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作文教室を選ぶ基準は、本当に実力がつくかどうか as/2100.html
森川林 2014/03/10 08:40 


 受講料の安さや、有名人の顔が売りの作文講座があります。しかし、そういう講座を選んで苦労するのは子供です。
 最初は面白い教材のような気がしますが、面白く簡単にできるだけで実力がつくわけではありません。だから、学年が上がり課題が難しくなると、すぐに書けなくなり、親子で言い争いが始まるのです。

 言葉の森には、「以前、○○でやっていたが、書けなくなったので」という理由で受講を始める人がよくいます。
 その分、勉強の遠回りをしたことになりますが、書き方がわかれば誰でもすぐに書けるようになります。

 言葉の森を小学生のころ受講していた生徒が、中学生や高校生になり時間がとれずいったん休会することがあります。
 そういう生徒が、何年もたってから、「受験で小論文を使うので、また教えてもらいたい」とよく来るのです。

 小論文を教えてくれる塾や予備校はたくさんあるはずなのに、なぜ小学生のころ習った言葉の森にまた電話をしてくるのでしょうか。
 それは、高校入試の小論文でも、大学入試の小論文でも、ほかの塾や予備校と比較して、「やはり言葉の森の方がわかりやすかった」と思うからです。

 作文の進歩には時間がかかるので、どういう教室がよいかわかりにくいところがあります。しかし、何年もたってから、あまり役に立たなかったということがわかっても遅いのです。
 作文教室を選ぶ基準は、その教室が生徒からどれだけ信頼されているかということなのです。

▽今年の合格速報
https://www.mori7.com/as/2084.html

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ほかの作文教室とは違うところ as/2099.html
森川林 2014/03/08 06:23 



 作文教室が増えています。学習塾で、作文講座を開いているところもあります。
 作文教室という同じ名前なので、どこも同じだろうと思ったら違います。

 今増えている作文教室の多くは、ただ作文を書かせるだけです。中には、作文指導の前段階の練習として要約をさせたり、文章の書き写しをさせたりするところもあります。しかし、こういうやり方ではあまり力はつきません。
 作文は、何しろ自分で書いてみることが大事だからです。

 しかし、ただ書くといっても、どう書いていいかわからないというのが子供たちの実態です。
 作文を書き出すという出発点の指導をせずに、書いたあとの添削に力を入れているのが多くの作文教室の現状です。

 言葉の森が、それらの作文教室とどこが違うかというと、書き出すときの出発点の指導に力を入れていることです。
 だから、苦手な子でも楽しく書き出すことができ、得意な子はよりレベルの高いところから書き出すことができるのです。(宣伝のような文ですが、本当です)

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中学生の作文学習は小論文の前段階 as/2098.html
森川林 2014/03/07 04:42 



 作文力、読解力のうち、意見文を書く力と論説文を読みとる力は、中学生以降に本格的にのびる分野です。小学生の間に既に意見文を書いたり読んだりする段階にまで進んでいる生徒もいますが、全体的にみて、構成の形式を身につけたり文章を要約をしたりすることが精一杯で、内容のある意見文を書ける生徒は限られています。これは、表現力、読解力に、まだ、本人の内面的な成長がともなっていないためです。

 小学6年生までに学習する生活文中心の作文と物語文中心の読書は、作文力、読解力の半分にすぎず、もう半分は、中学生以降の意見文、論説文の練習によって完成します。

 しかし、実際には、中学、高校では、作文、読書の学習はほとんどなく、あるとしても、その多くは、小学校の延長のようなかたちでおこなわれています。また、中学生の時期は、作文の学習がいちばん続けにくい時期でもあります。その理由は、(1)中学生の時期が、無邪気に出来事を書くわけにもいかず、かといって、自由に意見文を書くほどには語彙が充分ではないという過渡的な時期にあたること、(2)宿題や定期テストなど、外から拘束される勉強の時間が比較的多くなり、自主的な勉強の時間がとりにくくなること、(3)中学校自体も、作文や読書の指導をほとんどしなくなるので、学習の意義やきっかけを見つけにくくなること、などという事情があるからです。

 現在の受験体制のなかで行なわれる勉強は、人生にとって価値のある分野というよりも、点数の差がつきやすい分野に重点が置かれがちです。基礎的な知識を身につけるという点で、点数で測られるような勉強も大切ですが、生涯にわたって役立つのは、考える力、読書する力、発表する力など、点数の差のつけにくい、したがって現在の受験体制の中では、重点の置かれにくい分野です。

 しかし、最近では、大学入試でも小論文や面接が重視されてくるなど、単なる知識の量よりも、それらの知識を活用する力を評価するようになってきました。中学生での作文、読書の学習は、小学生の学習の延長としてではなく、高校生以降の小論文学習や論説文読書の先取りであるという前向きの姿勢をもって取り組んでいくことが大切です。

 中学生が、作文、読書の学習を継続していけるように、言葉の森では、学習の時間に弾力性をもたせています。具体的には、(1)曜日や時間の変更や振替は、いつでもできるようにしています。(2)テスト期間中の欠席は、その前後にふりかえることができるようにしています。(3)ホームページの動画によるヒントなどを充実させ、先生の説明を受けられないときでも作文を書けるようにしています。

 3月から4月にかけては、決まった時間に授業を受けることがむずかしいことも多いと思いますので、出席できるときに出席するというかたちにして、新しい生活のペースを早く作っていってください。


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