ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 1999番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/23
作文の項目指導は、相撲や柔道などの技の型と同じ as/1999.html
森川林 2013/12/09 19:30 



 相撲でも、柔道でも、いろいろな技があります。上手投げ、一本背負い、大内刈りなど。
 それらの技が型として作られているので、型の練習をすることが技を身につける練習になります。

 ただの力や体の大きさで相手に勝つのではありません。技で勝つので、小さい者が大きい者を倒すこともできるのです。
 力よりも技が物を言うのが、人間の動物と違うところです。

 この技の型に相当するものが、作文で言うと構成や表現の項目です。

 言葉の森では、作文のテーマに合わせていくつかの型を組み合わせて書く練習します。
 例えば、複数の実例と一般化の主題、複数の理由と是非の主題、複数の意見と総合化の主題、複数の方法と当為の主題、複数の原因と社会問題の主題など。

 こういう型の練習をしていると、作文試験の本番でも自然に構成のしっかりした文章を書くようになります。
 力で書くのではなく技で書くのが、言葉の森の勉強法です。

 しかし、技が効果を発揮するためには、それなりの力も必要です。
 作文において力に相当するものは、豊富な語彙力です。

 本をよく読んでいる子は作文もうまいというのは、読書によって語彙力がついているからです。
 小学生の作文でよくあるのが、せっかくいい話を書いているのに、そのまとめの感想で、「楽しかった」「嬉しかった」「面白かった」などの平凡な言葉を使ってしまうことです。
 読書の好きな子は、こういう平凡なまとめ方をすると、自分の中に何か納得できなものを感じるらしく、自然にもう一工夫をした書き方をします。

 作文の勉強は、半分は作文の型の勉強で、もう半分は読書によって語彙力をつける勉強なのです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
作文教育(134) 作文の書き方(108) 

記事 1998番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/23
光り輝く星、地球 as/1998.html
森川林 2013/12/09 06:55 



 facebook記事より。

====

 昔の江戸時代が、現代の科学と技術の中で再生したような、そういう時代がやがて来る。

 誰もが往来で楽しく遊び、母と父のいる夕方の団欒がある。
 勉強は、早朝から昼までの間に済ませ、午後には様々な創造や交流や貢献がある。

 職業としての警察はなく、法律や罰則もほとんどなく、あらゆることが互いの温かな共感の中で認められる。
 動物たちが人間と共存し、庭にも道にも花々が咲き乱れ、いつもどこかしらで宴会がある。

 見知らぬ人たちも家族のように受け入れ、互いに相手を思いやり、美しく生きることが人生の基準になり、あらゆる動作が芸術になる。

 花が咲き、鳥が歌うように、人間は絶えず創造する。
 豊かさが溢れ、地表をどこまでも潤し、与え合うことが経済の法則になり、やがて地球が生き物たちの笑い声で光り輝く星になる。

 そういう時代がもうすぐ来る予感がする。

====

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
日本(39) 未来の教育(31) 

記事 1997番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/23
アメリカを入れないアジア平和会議を作り、それを将来の新国連に as/1997.html
森川林 2013/12/08 08:38 



 facebook記事より。

====

 アジアの人々の大多数は、平和と繁栄を願っています。
 だから、それを実現すればいいだけです。

 なぜアメリカを入れないかというと、アメリカがアジアの小競り合いを望んでいるかどうかは別にして、アジアの未来はアジア人が決めるものだからです。
 今ある紛争は、その紛争が起こった前の状態に戻せば済むことです。

 それでもなお議論が残るとすれば、それはじゃんけんで決めてもいいのです。
 じゃんけんでは不公平だと言うなら、アジア諸国の投票でハンディをつけたじゃんけんにすればいいのです。

 そういう平和な共存ができる国々こそ、将来の新国際連合の土台です。
 子供でも考えつきそうなこういう考えを実現できないのは、ただ勇気がないからだけです。



 今日は、久しぶりの少し曇り空。
 さすがに日が出ていないと風の冷たさを感じます。

 しかし、この冷たい風の中で、植物たちは春の出番を準備しているのです。

====

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
日本(39) 政治経済社会(63) 

記事 1996番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/23
日本文化を世界に広げるには、その本質を言葉化したうえで、言葉以外のものとして表すことが必要 as/1996.html
森川林 2013/12/05 19:54 


 facebook記事より。

====

 日本文化を世界に広げていくためには、どうしたらいいのでしょうか。
 日本の文化は、言葉として表されていないものが多いので、その外見だけを文化の中身だと勘違いしてしまうこともよくあります。

