択できるようにします。
今のところ、この自習に合わせた検定試験として考えているのは、
●長文暗唱検定……長文暗唱の検定試験を行い、目標を持てるようにします。(小1以上)
●漢字暗唱検定……言葉の森オリジナルの漢字集をもとに、漢字の読みを学年よりも先取りします。(小1以上)
●算数数学問題検定……市販の算数数学問題集をもとに、その問題集を百パーセントできるようにします。(小1以上)
●英文暗唱検定……英語の絵本をページごとに暗唱し暗写できるようにします。(小4以上)
などです。
こういう検定試験を目標に、毎日家庭で自習をする習慣をつければ、時間的に余裕のある自主的な勉強で学力をつけることができます。
この全教科無料自習オプションと検定試験の最新情報も、今後、オープン教育コミュニティ「オープの川」で随時お知らせしていく予定です。
https://www.mori7.net/ope/
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facebookページより。
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誰でも、何かに、又は誰かに、胸ときめかした思い出がある。
そのときのことを思いだそう。
思い出すだけならただ(笑)。
花を見ても、鳥を見ても、空を見ても幸せだった、そのころの気持ちを思い出そう。
そうすれば、目の前の大きく見えた問題も、すぐに小さな問題になり、やがて問題ではなくなる。
そうして、自分が幸せだったころの気持ちを思いだしたら、ほかの人にもそのことを教えてあげよう。
世界は、本当は、こんなにきれいで楽しくて幸せに満ちていたのだとみんなが気づき始めたら、そういう時代以外のものはこの地上からなくなっていく。
夜中に、空を見ていたら、ふとそんなことを思い出した。
そういえば、初恋って、何十年前だったかなあ。
誰でも持っているすばらしく高価で美しい無料の思い出。
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言葉の森が9月から新しい取り組みを開始します。
その第一は、プレゼン作文発表会の企画です。
作文の勉強の大きな目標は、創造性と思考力と表現力を高めることです。
もちろん、その途中に、受験の作文小論文に合格する力をつけることもあります。また、作文力の全体になる国語力、読解力をつけるという目標もあります。
しかし、子供たちの将来まで続く大きな目標は、ひとことで言えば創造力と思考力のある文章を書く力をつけることです。
ところが、作文の評価はどうしても主観的になりがちで、客観的な評価が難しいため、子供たちの勉強の目標も曖昧になりがちでした。
言葉の森では、項目に合わせて書く指導と、森リンの点数による評価という形で、作文の客観的な評価を行ってきました。しかし、作文という勉強の性格上、成果が表れるのに時間がかかるため、意欲的な勉強がしにくいという生徒もいました。
その点で、新聞やコンクールに応募して入選するというのは、ひとつの意欲付けにつながるものでした。
実際に、朝日小学生新聞の作品欄には、言葉の森の生徒が毎月誰かが入選していますし、各種コンクールにも言葉の森の生徒の作品がよく選ばれています。しかし、そのように他の機関に頼った評価は、通常の指導とは結びつけにくいため、保護者にお任せする形で行ってきました。
そこで、言葉の森が今回計画しているのは、自分の作文が発表されるような機会をこれまであまり持たなかった生徒のための作文発表会です。当面は自由参加にしたいと思います。
作文発表会は、これまで、港南台の通学教室で何度か行ってきました。最初は、みんなの前で作文を読む形でしたが、暗唱できる生徒は暗唱したものを発表するということも取り入れました。
今度は、この発表の形を更に発展させ、プレゼンテーションを行うような形でのプレゼン作文発表会にしたいと思っています。
プレゼン作文ですから、文章だけでなく、画像や音声や動画も組み合わせてひとつのビジュアルな作品を作ることを考えています。そのビジュアルな作品を表示しながら、発表者は、原稿やメモを見ずに、聴衆に語りかけるような形で自分の作品を発表します。
発表会は、これまでは通学教室でないとやりにくい面がありましたが、今度は、インターネットを利用して動画で発表することを考えています。ただし、ネットすから、個々の生徒の発表は、非公開、部分的公開、公開のいずれかを選択できるようにしたいと思っています。
こういう発表会を繰り返すことによって、作文に取り組む姿勢が、自分らしい個性、創造性、思考力を伸ばすという方向に発展していくと思います。
このプレゼン作文発表会の最新情報は、今後、オープン教育コミュニティ「オープの川」で随時お知らせしていく予定です。
https://www.mori7.net/ope/
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公立中高一貫校の作文試験や、高校入試の作文試験などの勉強の仕方で質問や相談がある場合は、新設の掲示板「オープの川」に相談コーナーを設けましたので、ぜひご活用ください。
https://www.mori7.net/ope/
この「オープの川」では、受験以外にも、長文、勉強、遊び、生活など子供たちの勉強と生活を応援するさまざま交流の場を提供していく予定です。
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オープン教育のサイトができました。
ここでは、子供たちの教育に関する情報の交換だけでなく、実践の交換も行っていきたいと思っています。
具体的なページとしては、
・子供たちに読んでほしい長文をオリジナルに作成する「オープン長文」
・勉強の仕方や問題の解き方を解説し交流する「オープン勉強」
・親子で楽しく過ごせる遊びを紹介する「オープン遊び」
・家庭学習の上手な進め方を紹介する「オープン生活」
などがあります。
この案のことを話すと、何人かの方から、「クックパッドみたい」と言われました。
私は、食事は素材のまま食べることが多いので、クックパッドというサイトを知りませんでしたが、見てみると確かに雰囲気が似ていました。
これからの教育は、ある特定の分野は専門家に任せる面もありますが、多くは自分たちの手作りでやっていく方が充実したものになると思います。
