記述力をつけるためには、まず難しい文章を読み取る力をつけることです。そのためには、問題集の問題文を読書がわりに読む方法が有効です。それも、一度で終わるのではなく、同じ問題集を5回繰り返し読んでいくようにします。
読む力は書く力の土台ですが、書く力には独自の要素もあります。それがスピードと字数と構成力です。勉強の仕方は、問題集の問題文を読み、自分なりの感想を50字なら50字と字数を決めて書きます。
そのときに大事なことは、書きながら考えたり、途中で消したり読み返したり直したりせずに、最初にしばらく考えたあと字数ぴったりまで一息で書くようにすることです。
作文の字数とスピードは、慣れという面があるので、それぞれ自分なりの癖のようなものがあります。努力して速く書こうとすれば、だんだん速く書けるようになります。長さも、努力によって長く書けるようになります。
書き方のコツは、第一に、文中の言葉をできるだけ使うことです。自分なりに考えたことを書くのは大事ですが、そのままでは幼稚な書き方になることが多いので、それを文中の少し難しい言葉を使って書くようにするのです。
第二に、要求された字数いっぱいまで書くことです。「50字から100字の間でまとめる」というのであれば、書く力のある子は自然に100字いっぱいまで書こうとします。だから、採点する側も、多く書いている子の方に好意的な見方をするのです。
第三に、難しい問題のときも空欄にはしないことです。何を書いていいかわからないときは、設問の文章を一部引用しながら書くぐらいでもいいのです。ただし、これはあくまでも試験のための方便で、これで実力がつくわけではありません。
第四に、物事を対比するような形で書くことです。ただ、「Aである。」と書くのではなく、「Bではなく、Aである。」又は、「確かにBもあるが、しかしAである。」という書き方をすることです。実際にそういう形で書かない場合でも、考え方としては、物事を対比して輪郭をはっきりさせておくことが大事です。
第五に、物事の二面性に着目して書くことです。これも、ただ「Aである。」と書くのではなく、「Bであるとともに、Aである。」「Bである一方、Aでもある。」「Bであると同時に、Aである。」という書き方をするということです。(つづく)
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小さい子に、「赤は止まれ、青は進め、黄色は注意」と教えても、断片的な知識を条件反射的に覚えさせているにすぎなません。ほとんど、「お手」「おかわり」と同じレベルです。
子供には、「赤から青に変わるときは何。」というように、文で教えることが大事です。本当に必要なのは、正解となる知識ではなく、その途中の過程で文を読み取る力だからです。文で話しかけることによって、単なる知識ではなく、理解の力が身につきます。
更に工夫をするには、そこに思考を加えることです。「青から赤にはすぐ変わるけど、どうして赤から青にはすぐ変わらずに途中で黄色が入るのかなあ」などと考える話をするのです。
ここで大事なことは正解ではなく、その途中の過程で考えようとする姿勢を身につけることです。だから、間違ったことを言ってもいいのです。自分なりに考えようとしたことが大事だからです。
子供の頭のよさのほとんどは、問題集のプリントなどによってではなく、この親子の対話によって作られています。
これは、学年が上がっても同じです。
小学3年生以上の作文は、題名課題が中心で、そこに時どき感想文課題が加わります。この作文感想文の課題をきっかけにして、子供が親に似た例を取材する機会が出てきます。
そのときに、親は決して、「そんな似た話なんてない」などと言ってはいけません。たとえ、似た話がすぐには見つからない場合でも、何とか拡大解釈をして似た話を考えようとする姿勢が、子供の考える姿勢を育てるのです。
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小学校低中学年のころの勉強で、難しいものを長時間やらせるのは全くと言っていいほど意味がありません。
なぜかというと、そのころの学年で難しいものでも、学年が上がるともっとずっと簡単にできるようになるからです。低中学年で長時間勉強したことは、高学年になるとずっと短時間でできるようになります。
だから、苦労して低中学年で難しいものを長時間やっていた子と、低中学年で簡単な基本的なものだけ短時間やっていた子とが、同じ高学年になると、すぐに同じレベルになってしまうのです。
よく出される例は英語です。小学校低学年から英語の勉強をしていた子と、中学生になって初めて英語の勉強をした子とで、英語の成績に差があるのは夏休み前ぐらいまでです。中学1年生が終わるころには、その差はもうすっかりなくなり、あとは中学での英語の勉強次第になるのです。
同じことは、算数数学でも言えますし、国語の漢字書き取りでも言えます。知識的な分野の勉強は、先取りすることにあまり意味がないのです。
しかし、低学年からやっていた方がいいこともあります。それは、知識的なものではなく、運動的なものや音楽的なものです。そして、この運動的、音楽的なものと同じものが、国語力なのです。
この国語力は、国語の勉強をして身につくものではありません。読書や対話の中で自然に身につくものです。この自然に身についた国語力が、読解力、思考力、表現力となって表れます。
