facebook記事より。
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昔、パソコンが一家に1台の時代になる、と言ったら、話半分にしか聞いてもらえませんでした。
まして、1人に1台の時代になるというのは、口では言っても、自分自身がそれはかなり先のことだろうと思っていました。
しかし、今では、1人でパソコンを複数台持っている人もいます。
少し前までは、人間はみんな家族のようなものというと、笑い話のようにしか聞いてもらえませんでした。
しかし、今では、多くの人が多かれ少なかれそういう意識を持っています。
家族だったら、競争したり、相手よりも優位に立ったり、他人を支配したりする必要はありません。
自分と他人の区別はあっても、その区別が優劣の差になる度合いはほとんどなくなります。
そういう時代意識が、今加速しているように思います。
新しい時代の勉強は、他人に勝つために行うのではありません。
今はまだ、受験やら何やらで勝ち負けのゲームが残っているので、そのゲームに参加せざるを得ませんが、やがてそういうゲーム自体がなくなります。
そのときに残る勉強は、純粋に自分自身の向上のために行う勉強で、その向上と並行して、幸福や貢献や創造があるという関係になっていきます。
今はまだ雲をつかむような話ですが、予想よりもずっと早くそういう時代が来ると思います。
今日は、静かな雨の日曜日。
こういう日は、家の中で家族でできる楽しい遊びを工夫してみましょう。
facebookグループ「親子で遊ぼうワンワンワン」
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面白い遊びがあったら投稿してください。
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あるサイトに、「文を書くのが苦手な小3男子 中学受験の専門家がすすめる勉強法は?」という記事がありました。
質問の内容は、「普段読書をしないせいか、記述問題や作文、感想文などがとても苦手です。作文や感想文を書く際に「どう思ったか」「自分ならどうするか」を入れてみてはとアドバイスすると、本当にそれだけを書いて2行で終わる始末です。」ということでした。
この質問に対するアドバイスは、「文を書くことが苦手な子どもは、たいてい、お手本となる文章をあまり目にしていないことに原因があると思います。普段から読書をしていないと、表現や文章の構成をどのように書いてよいかわからないでしょう。対策としては、小学生新聞や通信教育などもよいと思いますが、他の子どもの作文を読ませて、書き方を“マネさせる”ことも1つの方法です。」として、、「インターネットで検索すれば、優秀な作文や感想文を見つけられると思います。そして、お手本の作文に沿って同じような構成で、子ども自身の体験の作文を書かせてみるとよいでしょう。」ということでした。
上手な文章を手本にして真似るということ自体は、いい方法です。
しかし、問題は、子供がそういう勉強を続けられるかどうかということです。同学年の子の上手な作文を書き写す勉強というのは、自分の文章がだめだからほかの子の真似をしなさいということですから、楽しいはずがありません。
これがもし、子供がもっと小さくて作文というものを書いたことがほとんどないような時期でしたら、手本を真似るというのはいいやり方です。しかし、その場合も、手本を真似るという意識ではなく、手本に馴染むというような感覚でやっていくことが大切です。
手本を真似るというのは、自覚した年齡の子が自主的にやるにはいい方法ですが、小学校3、4年生の子がそういう自覚を持つことはまずありません。
ところが、小学4年生までの子は、お母さんの言うことをよく聞きますから、そういうやりたくない勉強も続けさせられてしまいます。その結果、やがて親子の仲が悪くなり、子供は作文を書くことがますます嫌いになってしまうことも多いのです。
小学校3、4年生までに、自分の意思に反することを親に強制されていると、小学5年生ごろになり自己主張ができるようになると、今度は逆に親の言うことを聞かなくなります。
この強制が躾に関するようなことであれば、子供が反発しても、親には信念がありますから、子供はそれを強制とは考えずに自分の生き方のルールとして受け入れます。
しかし、勉強の仕方に関することは、親も試行錯誤でやっているので、続けることが難しい場合はうやむやのうちにやらなくなってしまうこともよくあります。すると、子供は、親に言われたことでも自分の嫌なことはやらなくてもよいのだということを学習するようになります。その結果、学年が上がると親の言うことを聞かなくなることが多いのです。
では、文を書くのが苦手な子に、文章を書く力をつけるためにはどうしたらよいのでしょうか。実は、もっと楽しく簡単にできる勉強法があるのです。
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作文が苦手な子に、その作文をいくら直しても、上手にさせることはできません。
上手になるどころか、ますます作文が苦手になることが多いのです。
では、上手な作文を手本にして書き写すというのはどうでしょうか。
それは、自分の文章がだめだからほかの文章を真似しなさいということですから、やはり楽しいはずがありません。
いい方法は、その子の書いた作文の中身をまず褒めてあげることです。
しかし、その際に、「でも、もっと漢字を使わなきゃね」とか、「もう少していねいに書かないと」とか、「この表現がおかしい」とかいうことは言わないことです。
誤字は直しておきますが、誤字を直すことが勉強の中心ではありません。
そして、作文を褒めてあげる一方で、長文の音読を毎日数分続けるのです。
子供が音読に飽きて、ふざけて読んでも気にしません。
音読についても、読み方を注意する必要はないのです。
音読を続けて半年もすると、子供の書く文章が違ってきます。
褒めて続けているだけで、自然に褒められるような実態があとからついてくるのです。
簡単(笑)。
●「漢字を使う」「ていねいに書く」は書いたあとではなく、書く前に言うこと
書く前の心構えとして、習った漢字を使う、ていねいに書くというのはいいのです。でも、それも大体できていればいいことです。
よくないのは、書いたあと、作文の中身よりもすぐ目につくところで、漢字を使う、ていねいに書くということを言ってしまうことです。
普段の作文は、中身のいいところを褒めていて、清書して作文を投稿するときなどに、漢字を使うことと、ていねいに書くことを目標にしていくといいと思います。
●事前の指導があると褒めやすい
書いた作文の中身を褒めるのもいいことですが、事前指導がそれに加われば、更に褒め方が具体的になります。
その事前指導のひとつが構成指導です。例えば中学生だったら、意見→理由1→理由2→意見、というふうに事前に書き方を指示すると、方向が決まるので書きやすくなります。
小学生の場合は、構成よりも表現の事前指導で、会話・たとえ・思ったことを入れて書く、というふうに事前に指示をすると書きやすくなります。
事前指導のいいところは、その指導をもとに合理的に褒めることができる点にあると思います。
●音読は、模範文よりも普通の説明文で
音読は、模範作文のようなものよりも、普通の説明文の方がいいと思います。読む力をつけるのが大事なので。
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