記事の閲覧は誰でもできますが、投稿にはメール登録が必要です。
どなたもご自由にご参加ください。
オープン教育コミュニティ
「オープの川」
https://www.mori7.net/ope/
なお、言葉の森は、facebookでも、現在様々なグループを運営しています。
(読書、長文、遊び、行事、受験作文、感想文、帰国子女、外国人の日本語、森林プロジェクトなど)
しかし、facebookグループの記事は、反応性がいいので交流には向いていますが、記事の整理や検索には不向きです。
そこで、facebookグループでは、主に気軽な交流をし、オープン教育のサイトでは、本格的なやりとりをするように使い分けていきたいと思います。
ただし、気軽と本格の差は微妙ですから、そのときの雰囲気でどちらに書き込みをしてもいいことにします。
みなさんのご参加をお待ちしています。
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昨日のシリアの話の続きです。
大事なのは、想像力です。
米英仏は、なぜ国際法的に違法なことをしてまで、他国に軍事介入をしようとするのでしょうか。
それは、軍需産業の在庫を片付けるためで、その軍需産業の背後に、自分のことだけしか考えていない人たちがいるのです。それらの人たちで作り上げられたストーリーです。
シリアへの軍事介入のあとに、イランがイスラエルを攻撃したように見せかけて、イスラエルがイランに報復し、その報復がロシアや中国に飛び火し、日本も米英仏の応援に巻き込まれ、最終的に日中が戦争に陥るような大きなシナリオが描かれている可能性があります。
だから、物事の最初のきっかけ作りのときに、これが作り話だと言っておく必要があるのです。
大事なのは、想像力です。その想像力を、社会をよりよくするために使うのが人間の役割だと思います。
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シリアはイラン経由でケッシュ財団の技術を受け取ったから攻撃されている。
ttp://sunshine849.blog.fc2.com/blog-entry-106.html
このようにケッシュ財団の技術を使えば米軍機を無傷で鹵獲することもできる。
これを潰したいイスラエルが必死にシリアを攻撃しているにすぎない。
日本も去年11月にケッシュ財団から原発問題やエネルギー問題を解決する技術を受け取っているが未だに政府に隠蔽され続けている。
ケッシュ財団の技術が表に出れば世界平和も実現され、環境問題や食料エネルギー問題などは全て解決する。
ケッシュ財団の詳細については
ttp://www.onpa.tv/2013/08/11/1893
ttp://sunshine849.blog.fc2.com/blog-entry-118.html
ttp://blog.goo.ne.jp/narudekon/e/a614779c0fb09de38540b4e86e5c99da
を参照されたい。
なるほど。今、社会をよくする技術がどんどん出ようとしているのですね。
こういう動きは、もう止められないと思います。
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言葉の森は、創造性を育てる作文教室です。
しかし、子供たちの勉強の前提には、平和な世界があります。
米英仏が、シリアのアサド政権が毒ガスを使用したという理由で軍事介入の準備を進めているようです。
しかし、これまでの米英仏の言ってきたこと、やってきたことを思い出せば、これが戦争をするための作られた口実だという可能性は、ほぼ百パーセントあると思います。
人間の知恵は、意見の違いを暴力ではなく話し合いで解決することができます。
戦争のない自由で豊かな社会を作っていきましょう。
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入試に作文小論文試験がある人向けに、受験コースの教材を別途作っています。
これは、実際の志望校の過去問に合わせた課題で、小学生は4か月間、中学生は3か月間、高校生は2か月間、特別に行うコースです。
通常の作文指導では、項目を中心によくできたところを褒めて励ます指導ですが、受験コースの場合は合格が目的ですから、欠点を直すことが中心になります。
しかし、受験という目的があるので、いくら注意されてもみんな挫けずにがんばっています。
言葉の森の受験コースは、わかりやすくレベルが高いのが特徴です。
ほかの予備校などで教わってよく書けなかった生徒が、言葉の森に来るとすぐに書けるようになります。そして、短期間で上達します。
しかし、大学入試向けの高校3年生の受験作文指導は、先生の空きがないので、今在籍している生徒以外の新たな募集は受け付けていません。
とは言っても、「小学生のときに、言葉の森の受講をしていたのですが……」という高校3年生が来ると、やはり断れません。何とか都合をつけて見てあげる時間を取るようにしています。しかし、原則として高校3年生が新たに始めるのは無理だと思っていてください。
さて、本題です。
受験作文小論文コースは、課題が難しいので、家庭での事前の予習が必要になります。
予習と言っても、課題を音読して、お父さんやお母さんとその課題について対話をしてくるというのが予習です。だから、日常生活の一部として簡単に準備できるものになっています。
この受験コースの予習や、勉強を進める上での相談を掲示板で受け付けることにしました。
それが、「オープン勉強」というページです。
https://www.mori7.net/ope/index.php?b=2&k=2
記事の閲覧は誰でもできますが、投稿には、あらかじめメール登録が必要になります。
「森友メール登録」
https://www.mori7.net/link/moritomo.php
なお、この新しい掲示板システム「オプの川」には、「書く」「読む」「遊ぶ」「働く」などのコーナーがあり、そのコーナーの中にテーマ別の掲示板があるという形になっています。
https://www.mori7.net/ope/
言葉の森の生徒以外の方も、どなたでもご自由にご参加ください。
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