だから、その子の本当の学力がどのくらいかということは、ペーパーテストを見てもわかりません。ペーパーテストは、一夜漬けでも点数が上がる面を持っているからです。
一夜漬けでは決して上達しないものの一つが作文です。作文の評価は、氷山のようなもので、表面に現れているものの何倍もの隠れている部分があります。その隠れている部分は、その子のそれまでの読書や対話のトータルな質と量なのです。
だから、小学校低中学年からの勉強で最も大事なものは、国語の勉強です。
算数数学や英語の勉強は、あとからでも比較的短期間で取り戻すことができます。しかし、国語力は、表面に表れている差はそれほど大きくは見えないものの、その小さい差を取り戻すことが実に大変なのです。
寺子屋オンエアで、国語の問題集読書を第一の勉強としているのはこのためです。(つづく)
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言葉の森では、寺オンをより充実させるために、現在次のような取り組みを予定しています。
●問題集読書の音読が確実に続けられるように、skypeのビデオメッセージに入れることを考えています。
問題集読書は音読が大事です。答えの書き込みは、音読の準備にすぎません。また、感想50字は、記述の練習という意味もありますが、主に問題集読書の勉強を形あるものにするための方法です。
問題集読書の1回目は、答えを書き込むことに時間がとられるのであまり読めなくてもかまいませんが、2回め以降は音読に専念することが大事です。ところが、多くの子は、感想を書く方だけに力を入れて音読をおろそかにしているようです。
そこで、音読が確実にできるように、音読を毎回skypeのビデオメッセージに3分間以内で録音してもらうことを考えています。
ビデオメッセージは、担当の先生はときどきしかチェックできませんが、生徒にとっては、こういうメッセージ録音のような形に残るものがあると続けやすくなると思います。
また、将来は、このビデオメッセージを、漢字集音読、長文暗唱、英語絵本暗唱などにも広げていく予定です。
●開始時の電話は、楽しい雑談もするようにします。またお喋りのための会場も設ける予定です。
子供たちの学校での勉強は、最初に友達とのお喋りがあり、そのあと勉強が始まり、勉強が終わるとまた楽しいお喋りがあるという形で進んでいます。
寺オンも、最初から最後まで勉強だけでは息が詰まるので、最初は、生徒にその日の近況報告をしてもらい、そのあと勉強を始めるようにしたいと思っています。
この近況報告は、生徒が自分なりに面白く工夫して話ができるようにすると、親以外の大人と詳しく話をする機会になるので、将来面接などの受け答えの練習になると思います。(実益も兼ねて)
また、早く寺オンに参加したとき、寺オンの勉強が終わって一息つきたいときなどに参加できるように、生徒ページのリンク先に「青空が見える校舎の屋上」という会場を設ける予定です。
ここでは、環境映像と環境音楽を流し、空いている先生が待機しているようにし(当面、中根先生)、誰でも自由に話に来られるようにします。
保護者の方も、ご相談やご質問があれば、この「青空が見える校舎の屋上」においでください。勉強に関する質問のような話でももちろん結構です。月~金の16:30~20:00。リンクはその日ごとに更新。
「屋上」に人がたくさん来て入りきれなくなったら、屋上のほかに、「グラウンド」「中庭」「裏山」など新しい会場を人数に応じて設けていく予定です。
※この記事は、今週発行する予定の「寺子屋オンエア通信」の末尾におまけとして書いたものですが、この記事だけでも面白いので、ホームページに載せました。
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そうなんです。
感想50文字をうめるのは、力が入っていて、
音読大丈夫かしら?と気になっていました。
文章を読み取る力をつけさせたいです。
聞かれている事に、確実に答えられるようになってほしいです。
hayashi様、コメントありがとうございました。
これから難読に力を入れるために、実験的にskypeメッセージ録音をやっていく予定です。
当面、屋上にそういうコーナーを作っていきます。
また、ご連絡しますのでお待ちください。
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In Deepというブログを主宰している岡靖洋さんが、6月17日の記事で、ジェイコブ・バーネット君という当時13歳の天才少年の講演の話を載せていました。
これを見ると、これからの勉強の大きな方向がわかる気がします。この少年の言っていることは、ひとことで言えば、何かを学ぶことに時間を費やすのではなく、自分で考えることに時間を使おうということです。
現在、子供たちが勉強しているものの多くは、本質的に必要な学力からかけ離れてきています。特に、受験勉強になると、人間に必要な学力というよりも、テストで差をつけるための学力というものが勉強の中心になってきます。
現在の受験勉強の本質は、パズルのようなものです。だから、解き方がわかれば誰でも解けるようになります。しかし、解き方を知らずに自分で解こうとすると長い時間をかけないと解けません。その解き方をたくさん知っておくというのが今の受験勉強になっています。そして、その傾向は年々加速しています。
