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記事 2067番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/28
日本の行事や文化を作文の課題に生かす as/2067.html
森川林 2014/02/03 17:16 



 facebook記事より。

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 今日は節分。
 子供のころ、表に向かって大声で豆を投げたことが懐かしく思い出されます。
 家の中でまいた豆が、あちこちに散らばって、年末の大掃除のときに見つかったということもありました。

 そんな季節の行事を、親から子へと伝えていければと思います。
 海外に住んでいる方は、あまり大声で豆まきをすると、通報されてしまうかもしれませんが(笑)、日本の国内であれば、多少の大声は大目に見てくれるでしょう。

 季節の行事は、やがて家庭から地域へ広がって、いつか世界に輸出されるようになるかもしれません。(ジャパニーズマメマキとか何とかいって。)


 そんな2月の行事と遊びを、低学年の作文課題として作成しています。
https://www.mori7.net/jk/

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教えてもらうよりも、自分ひとりで勉強するほうが確実に身につく as/2066.html
森川林 2014/02/02 18:02 



 facebook記事より。

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 勉強は、教えてもらうと能率が悪くなります。
 知っていることも、知らないことも、同じように教えてもらうようになるからです。

 知っていることは、教えてもらう必要がなく、知らないことは、自分で納得できるまで何度も繰り返し学ぶ必要があります。
 だから、1冊の参考書や問題集をもとに、自分で学んでいくのが最も能率がいいのです。

 そして、自分ひとりではどうしてもわからないところだけ、よく知っている人に聞きます。
 ここで初めて先生という役割が必要になります。

 もちろん、全く初めてのことや、どこから手をつけていいかわからないほど苦手なことは、教えてもらう方が能率よく進められます。
 しかし、その場合でもやり方がわかってきたら、自分でやっていく方がずっとよく身につくのです。

 勉強は、初歩的なレベルのところでは、いろいろ楽しく教える教材や授業を工夫できます。
 しかし、本当は、そういう初歩の段階から、平凡な教材で自学自習をする姿勢を育てていくといいのです。

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2月の遊びと行事の実行課題を作成中 as/2065.html
森川林 2014/01/29 10:10 


■実行課題集をオープンします

 言葉の森の作文課題は、これまで、幼児、小1、小2の生徒については、自由な題名ということにしていました。これは、低学年の生徒にとって、与えられた題名で書くことは難しいからです。
 しかし、自由な題名だと、毎回「きょうのこと」のような話になり、授業の電話があるときまでに書くことが決まっていないという生徒もいました。
 そこで、2月から、親子で楽しく実行できる遊びや季節の行事を作文の題材のひとつとして紹介することにしました。
▼実行課題集(2月1日にオープンします。)
https://www.mori7.net/jk/
 例えば、2月の行事では、節分、初午、針供養、建国記念の日、バレンタインデーなどがあります。また、寒い時期は寒いなりに楽しい遊びがいろいろあります。
 そういう季節ごとの行事や遊びを紹介していきたいと思います。

■実行課題をもとに作文を書く

 この実行課題は、楽しく遊ぶのが主で、作文の課題として書くのはその副産物です。作文は、生徒本人が書く気があるときに書くようにしてください。
 次のような感じですすめていくといいと思います。

親「今度の作文は、何書くの」
子「えーと、今日のことにしようかなあ」
親「この間の『○○○○』のことを書いたらいいんじゃない」
子「あ、そうだ。それにしようっと」

■取り組みの様子を写真やビデオで保存しておきましょう

 行事や遊びを家庭で取り組むときに、その様子を写真やビデオに撮っておくといいでしょう。子供が作文を書いたら、その作文と写真をセットにして保存しておきます。
 子供が成長したときのいい記念になります。(先の長い話ですが。)

■プレゼン作文発表会に参加しましょう

 3月末にプレゼン作文発表会を開催します。
 これは、2月までに清書した作文のうちから自分でひとつの作品を選び、その作文に画像や音声を組み合わせて発表するものです。(自由参加)
 通学の生徒は、通学の教室で順番にプレゼン作文発表会をします。
 通信の生徒は、家庭で発表の様子をビデオに撮っておき、それをyoutubeの限定公開でアップロードしてください。(発表用は、顔などが映り込まないように撮っておいてもいいと思います。)
 そのプレゼン作文発表をした生徒どうしが、ウェブ上で互いの発表を見られるようにしたいと思います。

■おすすめの遊びや行事があればご紹介ください

 遊びと行事の取り組みについてのご感想やご要望、おすすめの遊びや行事のご紹介などを、オープン教育やfacebookグループで受け付けています。
 高学年の生徒の保護者の方も、昔の経験などをもとに、遊びや行事の楽しい取り組みをご存知でしたらぜひご紹介ください。
オープン教育の「オープン遊び」
https://www.mori7.net/ope/index.php?b=3&k=4&p=0
facebookグループの「親子で遊ぼうワンワンワン」
https://www.facebook.com/groups/wanwanwan/
オープン教育の「日本の行事と文化」
https://www.mori7.net/ope/index.php?b=3&k=31&p=0
facebookグループの「季節と行事の家庭学習」
https://www.facebook.com/groups/gyouji/

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記事 2064番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/28
実力をつけてから志望校を決めるのではなく、志望校を決めてから合格力をつける as/2064.html
森川林 2014/01/29 10:08 



 facebook記事より。

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 人間の能力には、もともとそれほど大きな差はありません。
 能力よりも大きいのが技術の差です。

