ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 2333番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/28
合格情報(続き) as/2333.html
森川林 2015/03/16 12:10 


 合格の続報が入りましたので、改めて受験コースの生徒の合格情報を紹介します。(順不同)

【中学校】
岡山大学附属中
学芸館清秀中
兵庫県立大学附属中
愛知淑徳中
栄東中
岡山大学付属中
岡山中
学芸大附属世田谷中
学習院中
駒込学園中特待
広島市立広島中
広島女学院中
広島新庄中
甲陵中
山梨大学附属中
市川中
渋谷幕張中
仁川学院中
聖心女子学院初等科
千葉大学付属中
洗足学園中
大阪学芸中
大阪教育大学附属天王寺中
滝中
長崎県立長崎東中
追手門学院大学中
都立桜修館中
都立小石川中
都立武蔵高校附属中
土佐塾中
東邦中
同志社女子中
兵庫県立大学附属中
宝仙学園理数インター
豊島岡女子中
履正社中豊中学園
立教池袋中
立命館守山中

【高校】
大阪桐蔭高校
大阪府立北野高校文理学科
都立国際高国際バカロレアコース
東京電機大学高
明治学院大学附属高

【大学】
JR東京総合病院高等看護学園
杏林大学医学部附属看護専門学校
青山学院大学総合文化政策学部
西武文理大学
東京女子大学
東京電機大学
東北大学経済学部
日本大学経済学部
日本大学理工学部
明治大学国際日本学部
早稲田大学教育学部

 なお、受験コースではありませんが、言葉の森の生徒及び元生徒から次のような合格連絡を受けました。
 みなさん、おめでとう。

上智大学国際教養学部
東京大学理科一類
北海道大学農学部
大分大学医学部

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
合格情報(27) 

記事 2332番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/28
創造力の源は言語と経験 as/2332.html
森川林 2015/03/14 19:08 


 人間がほかの動物と違うところはたくさんありますが、その中でも特に重要なことは、人間には創造力があるということです。
 言われたことをきちんとこなすだけなら、それが知的なことであっても、これからのロボット技術や人工知能技術の発達によってできるようになるでしょう。
 例えば、今人工知能の技術が視野に入れているのは、医療や法律に関わる仕事を代替することです。これらの仕事は、膨大な知識のデータベースを背景に、不確定な事象や資料に方向性を見つけることですから、機械の得意分野なのです。
 だから、これから人間に求められるものは、治す医学ではなく創造する医学、直す法律ではなく創造する法律になります。

 人工知能が創造力も持つことができるかのように言う人がいますが、それは見かけの創造力であって、本当の創造力ではありません。
 例えば、「悲しい気分」とか「楽しい気分」とかいうテーマで、ランダムにそれらしい曲や詩を作るというのは、今のコンピュータでもできます。しかし、それは創造ではありません。創造の見かけを演出するプログラムなのです。

 では、創造とは何かと言えば、その動機は、生きる意欲です。
 コンピュータは、自動的に温度の調整をすることができます。しかし、それは、コンピュータが、「寒くて嫌だからもっと暖かくしよう」とか、「暑くてたまらないからもっと涼しくしよう」とか思っているわけではありません。ある温度になったらある動作をするというプログラムで動いているだけです(あたりまえの話ですが)。

 ところが、人間は、もちろんそうではありません。だから、人間は、そこから一歩進んで、冬なのに寒中水泳をしたり、夏の暑い盛りに我慢大会などをしたりすることもあるのです。
 生きる意欲は、一つですが、人間を取りまく事象は無限に多様性があります。暑かったり、寒かったり、大雨が降ったり、日照りになったり、また、人間自身も、お腹が痛くなったり、背中がかゆくなったり、鼻水が出たり、くしゃみが止まらなくなったり、無限に多様な状態に遭遇します。
 生きる意欲というたった一つの動機が、それらの多様な事象を、解決されるべき多様な個々の問題として把握するのです。これが創造の出発点です。

 動物や植物にも生きる意欲はあります。しかし、動機があり、問題が把握できても、動植物は自分に与えられた肉体の範囲での解決策しか思いつきません。猫は寒かったらこたつにはいり、犬は暑かったら地面に穴を掘る、という行動しかできません。まして、自ら寒中水泳をしたり、我慢大会をしたりするという予想外の行動を取る犬や猫はいません。

 生きる意欲を阻害する問題を、肉体に制限された枠内で対応するのではなく、新しい手段や方法によって解決しようとするのが人間の創造です。
 その創造の最も大きなツールが、言語です。しかし、その場合の言語は、ある一つの語句がある一つの定義に一致しているというような機械的な言語ではありません。
 人間にとって、ある語句は、その語句を囲む濃淡さまざまなニュアンスに彩られた定義を持って個性的に存在しています。だから、比喩やダジャレや偶然のひらめきが、個人差を伴って生まれてくるのです。

 この言語の多様性の背景となっているものが、読書と対話です。しかし、言語だけを優先させると、空理空論の理屈だけが空回りする言語になってしまいます。
 一方、生きる意欲の背景となっているものは、経験です。しかし、経験だけを優先させると、手当たり次第行動するという動物的な経験になってしまいます。
 だから、これからの子供の教育にとって大事なものは、豊富な経験を伴った豊富な言語なのです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
教育論文化論(255) 
コメント171~180件
……前のコメント
あきえ
本日参加させて頂きたいです。 1/16
記事 4464番
中学生の子供の 森川林
 母親は真面目なので、小さなことでもきちんとやりたがります。 1/14
記事 4615番
子供の頭をよく 森川林
 読書と対話が、子供を成長させます。  しかし、くだらない 1/13
記事 4614番
作文自動採点ソ 森川林
あ君へ  人間には個性がある。  その個性を活かすことが 1/10
記事 89番
作文自動採点ソ
今、僕が重要な悩みを抱えているのは、誰でもあるかもしれないが 1/10
記事 89番
意見文の書き方 じゃばじ
参考になりました 1/7
記事 1093番
低学年の勉強習 森川林
 お返事遅くなって失礼しました。  思索的な深い会話をする 1/5
記事 4605番
作文の書き方— 森川林
 お返事遅くなってごめんね。 「私の頑張りたいことは3つあ 1/5
記事 532番
低学年の勉強習 匿名
思索的な深い会話とは、どのような会話をすればよいのか参考に教 1/3
記事 4605番
作文の書き方—
小6です。作文で、今年頑張りたいことについて描きたいんですけ 1/1
記事 532番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
標準新演習算数 あかそよ
3の1はできました。 2は、答えを見るとなんとか理解できま 11/23
算数数学掲示板
標準新演習算数 あかそよ
3の1はできました。 2は、答えを見るとなんとか理解できま 11/23
算数数学掲示板
2024年11 森川林
●サーバー移転に伴うトラブル  本当に、いろいろご 11/22
森の掲示板
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習