この高学年での受験勉強の影響で、低中学年の勉強も、その時期の子供が学ぶ必要の全くないものが入るようになってきています。それは、例えば、算数の問題で、わざとわかりにくい書き方をした文章題などです。それが、低中学年の勉強の難問のように思われていますが、それは難問でも何でもありません。それで何か学力がつくわけではありませんから、そういう難問を解かせる勉強は、ほとんど時間の無駄だと思います。
この時間の無駄と思われる勉強が子供たちの生活時間の多くの部分を占めているために、子供の時期に本当に必要な、自由な遊びや経験や読書や対話や思索の時間が圧迫されているのです。
子供たちが社会に出るころに必要になっている学力は創造力です。これからは、自分の目で世の中を見て、自分の力で新しいものを作り上げていくことが必要になります。しかし、従来の勉強生活に適応しすぎた子は、他人から提供される情報を咀嚼することが中心になり、与えられた目標に合わせることが自分の人生の目標のようになりがちなのです。
しかし、創造力にも土台となるものが必要です。それが、本質的な学力です。差をつけるための勉強ではなく、高校までの教科書レベルの基本的な知識と技能は、誰でも身につけておく必要があります。
そして、もう一つ大事な学力は、思考力です。思考力は、読解力と表現力とセットになっています。社会に出てどんな仕事をするときでも、何かを読み取り、何かを表現する必要が出てきます。その読解と表現には、広義に考えればもちろん数学や理科も含まれます。しかし、多くの人にとって直接必要になるのは、国語的な意味での読解力と表現力です。
ところが、現在の勉強では、国語はさまざまな理由で後回しになっています。その理由は、国語は勉強の仕方がわからない、勉強しても成果が上がらない、そのかわり勉強しなくても0点のようなひどい点数にはならない、からです。
そのため、学校でも学習塾でも、国語は、教科書を読み、漢字の読み書きをし、問題集を解くといような勉強になっています。しかし、これで国語力がつくと考えている先生は、たぶんひとりもいません。
国語の勉強で大事なのは、難しい文章を繰り返し読み、その内容と表現を自分のものにすることです。しかも、それを短時間でよいので、毎日続けることなのです。(つづく)
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今年の企画のうち、面白いと思うものは、一つはいかだ作り、もう一つはウニ遊びです。(海遊びに似ていますが)
それから、1日目に、なかなか寝られないという人がいると思うので、ナイトハイクもあります。
勉強については、普段あまりできないことをやっていきたいと思います。
できれば、その日の様子を撮影して、家族限定のfacebookグループなどにアップロードしたいと思います。
夏の自然寺子屋合宿の参加者は、24名です。(男子14名、女子10名。小2以下(3名)、小3(5名)、小4(7名)、小5(5名)、小6(4名))
参加者には、後日詳細をお送りします。
おおまかな日程は、次のとおりです。
【1日目】7月29日(水)
午前……集合/教室で勉強(昼食の弁当持参)。
午後……野島でイカダ作り。
夕食……自炊
夜……ナイトハイク
【2日目】7月30日(木)
朝食……おにぎり
午前……海岸で遊び(ウニやイシダタミガイがいます)
昼食……バーベキュー
午後……自然動物園
夕食……自炊
夜……作文
【3日目】7月31日(金)
朝食……パン
午前……教室でゲーム/解散
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子供はいろいろな問題を抱えています。問題のない子などはいません。というよりも、もし問題がないとしたら、それ自体が将来大きな問題となります。問題がないというのは、学校や家庭という人為的な環境に適応しているということですから、社会というより自然に近い環境になると、かえって適応できなくなることがあるのです。
では、これらのさまざまな問題にどう対応するかということですが、多くの場合、問題には一見簡単な解決法があるように見えることがあります。それは、工夫の必要のない解決法です。
どうして工夫の必要のない解決法があるかというと、子供には、強制という方法が可能だからです。
例えば、本を読まない子には、先生に強制的な宿題を出してもらうとか、ゲームばかりしている子には、強制的にゲーム機を捨ててしまうとかいう方法です。
そういうやり方で問題を解決すると、一見問題は現象面としてはなくなったかのように見えます。しかし、その強制がなくなったとき、問題は再び大きく出てくるのです。
問題の解決に、強制以外のものを考えるというのが工夫です。
その工夫に必要な要素には、子供本人の自主性を生かすということがあります。
人間は、必ず自主性を持っています。自主的にやろうとしないから強制するという発想をしてしまうと、子供の自主性はますます育たなくなります。
小さな問題のうちから自主性を生かして問題を解決するように工夫していると、大きな問題が出てきたときも、その自主性を更に生かして解決することができるようになるのです。