 動物は、同じ種類であれば体の大きさでほぼ強弱が決まります。

 人間の場合は、相撲のように肉体だけの勝負であっても、技術の差の方が、体の大きさの差を上回ります。
 これが、剣道のように肉体以外のものを使う勝負では、更に技術の差が大きくなってきます。

 受験勉強も同じです。
 もともとの能力の差よりもずっと大きいのが勉強の仕方の差です。

 だから、小さいころは、点数をよくするよりも、まず実力をつけることを重点にし、受験期には、実力をつけるよりもまず勉強の仕方を工夫する必要があるのです。
 その勉強の仕方のいちばんの基本は、志望校の過去問の分析です。

 実力をつけてから、その実力で受験できるところを志望するのではなく、ます志望校を決めてそれに合わせて勉強するのが受験勉強です。


 今日も、明るい朝がやってきました。
 花屋さんに、真っ赤なゼラニウムが咲いていました。
 風はまだ冷たい日が続きますが、やがて穏やかな春が来るでしょう。

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千失ったら、千五百作る as/2063.html
森川林 2014/01/29 10:05 



 facebook記事より。

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 失ったら、それ以上に作ればいい。
 秋に葉が散るから、春に新しい芽が出る。
 冷たい風が吹いてきたら、いつまでも葉を落とさないようにがんばるのではなく、
 次の春の準備をすることだ。

――――「古事記」より
 伊耶那美の命のりたまはく、「愛しき我が汝兄の命、かくしたまはば、汝の国の人草、一日に千頭(ちかしら)絞り殺さむ」とのりたまひき。
 ここに伊耶那岐の命、詔りたまはく、「愛しき我が汝妹の命、汝然したまはば、吾は一日に千五百の産屋(うぶや)を立てむ」とのりたまひき。
 ここを以ちて一日にかならず千人(ちたり)死に、一日にかならず千五百人(ちいほたり)なも生まるる。
――――

 昔の人は、前向きだったんだ。


 今日も、いい天気です。
 毎朝来るスズメが、だんだん数を増してきたようです。
 そして、窓枠に乗って餌を催促するようになってきました(笑)。

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受験作文に臨むには as/2062.html
森川林 2014/01/28 12:17 



 facebook記事より。

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 これまで書いた自分の作文をファイルにとじて、自分なりによく書けたと思うところに線を引いておきます。
 その線を引いたところを、繰り返し読んでおきます。読むといっても、眺める程度。
 そうすると、試験が始まってからも、書きたいことがうまく出てくるようになります。

 もうひとつは、試験会場に、自分の好きな読みかけの説明文の本を持っていき、時間のあるときに読んでおくことです。
 なぜか、その読んでいた本に関連した問題が出ることが多いのです。
 不思議ですが、よくある偶然。

 受験生は、今が大詰めの時期です。
 これまで自分がやってきたことに確信を持って、それを繰り返していきましょう。


 今日も快晴。
 明るい日が続きます。

 一年中咲いているゼラニウムの花が、今日も元気に咲いていました。

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sizuku 20170105 51 
「その読んでいた本に関連した問題が出ることが多いのです。
 不思議ですが、よくある偶然。」
これはよく聞く話です。

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記事 2061番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/28
すべての人がそれぞれの才能を発揮する社会 as/2061.html
森川林 2014/01/28 05:52 



 facebook記事より。

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 すぐに、そういう時代が来る。
 地球上のすべての人が、皆それぞれに自分の得意技を伸ばして生きる社会が。

 そのとき、人は昔を思い出して言うだろう。

 なぜ、あのころは、儲けることばかり考えていたのだろう。
 なぜ、あのころは、競争で勝つことばかり考えていたのだろう。
 なぜ、あのころは、いい点数を取ることがそんなに大事だと考えていたのだろう。

 最初から、自分の好きなことをしていれば、それでよかったんだ、と。

 そして、続けて思う。

 あのころは、才能を発揮する人間は、世の中には一握りしかいなくて、ほとんどの人は、退屈な仕事に耐えることで生活の糧を得ていると考えていた。
 しかし、今になってみると、それは全くの逆で、みんなが自分の才能を伸ばして生きていくのが本来の社会のあり方だったのだ、と。


 スーパーの人混みの中で、買い物をしながら、ふとそんなことを思いました。

 人間は、誰も皆、天才です。
 ただ、今はそれぞれに仕事や生活が忙しいので、その才能を発揮するのを後回しにしているだけなのです。



 今日も、明るい朝日が昇ってきました。
 寒い風の中で、プランターの撫子が元気に咲いていました。(ちょっとピンボケ)

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因数分解は、論理の美しさを味わう勉強 as/2060.html
森川林 2014/01/27 20:24 



 facebook記事より。

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 因数分解の練習は、なぜするかというと、それが将来仕事に役立つからではありません。
 因数分解は、論理の世界は美しくできているということを感動するために勉強するのだと思います。
(ただの計算練習としてやっているところがほとんどですが。)

 同様に、ニュートン力学は、世界はものの見方によっていかに異なる理解ができるかということを感動するための学問だとも言えます。
 しかし、現実には、物理の勉強のほとんどは、哲学としてではなく計算の仕方として学ばれています。

 人間には、もともと知的好奇心があります。
 点数で煽らなくても、感動さえあれば、本当は自分から進んで学んでいくものなのです。

 だから、将来、先生という職業は、そういう感動を教える仕事になると思います。
 そのためには、最初から勉強が得意な人よりも、途中から得意になった人の方が向いているのかもしれません。

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