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「パーツ(部品数)が半分になると、生産コストが二乗で効き、メンテナンスコストが三乗で効く」(長谷川慶太郎)
小学校低学年から、国語も、算数も、習字も、漢字も、そろばんも、英語も、ピアノも、水泳も、とやっていたのでは、子供が自分で生活の管理ができなくなり、大人の指示に従うだけの人間になってしまいます。
部品の点数はできるだけ絞って、大事なことだけをやっていくのがいいのです。
見上げたら、青空を背景に桜の枝が春を待っているようでした。
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ロボットプログラミングは、たぶん将来子供たちの楽しい遊びになるでしょう。
そこで、物づくりの楽しさや理数系の興味が育つようになるでしょう。
しかし、今はまだハードもソフトも、そこまでの受け皿ができていないように思います。
ハードは、プラモデル作り程度、ソフトはお絵かきソフト程度のレベルなのではないでしょうか。(両方合わせてラジコンカー程度)
もちろん、導入部分はそのようなものでいいのです。しかし、導入部とその後の本格的な取り組みとの間にかなりギャップがあるように思います。
ハードが子供たちの遊びにたえられるようになるには、もっと機敏な動作ができるようになる必要があります。
近い将来、自分で重心を調整して走る二足歩行のプログラムユニットが安価に提供されるようになるでしょう。
あるいは、周囲とぶつからないように空中を自由に飛ぶ飛行ユニットが開発されるようになるでしょう。
ハードがそのように魅力的なものになれば、プログラミングのハードルが高くなっても、がんばって先に進む子は増えてきます。
言葉の森でも、いずれこのロボットプラグラミングに取り組みたいと思っています。
言葉の森がロボットプログラミングに取り組むときは、まず仕事に使えるレベルにすることを考えています。
例えば、教室で子供が、「先生、消しゴムがない」と言ったら、「ロボちゃん、消しゴム取ってきて」「ハイ、ピューン」という感じです。
これは、名犬ゆめでもがんばればできそうですが。
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まだこれから冬ですが、自然の中には、もうその先の春に向かっているものもあります。
遠くを見ているから、近くの寒さにも迷わずに、しっかり未来を準備することができるのでしょう。
これからすぐに冬が来るのではなく、これからやがて春が来るのです。
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昨日は、新学期の教材印刷が完了しました。(約8万ページになりました。)
導入したばかりのプリンタに対応する時間がなく、表紙もモノクロになってしまいました。
しかし、中とじにしたので、これまでの課題フォルダよりずっと使いやすくなっていると思います。
これから、オープン教育でいろいろなオプション教材を作っていく予定です。
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まず志望校の過去問を見て、答えを先に書き込んで眺めてみます。
すると、これからの1年で自分がどういう勉強をすればいいのかという方向が見えてきます。
遠くにある目的地の方向を見定めることがまず第一で、その次に出かける準備をするのです。
準備とは、受験勉強の仕方の本を読むことです。
先人の知恵をしっかり借りるのです。
そういう本は、大きい書店の参考書のコーナーの片隅に、目立たない形でしかしかなりたくさん置かれています。
アマゾンで探せば、芋づる式にそういう受験勉強法の本が見つかります。
何かを始めるときに参考のために読む本の基準は10冊と考えておくといいでしょう。
志望校に合格した人の体験記などがあれば、それももちろん購入します。
そのあと、これからの1年間で自分が取り組む参考書と問題集を選びます。
ここでは、出費は惜しみません。
丸1日かけてじっくりと、参考書や問題集を実際にやる分よりも多めに選びます。
実際に勉強を始めてみると、自分に合ったものがわかってくるので、次第に1種類に絞るようにします。
その1種類を5回繰り返してやることを目標にします。
受験勉強がスタートしてからも、時々過去問に戻って、自分の勉強の軌道修正をしていきます。
受験勉強は、人生の一大イベントです。
このイベントにどう取り組むかということが、その人のその後の人生のさまざまなイベントに取り組むひとつのパターンとなります。
大事なことは、自分で試行錯誤しながらやっていくことです。
もちろん、塾や予備校の力を借りてもいいのです。
しかし、その場合でも、最初にあるのは自分の基本方針だということを忘れないようにしていきましょう。
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これは主に高2の人向けの記事です。
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国語の苦手な子が増えているようです。
その原因は、
1、「国語なんて、誰でも自然にできるのだから」
2、「努力しないとできない算数や英語に力を入れて」
3、「ほかにも、バランスよく音楽やスポーツにも力を入れて」
4、「国語については、一応問題集をやっていればいい」
という勉強の仕方をしてきたからだと思います。
本当は、
1、国語は自然にできるものではなく、毎日の生活の中で読書や対話を充実させることがカギで、
2、算数や英語は、国語力があればあとからでも間に合うので、無理に難しいことをしたり先取りしたりする必要はなく、