 例えば、お寿司。
 素材を生かすというのは、ひとつの側面です。

 しかし、その背後に、一見手間をかけていないように見せる思いやりの精神があります。
 日本では、相手に負担をかけないように、「つまらないものですが」とへりくだる文化があるのです。

 しかし、更にその背後に、寿司を握ることを手の技として限りなく深く追求していくという文化があります。
 これが、お寿司という形あるものの裏にある見えない文化です。

 この文化を世界に広げるには、形あるものを伝えるだけでは不十分です。
 しかし、簡単に言葉にしてしまうとかえって根の浅い理解になってしまいます。

 日本の文化を、深い本質でとらえ、しかもそれを言葉にするのではなく、言葉以外の形にすることがこれから必要になってくるのです。

====

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20131213  
 自分が日本文化の中に生きているので、これまで空気や水のように感じていましたが、それを言葉として把握し直さなければならないと思うようになりました。
 というのは、日本文化的でない日本の子供たち(一部大人も)が増えているような気がするからです。
 しかし、それを単に言葉で説明しても、相手には伝わりません。
 日本文化を言葉でないものとして伝えるために、言葉による把握が必要なのではないかと思っています。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
日本(39) 

記事 1995番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/23
理想の人間像は、男は日本男児、女は大和撫子 as/1995.html
森川林 2013/12/04 18:40 



 facebookページより。

====

 子育ての目指す目標のイメージは、男は度胸、女は愛嬌ではないかと思うようになりました。
 別の言葉で言えば、男は日本男児、女は大和撫子です。
 わかりやすく言えば、男は格好いいこと、女はかわいいこと(外見ではなくね)。
 そのそれぞれの勇気と美に、共通の知性と愛が加わるのが、理想の人間像ではないかと思うようになりました。
 今は、知性の教育だけが突出している感がありますが、本当はバランスのとれた人間になることが大事なのだと思います。

====

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
子育て(117) 日本(39) 

記事 1994番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/23
家庭学習を軌道に乗せるために、自習検定のページを作成中 as/1994.html
森川林 2013/12/03 09:40 



 タブレットPCやネットワークの利用により、勉強はますます楽しくできるものになっています。
 しかし、子供たちの学力がつくのは、教えてもらっているときではありません。

 いい教材、いい先生というのは、ひとつの条件ですが、最も大事なのは子供がひとりで考えて理解して納得したときです。
 だから、見た目に華やかな授業の場面ではなく、静かにひとりで考えているときに、本当の学力がついています。

 勉強の基本は、家庭での学習です。
 しかし、家庭の学習は、その習慣が軌道に乗っていないと、なかなか続けられません。

 そこで、その家庭での学習に目標を作るために、自習検定を行うことにしました。
 教科は、漢字、英語、算数数学、長文です。
https://www.mori7.net/jks/

 12月4週に、言葉の森の生徒の希望者を対象に検定試験を行い、その後、様子を見て、一般の人も参加できるようにしたいと思っています。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
家庭学習(92) 自習検定試験(10) 

記事 1993番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/23
物語文の心情を読み取るには、その物語文に没頭すること as/1993.html
森川林 2013/12/03 09:24 



 ある教育サイトに、「物語文の心情を読み取るのが苦手」という相談がありました。その相談に対する回答は、「易しい問題は近くに答えがあり、難しい問題は遠くに答えがある」というような内容でした。
 これは、確かにそのとおりです。こういう問題作成の仕組みを知っていると、対応の仕方も工夫できます。例えば、難しい問題を出す学校であれば、答えはそんなに近くにはないはずだという見通しが立てられるのです。

 しかし、このテクニックで差がつくのはわずかです。根本的な差は、物語文の心情を読み取れるかどうかです。
 そのコツは、その物語を没頭して読むことです。自分がその物語のひとりの登場人物として、物語の世界を経験しているかのように読むと、周囲の景色やほかの人の心情が手に取るにようにわかってきます。
 こういう読み方をしていると、問題を見たときに、元の問題文と照らし合わせなくても、自分の経験をふりかえることで答えの見当をつけられます。問題文に戻るのは、その見当を確認するためです。その確認をしやすくするために、問題文にはあらかじめ傍線を引いて読んでおくのです。(傍線を引くのは、大事なところではなく、自分がピンと来たところです。)