と、こんなことを考えたのは、オカメインコをカゴから出して遊ばせたあと、またカゴに戻すのが大変だったからです。(ずいぶん話が飛躍しましたが)
同じペットでも、犬の場合は、人間の意図がわかるので、自主性を生かして飼育することができます。しかし、鳥の場合はそういう自主性にあまり期待できません。
朝、オカメインコと文鳥をカゴから出して1時間ほど遊ばせたあと、カゴに戻そうとすると、文鳥はすぐに戻るのに、オカメインコはなかなか戻ろうとしません。
最初のころは素直に戻ったのですが、慣れてくると、遊びの方が楽しいことがわかってきたので、自然には戻らなくなってきたのです。
しかも、静かに遊んでいるならいいのですが、すぐにパソコンのキーを外したり、人が書いているシャーペンの芯をかじったりするので、そのつど仕事が中断します。
そして、つかまえようとすると、うまく逃げて、天井近くの人の手が届かないところに止まり、「アホー、アホー」と、そりゃカラスだ。そうではなく、高いところでのんきに毛づくろいなどをしているのです。
この解決策には、いろいろな方法が考えられました。。
いちばん簡単なのは、カゴから出さないことです。もうひとつ簡単なのは、飛べないように風切羽をときどき切ることです。あるいは、虫取り網で無理やりつかまえてカゴに戻すという方法もあります。
しかし、いずれの方法も、オカメインコ本人の自主性を生かしたやり方とは言えません。自主性を否定した解決策で対応すると、その後もずっと自主性を否定し続けるやり方しかできなくなるのです。
そこで考えた方法は三つ。
第一は、カゴをもっと大きくして、外で遊ぶのと同じような快適な環境にすることです。しかし、これは手間がかかるので、すぐにはできません。
第二は、カゴの中に入れる餌の量を1日で食べ終わってしまうぐらいに少なめにして、外で遊んでいるうちに空腹を感じて戻りたくなるようにすることです。これは、ある程度うまく行きましたが、急いでいるときは使えません。
第三は、オカメインコ本人が、つかまえられたということがわからないぐらいすばやくうまくつかまえるという、つかまえ方を工夫することです。これは、最初はうまくつかまえられず失敗することもあるかもしれませんが、努力次第で上達するという展望があります。
しかし、ただ何も言わずにつかまえるのでは、インコ本人の自主性を生かしているとは言えません。そこで、つかまえる前には、「さあ、そろそろつかまえるよ」と言って、本人が納得してからすばやくつかまえることにしました。そして、まるでつかまえていないかのような優しいつかまえ方でそのままカゴに戻すと、本人は何ごともなかったようにすぐに餌を食べ始めました。
ということをやっていたときに、ふと、これは子供の育て方でも同じだなあと思ったのです。
強制が可能に思えるようなときにこそ、人間の工夫が求められているのだと思います。
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6月28日(日)午前10:00~11:30、作文検定試験を行います。
これは、言葉の森の生徒以外の方でも、どなたでも参加できます。
この作文検定の特徴の第一は、評価が客観的に行われることです。
一般に作文の評価は、採点する人の主観が大きく反映します。それは、事前に評価のポイントが明確になっていないからです。
言葉の森の作文検定は、課題とともに、事前に項目と構成が指示されます。
その項目と構成が評価の基準ですから、客観的な評価ができ、それとともに受検する人も努力する目標ができます。
また、言葉の森では、小学校高学年から中高生にかけての作文は、項目評価だけでなく、自動採点ソフトである森リンの評価も加わります。(今回、6月の作文検定は、まだ森リンの採点はありません)
森リンは、その文章に使われている語彙を分析しますから、人間では評価しきれない語彙の多様性やバランスを評価に組み入れることができます。
言葉の森の作文検定の第二の特徴は、インターネットを利用して自宅で受検できることです。
これまでの作文検定試験は、誰でも同じ条件で受検するという公平性を期すために、会場受検という形でしか行えませんでした。
しかし、会場受検ですと、遠方の人はなかなか参加できませんし、海外の人は、参加すること自体がほぼ不可能になってしまいます。
そこで、言葉の森の作文検定は、インターネットを利用し自宅でも受検できるものにしました。
そのため、受検には次のものが必要になります。
○インターネットに接続できるパソコン
○ウェブカメラ(パソコンに内蔵されているものでも結構です)
○google+のアカウント(googleハングアウトを利用するためです)
受検は、個人単位で受け付けています。
受検料は、全学年共通で1名2000円です。
なお、1つのハングアウトを利用し、複数の人が受検する場合は、団体受検という扱いになります。
団体受検の場合は、ハングアウトを接続してくださる方に、会場手当をペイ・バックします。
詳しくは、作文検定試験のページをごらんください。
https://www.mori7.net/sakken/
お申し込みは、作文検定試験のページから、又は、お電話でお願いします。(電話0120-22-3987 平日9:00~20:00 )
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