3、音楽やスポーツは枝葉で、子供の人生の幹は学問と考え、
4、問題集で力がつけようとするのではなく、読書と対話で力をつける。
という考え方をしていくことが大事なのです。
もちろん、問題集にも活用の仕方はあります。
それは問題を解くのではなく、問題文だけを読書と同じように読んでいくことです。
このやり方なら、問題を解くときと比べて何倍も早く国語力がつきます。本当です(笑)。だまされたと思ってやってみてね。
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欧米の芸術は見せるための芸術であり、スポーツは競うためのスポーツです。
日本の芸術とスポーツは、表現を楽しむための芸術とスポーツです。
欧米の芸術やスポーツは、演じるだけのプロがいて、見るだけの観客がいます。
だから、それは資本主義に乗りやすかったのです。
日本の芸術とスポーツは、皆が参加して楽しむためのものです。
だから、これからの時代に世界に静かに広がっていくでしょう。
カラオケが静かに広がり、短歌や俳句作りが静かに広がっていったように。
そして、やがてプレゼン作文もそのように広がっていくと思います。
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今度の東京オリンピックも、勝ち負けのない競技を入れたらいいと思います。
その競技は、参加者全員に金メダルとか。
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苦しいことがあったら試練だと思って感謝し、嬉しいことがあったら褒美だと思って感謝する。
そうすると、何でもありがたく思えてくる。
そう思えなかったら、自分の修行がまだ足りないのだと思って感謝する。
とかくこの世は住みやすい。
今日もさわやかな日本晴れ。
人間が自然に成長していくように、人間の社会も自然によりよい方向に向かっていくのでしょう。
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自習検定試験のページを作りました。
https://www.mori7.net/jks/
これは、生徒が自主的に行っている、漢字、英語、数学、長文の自習を、検定試験という形で評価して励みにするものです。今後、この検定試験は、毎月やっていく予定です。
勉強の基本は、家庭で自分で行う学習です。
反転授業という勉強の仕方が、大学だけでなく、小中高校など下の学年でも行われるようになってきました。この反転授業というのは、勉強は自宅で(ネットを使って)行い、学校はその成果を発表し友達や先生と交流するために行くという形の授業です。「学校で先生が教え→家庭で復習や応用をする」から「家庭で自分で学び→学校で発表や交流をする」というふうに反転しているので反転授業と言います。
ところが、この反転授業が成り立つ前提は、子供たちが家庭で自分で行う勉強ができるということです。この家庭での自学自習ができないと、学校での発展や応用ももちろんできません。
言葉の森でも、家庭で行う自習に力を入れたいと思っていますが、子供たちの意識が、「勉強は学校や塾で教わるもの」という昔からの考え方のままだと、家庭での自習はなかなか進みません。
そこで、家庭での自習の目標として検定試験を行うようにしたということです。
そして、この検定試験のほかに、もうひとつ考えているのは、寺子屋オンエア(仮称)です。
反転学習を行っている学校では、やはり家庭で学習を行えない子がいることがいちばんの問題になっています。その解決策として、考えられているのは、家庭だけではなく地域で子供たちの家庭学習をカバーするという方法です。
しかし、いずれ地域が子供たちの教育を支えるという仕組みはできてくると思いますが、今そこまでの地域のつながりができているところは、ほとんどありません。
そこで、言葉の森では、ネット環境を使い、複数の生徒がそれぞれの家庭にいながら一緒に家庭学習を行える寺子屋オンエアというものを企画することにしました。
子供たちは、高校生以上になれば自分ひとりで勉強をすることができますが、小中学生のころは、友達も一緒に同じ勉強をしているという実感がないと勉強に対する意欲を持てません。
家庭学習がうまく行っている家庭は、そういう実感や意欲がなくても毎日の習慣として、例えば朝起きたら長文音読をするというような習慣ができている家庭です。しかし、その習慣作りも、自動的にできるわけではありません。毎日のように親が声かけをして初めて習慣を持続させることができます。
その親の声かけの代わりにもなり、集団で勉強するという実感も作るのが、オンエアによる家庭学習です。
近いうちに、モニターを募集して、寺子屋方式のオンエア学習を行っていきたいと思っています。
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ネットを使った授業ということでよくある勘違いは、ネットで教える形になっていること。
人間は、教わっているときには、学習内容は身についていない。
自分の中で反芻し納得したときに、初めて学習した中身が身につく。
テレビを見ていると頭が悪くなるように、ビジュアルで楽しくてわかりやすい勉強ばかりしていると考える力がなくなるのではないかと思う。
考える過程で大事なのは、紙とペンと手だ。
目と耳は情報を受け入れる器官で、手と口は情報を出力する器官だ。
手で書いたり、声に出して読んだりすることによって、情報をいったん咀嚼して初めて自分のものになる。
テレビを消したときに考え事が始まるように、ネットのスイッチを切ったときに本当の勉強は始まる。
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