ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 1991番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/21
中国の防衛識別圏の問題は、日本と中国の交渉で解決を as/1991.html
森川林 2013/11/30 18:29 



 言葉の森は、作文教育を行っている教室です。しかし、子供たちの未来を考えると、教育以前に平和な世界を築くことが大切だと思っています。
 平和で豊かで自由な世界があって初めて、子供たちも人間らしい成長をしていくことができます。


 中国が、日本の既にある防衛識別圏に大幅に入り込む形で、中国の新たな防衛識別権を設定しました。
 しかし、この設定の直後、日本の航空自衛隊は、重なりあう防衛識別圏に入った中国情報収集機に対して緊急発進を行いました。
 ところが、この日本の緊急発進に対して中国は何も対応しなかったので、その後米軍のB52がやはり中国の設定した防衛識別権を飛行しました。これに対しても、中国は何の対応もしませんでした。
 この結果、中国の防衛識別圏は有名無実化したという観測が広がりました。
 しかし、その後、アメリカは、米国の民間航空会社に対して中国の防衛識別圏を通行するときに飛行計画書を提出するように要請しました。
 これが今までの経過です。


 このあとのシナリオを予想すると、次のようになります。

 まず、日本も国内の民間航空会社に対して飛行計画書を提出するように要請した場合、それは中国の防衛識別圏を認めたことになります。それは、日中の間に、より危険な新たな紛争の火種を増やすことになります。
 これがアメリカの第一の狙いだと言ったら言い過ぎでしょうか。

 次にもし日本が民間航空会社に対して、これまでのまま飛行計画書を提出しない方針を貫けば、中国はそれを口実に日本の民間航空機に何らかの攻撃をしてくることが考えられます。
 その結果、日中が相争う状態になったとしたら、アメリカは何も手を下さずに日本と中国だけを二国間の戦争状態jに引き込むことができます。
 これがアメリカの第二の狙いだと言ったら言い過ぎでしょうか。

 だから、日本が取るべき方針は二つあります。

 まず一つは、アメリカに対して、中国の防衛識別圏を容認する方針を出させないよう要求することです。
 もう一つは、日本と中国だけで、中国の防衛識別圏の設定以前の状態に戻す平和的な交渉を開始することです。


 日本と中国の戦争を求めているのは、ごく一部の人たちだけです。
 大多数の人は、平和な世界を望んでいます。

 今回のこの危機を、世界の平和と日本の真の独立につなげるのが大人の役目だと思います。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20131201  
 結局、中国の防衛識別圏の背後にいるのはアメリカだったという可能性が高い。
 日本は、どの国にも頼らず真の独立を目指せ。

森川林 20131206  
 ブログを更新。
http://ameblo.jp/kotomori/entry-11719550777.html" target="_blank">http://ameblo.jp/kotomori/entry-11719550777.html
====
アメリカは、ショー・ザ・フラッグ!(旗幟を鮮明に)

 中国の防衛識別圏のうしろで、アメリカと中国が手を組んでいる。
 ポーズだけのB52など飛ばすな。
 日本人は、皆気づきはじめている。
 要するに、日本に武器を買わせたいだけの芝居なのだ。

 それに乗る中国にも弱みがあるから、二国の利害がたまたま一致しただけだ。

 日本は、どこにも頼らずに自立した国になれ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
政治経済社会(63) 

記事 1990番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/21
親は子供の前で迷わないこと as/1990.html
森川林 2013/11/27 19:54 



 facebook記事より。

====

 子供がテストで悪い点数をとってきたとき、お母さんはどっしり構えて、
「大丈夫。実力があるんだから(笑)」
と、まず子供を安心させて、それからゆっくり内容を分析します。

 子供が、「なんでこんなの勉強するの」「こんなのやりたくない」「つまらない」「面白くない」などと言ったときも、親はどっしり構えて、
「これは、大事な勉強だから続けるの」
と、当然のように言って、それからゆっくりやりやすい方法を工夫します。

 大事なのは、親はいつもどっしり構えていることです。

 子供は、自分のやりたくないことがあると、すぐに、「なんで」「どうして」などと言ってきます。
 そのときに、同じレベルで答えようとすると、話がごちゃごちゃしてきます。

 大事なことほど、理屈で説明しきれるものではありません。
 子供が「なんで」と言ったら、親は迷わずに、「お母さんがよく考えて決めたことだから、『なんで』などと言わないの」と言っておしまいです。

 親がいったんそういうどっしりした態度を見せれば、子供はすぐに納得して自分なりにがんばるようになります。
 親の迷いがあると、子供はいつまでもぐずぐず言うようになるのです。

 子供の意見や自主性を尊重するというのは、もっと別の場面でやることです。
 肝心なことは親が決めていっていいのです。


 例えば、掛け算の九九を、子供が、「なんでこんなことやるの」「やりたくない」と言った場合、ほとんどの親は迷いません。
 自分自身がやってきた経験があるからです。

 だから、「九九を子供がやりたくないと言っているんですけど」というような相談をするお母さんはまずいません。
 ほかの勉強もすべて同じです。

 ときどき、「子供が本を読まないんですけど」という相談があります。
 それは簡単です。ただ読ませればいいのです。

 読書には子供を引きつける力があるので、読んでいるうちに必ず読書好きになります。
 子供にどう読ませるかを考えるよりも、何を読ませるかを考える方が大事なのです。

====

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
子育て(117) 
コメント1~10件
読解問題の解き Wind
面白かった 10/11
記事 4027番
長文の暗唱のた たろー
この世で一番参考になる 9/30
記事 616番
「桃太郎」を例 匿名
役に立った 8/15
記事 1314番
日本人の対話と 森川林
ヨーロッパの対話は、正反合という弁証法の考え方を前提にしてい 8/6
記事 1226番
日本人の対話と よろしく
日本人は上に都合がよい対話と言う名のいいくるめ、現状維持、そ 8/5
記事 1226番
夢のない子供た 森川林
「宇宙戦艦ヤマトの真実」(豊田有恒)を読んだ。これは面白い。 7/17
記事 5099番
日本人の対話と 森川林
 ディベートは、役に立つと思います。  ただ、相手への共感 7/13
記事 1226番
日本人の対話と RIO
ディベートは方法論なので、それを学ぶ価値はあります。確かに、 7/11
記事 1226番
英語力よりも日 森川林
AIテクノロジーの時代には、英語も、中国語も、つまり外国語の 6/28
記事 5112番
創造発表クラス 森川林
単に、資料を調べて発表するだけの探究学習であれば、AIでもで 6/27
記事 5111番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習