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記事 2011番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/1/30
与える人の方が受け取る人よりも多くなる時代――オープン教育の理念 as/2011.html
森川林 2013/12/23 05:20 



 facebook記事より。

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 もし最初に光合成を行った植物が、これは自分が作ったものだから、同じ方法をほかの植物には使わせないと言ったら、世界は今のように豊かになってはいなかったでしょう。
 みんなが自由にその方法を真似することができたから、世界は多様になっていったのです。

 自然界では自然なことが、人間の社会では逆転していることが時々あります。
 それは、これまでの人間の社会がまだ発展途上にあったからです。
 人間の社会が自然と区別できないくらいになったとき、本当の人間の歴史が始まるのだと思います。


 以上のような考えを前提として、オープン教育を始めました。
 最初に作ったのはオープン長文です。
 これは、子供たちが楽しく読める知的で美しくそして笑いのある長文を自分たちで作っていくものです。

 オープンだから誰でも自由にできるようになっています。
 このオープン長文と同じように、これからオープン読解問題も作ります。
 漢字も、英語も、算数も、すべてオープンに作っていく予定です。


 自然界は、与えれば与えるほど豊かになっていきます。
 そのひとつの例が、カキやクリやブドウの実です。(クリは、リスやネズミが食糧として自分の巣の近くまで運ぶので、そこから芽を出します。)

 やがて人間の社会も、与える人の方が受け取る人よりも多くなるときが来るでしょう。
 そこから人間社会の発展は加速するのです。



 昨日は冬至でした。
 今日から、日が少しずつ長くなり、やがて明るい春が来ます。
 そう考えると、寒い風の中にも、暖かい春の兆しがあるような気がします。
 それでは、今日もいい一日をお過ごしください。

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小学生のころは勉強よりも読書 as/2010.html
森川林 2013/12/19 08:01 


 facebook記事より。

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 「学校の宿題が多くて、読書する時間がないので……」という話をしてくれたのが小2のお母さん。
 それは逆です。
 そんな宿題はお母さんがやっておいて、子供は読書をしていればいいのです。

 読書を後回しにして勉強ばかりしている子は、小学校低中学年の間は成績がいいのですが、高学年になり中学生高校生になると、次第に成績が低下していきます。
 考える力の土台ができていないところに、知識や技能の上澄みだけを積み上げてきたからです。

 確かに、本はよく読むが成績は普通という子はよくいます。
 しかし、そういう子は心配ありません。
 勉強の仕方がわかり、自分の力で勉強するようになると、読書力のある子はどんどん力がついてくるのです。


▽参考facebookグループ「読書の好きな子になる庭」
https://www.facebook.com/groups/dokusho/

 しかし、今の読書環境でちょっと問題を感じるのは、子供たちが楽しく読める説明文の良書が少ないことです。
 学習漫画は楽しく読めますが、知識がつくだけで、文章を読み解く力はつきません。

 そこで、言葉の森では、自分たちの手で説明文の優れた文章を作るオープン長文を企画しています。

▽参考facebookグループ「言葉の森オープン長文」
https://www.facebook.com/groups/okaot/


 今日は、まだ雨模様ですが、次第に西から晴れてくるでしょう。
 雨で空気がきれいになったあとに、明るい太陽が顔を出し、気持ちのいい冬の空が広がりそうです。

 それでは、今日もいい一日をお過ごしください。


(植木鉢に白い撫子が二つ仲よく咲いていました。)

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さくら 20141012  
たのしい

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記事 2009番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/1/30
お天道様と日本人 as/2009.html
森川林 2013/12/18 18:52 


 子供たち。
 世の中は、正しい者が認められるようにできている。

 確かに、最初は強い者やずる賢い者が勝ったように見えるときがあるかもしれない。
 力の弱い者は、仕方なく沈黙するだけしかないのかと思うこともあるかもしれない。

 しかし、日本人の大好きな言葉、「いつだってお天道様が見ている」を思いだそう。
 晴れの日だけでなく、雨の日も、暗い夜の日も、お天道様は何でも知っている。

 正しい者の声は、いつか必ず世の中に届く。

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記事 2008番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/1/30
勉強を進めるための4つの見方 as/2008.html
森川林 2013/12/18 08:13 


 facebook記事より。

===

その1、量。
 ある程度の時間をかけることは必須です。
 勉強が苦手だという子のほとんどは、ただかけている時間が少ないだけです。

その2、質。
 時間をかけているわりに成果が上がらない子は、無駄の多いやり方をしています。
 例えば、簡単にできる問題を何問も解き、はた目には勉強しているように見えてもただの作業になっているような場合です。

その3、環境。
 勉強する以前の環境作りも大切です。
 例えば、テレビやゲームの時間には明確なルールがなければなりません。
 ルールを守ることが難しい場合は、捨てちゃうことです(笑)。

その4、想念。
 「勉強は、誰でもやればできるようになる。人間には、皆その能力がある。早くできるかちょっと時間がかかるのか違いだけ」
 そういう確信を親がまず持つことです。