 では、物語文に没頭する読み方は、どのようにして身につくのでしょうか。それは、比較的易しい楽しい本を熱中して読む経験を重ねることによってです。
 だから、読書は、難しい本を精読するとともに(精読とは繰り返し読むことです)、易しい本を多読するという両方の読み方が必要になってきます。
 小学校時代は、国語の問題集を解くような勉強をするよりも、好きな本をたくさん読んでいた方が国語の実力がつくのです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
国語力読解力(155) 

記事 1992番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/23
作文を手書きで書く理由とパソコンで打つ理由。将来は作文+図や絵に as/1992.html
森川林 2013/12/01 10:06 



 先日、作文を手書きで書く理由についての質問がありました。そのときにお答えした内容をもとに、今後の作文の方向を考えてみました。

 言葉の森では、ウィンドウズ95の前のウィンドウズ3.1の時代からパソコンを仕事に使っていました。
 その後すぐに、小学生の生徒にもパソコンで作文を書かせるようにしたので、作文へのパソコン利用は、たぶん日本でいちばん早かったぐらいだと思います。
https://www.mori7.net/hana/indexhana.php

 当時、パソコンで作文を書くようにした理由は、
・見た目がきれい
・編集が用意
・疲労度が少ない
・速く書ける
ということでした。

 しかし、数年前に、構成図(マインドマップのようなもの)を書かせるようになったころから、手書きの方が考えを深めやすいとわかってきました。
 作文には、考える過程と書く過程がありますが、考える過程は手書きで、書く過程は手書きでもパソコンでもどちらでもよく、清書したり速く書いたりする必要があるときはパソコンで、というふうな使い分けをした方がいいと思うようになりました。

 手書きのメリットは、
・思考と手が一体化しているのでストレスがない(パソコンだと同音異義語の変換などでときどきブレーキがかかる)
・平面が自由に使えるので、縦横斜めに自由に書け、文字の間に記号や絵なども自由に入れられる
・今の作文試験は、まだ手書きが主流
・手書きによって初めて、うっかり間違えて覚えていた誤字がわかる
などです。

 今後の作文は、どのようになっていくかというと、その一つの大きな方向がプレゼン作文です。
 作文は、文章を書くことが目的なのではありません。何かを考えてそれを表現することが作文の目的です。その思考と表現の手段として文章を書くということがあります。
 表現の方法を追求していけば、文章が基本であるのは変わらないとしても、そこに図や絵のようなものも当然付随するようになります。また、他人にわかりやすく伝えることを目指せば、自然に画像や動画や音楽も用いるようになるでしょう。

 今のパソコンはまだ、テキスト化された文字とアナログ的な図や絵を自由に組み合わせて使うにはかなり不便です。
 そこで、当面は、次のような使い方になると思います。まず、普段は、考える過程も含めて手書きで作文を書きます。清書のときは、パソコンで入力します。発表するときは、そこに図や絵や手書きの文字を組み込むようにします。
 このように考えると、将来の作文は、作文+図や絵のようなものになっていくのではないかと思います。


この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
作文教育(134) 
コメント31~40件
……前のコメント
優しい母が減っ 森川林
 娘さんの友達から怖がられているというお母さん、コメントあり 5/8
記事 979番
優しい母が減っ 娘の友達
娘は中3。私は自称甘い母親です。世の中の厳しい先輩ママたちか 5/7
記事 979番
学習グラフのペ 森川林
言葉の森の今後の方針は、デジタルなデータをアナログで送信する 5/6
記事 5058番
森リンベストの 森川林
じすけ君、ありがとう。 統合失調症のような、また似たような 4/21
記事 4657番
森リンベストの じすけ
こわばんは 今日は元気一杯、体験発表をさせて頂きます。 4/20
記事 4657番
国語読解問題の 森川林
 あるとき、高3の元生徒から、「国語の成績が悪いのでどうした 3/28
記事 5034番
今日は読書3冊 森川林
苫米地さんの「日本転生」は必読書。 3/25
記事 5030番
共感力とは何か 森川林
言葉の森のライバルというのはない。 森林プロジェクトで 3/23
記事 5028番
3月保護者懇談 森川林
 いろいろ盛りだくさんの内容ですが、いちばんのポイントは、中 3/22
記事 5027番
中学生、高校生 森川林
 意見文の書き方で、もうひとつあった。  それは、複数の意 3/14
記事 5018番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
標準新演習算数 あかそよ
3の1はできました。 2は、答えを見るとなんとか理解できま 11/23
算数数学掲示板
標準新演習算数 あかそよ
3の1はできました。 2は、答えを見るとなんとか理解できま 11/23
算数数学掲示板
2024年11 森川林
●サーバー移転に伴うトラブル  本当に、いろいろご 11/22
森の掲示板
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習