 何だか自分の仕事の仕方にもあてはまりそう。反省。

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記事 2007番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/1/30
パーツが半分になると、生産コストが二乗で効く as/2007.html
森川林 2013/12/17 08:29 



 facebook記事より。

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 「パーツ(部品数)が半分になると、生産コストが二乗で効き、メンテナンスコストが三乗で効く」(長谷川慶太郎)

 小学校低学年から、国語も、算数も、習字も、漢字も、そろばんも、英語も、ピアノも、水泳も、とやっていたのでは、子供が自分で生活の管理ができなくなり、大人の指示に従うだけの人間になってしまいます。
 部品の点数はできるだけ絞って、大事なことだけをやっていくのがいいのです。


 見上げたら、青空を背景に桜の枝が春を待っているようでした。

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ロボットプログラミングの発展は、ハードの魅力にかかっている as/2006.html
森川林 2013/12/16 06:30 



 ロボットプログラミングは、たぶん将来子供たちの楽しい遊びになるでしょう。
 そこで、物づくりの楽しさや理数系の興味が育つようになるでしょう。

 しかし、今はまだハードもソフトも、そこまでの受け皿ができていないように思います。
 ハードは、プラモデル作り程度、ソフトはお絵かきソフト程度のレベルなのではないでしょうか。(両方合わせてラジコンカー程度)

 もちろん、導入部分はそのようなものでいいのです。しかし、導入部とその後の本格的な取り組みとの間にかなりギャップがあるように思います。

 ハードが子供たちの遊びにたえられるようになるには、もっと機敏な動作ができるようになる必要があります。
 近い将来、自分で重心を調整して走る二足歩行のプログラムユニットが安価に提供されるようになるでしょう。
 あるいは、周囲とぶつからないように空中を自由に飛ぶ飛行ユニットが開発されるようになるでしょう。

 ハードがそのように魅力的なものになれば、プログラミングのハードルが高くなっても、がんばって先に進む子は増えてきます。

 言葉の森でも、いずれこのロボットプラグラミングに取り組みたいと思っています。

 言葉の森がロボットプログラミングに取り組むときは、まず仕事に使えるレベルにすることを考えています。
 例えば、教室で子供が、「先生、消しゴムがない」と言ったら、「ロボちゃん、消しゴム取ってきて」「ハイ、ピューン」という感じです。
 これは、名犬ゆめでもがんばればできそうですが。

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もう春の準備。新学期の教材は明日から発送予定 as/2005.html
森川林 2013/12/15 06:48 



 facebook記事より。

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 まだこれから冬ですが、自然の中には、もうその先の春に向かっているものもあります。

 遠くを見ているから、近くの寒さにも迷わずに、しっかり未来を準備することができるのでしょう。

 これからすぐに冬が来るのではなく、これからやがて春が来るのです。

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 昨日は、新学期の教材印刷が完了しました。(約8万ページになりました。)
 導入したばかりのプリンタに対応する時間がなく、表紙もモノクロになってしまいました。
 しかし、中とじにしたので、これまでの課題フォルダよりずっと使いやすくなっていると思います。
 これから、オープン教育でいろいろなオプション教材を作っていく予定です。

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記事 2004番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/1/30
来年受験生になる人のための勉強法 as/2004.html
森川林 2013/12/14 08:36 


 facebook記事より。

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 まず志望校の過去問を見て、答えを先に書き込んで眺めてみます。
 すると、これからの1年で自分がどういう勉強をすればいいのかという方向が見えてきます。
 遠くにある目的地の方向を見定めることがまず第一で、その次に出かける準備をするのです。

 準備とは、受験勉強の仕方の本を読むことです。
 先人の知恵をしっかり借りるのです。
 そういう本は、大きい書店の参考書のコーナーの片隅に、目立たない形でしかしかなりたくさん置かれています。
 アマゾンで探せば、芋づる式にそういう受験勉強法の本が見つかります。

 何かを始めるときに参考のために読む本の基準は10冊と考えておくといいでしょう。
 志望校に合格した人の体験記などがあれば、それももちろん購入します。

 そのあと、これからの1年間で自分が取り組む参考書と問題集を選びます。
 ここでは、出費は惜しみません。

 丸1日かけてじっくりと、参考書や問題集を実際にやる分よりも多めに選びます。
 実際に勉強を始めてみると、自分に合ったものがわかってくるので、次第に1種類に絞るようにします。
 その1種類を5回繰り返してやることを目標にします。

 受験勉強がスタートしてからも、時々過去問に戻って、自分の勉強の軌道修正をしていきます。

 受験勉強は、人生の一大イベントです。
 このイベントにどう取り組むかということが、その人のその後の人生のさまざまなイベントに取り組むひとつのパターンとなります。
 大事なことは、自分で試行錯誤しながらやっていくことです。
 もちろん、塾や予備校の力を借りてもいいのです。
 しかし、その場合でも、最初にあるのは自分の基本方針だということを忘れないようにしていきましょう。

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森川林 20131214  
 これは主に高2の人向けの記事です。

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