ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 2392番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/7/22
夏休み自然寺子屋合宿終わる as/2392.html
森川林 2015/08/02 10:59 


 今年の夏休み自然寺子屋合宿は、7月29日から31日までの2泊3日で行いました。
 宿泊場所は、横浜市の野島青少年センターで、学年は幼長から小6まで合計24名の子供たちが参加しました。

 取り組んだ内容は、勉強面は、暗唱と作文でした。1日目の暗唱は、12×11=132、12×12=144、12×13=156と12の段の九九の暗唱。暗唱の内容そのものよりも、ただ繰り返せばだれでも暗唱できるようになるということを実感してもらうための勉強でした。2日目の作文は、遊びの記録を書いてもらうことが目的でしたが、海に行ったあとの2日目の夜の勉強だったので、みんなくたびれていたようです。

 遊びの企画は、1日目はいかだ作り、ナイトウォーク、2日目は荒崎海岸で海遊び、バーベキュー、カニ釣り、スイカ割り、3日目は教室に戻って自己紹介ゲームでした。

 1日目のイカダは、子供たちが作り方を工夫して面白い形のものを作っていました。
http://www.youtube.com/watch?v=nKAQkY9GhMs&feature=youtu.be

 2日目の荒崎海岸は、ちょうど大潮だったので普段なら行けないような沖まで潮が引き、ウニやカニやタコが取れました。
https://youtu.be/0lLBamgKKAI

 言葉の森は、通信の生徒が多いので、普段はなかなかリアルな接触ができません。
 今回、2日間一緒に寝泊まりしたことによって、親しくなった子供たちも多かったと思います。

 寺子屋オンエアに参加している子は、画面でお互いの顔がわかりますから、このあと寺子屋オンエアの中で、交流の続きが始まる子もいると思います。

 今回参加したのは、ほとんどが関東地方の子供たちでしたが、今後は関西地方でも合宿を企画していきたいと思っています。


この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
合宿(14) 

記事 2388番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/7/22
「褒める子育て」の経済学の向こう側 as/2388.html
森川林 2015/07/24 08:24 


 「褒める子育て」と「高い学力」に相関関係はありますが、それは単純な因果関係ではありません。むしろ、短期間で言えば、「叱る子育て」の方が学力の伸びは高い傾向があります。
 しかし、「叱る子育て」を基本にしていると、勉強はだんだん暗い雰囲気になってきます。

 競争も同じです。競争のない状態よりも競争のある状態の方が、学力の伸びは高くなります。しかし、競争を基本にしていると、物事や人間に対する視野が狭くなるのです。

 だから、「褒める子育て」は、経済学として考えるのではなく、人間の生き方や社会のあり方として考える必要があります。
 江戸時代の教育は、叱ることや競争を煽ることを極力避けて、子供の本来の自然を伸ばすような教育でした。しかし、それで学力が低下していたかというとそういうことはなく、当時の世界最高水準の教育が実現していたのです。

 子育ては、学力の面だけで考えるのではなく、人間の成熟という面で考える必要があります。
 大人でも、不満や愚痴をよく言い、世の中を批判し、機嫌のいいときよりも悪いときの方が多いような人は未熟な人です。そういう大人に「叱る教育」をされて学力が伸びたとしても、その子が望ましい成長をしているとは言えないでしょう。

 教育に関する客観的な調査や研究は、もっと進められる必要があります。しかし、同時にその客観的なデータの向こう側を見る人間観を持つことは、もっと大事なことなのです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
子育て(117) 
コメント311~320件
……前のコメント
子供はプログラ 森川林
 私は、プログラミングが好きです。  それは、新しい課題を 12/29
記事 4390番
言葉の森の作文 森川林
 久しぶりに作文発表会を行います。  日程は、1月29・3 12/21
記事 4385番
作文検定を実施 森川林
 作文検定を実施します。  今回は森リン点で進歩のあとがわ 12/20
記事 4384番
基礎学力コース 森川林
幼長、小1、小2対象の基礎学力コースの無料体験学習は、1月1 12/19
記事 4383番
作文の上達度は 森川林
 作文力がどのくらいついたかということは、本人にはわかりませ 12/17
記事 4382番
幼長、小1、小 森川林
 基礎学力コースは、小1の子にはおすすめです。  国語と算 12/5
記事 4377番
即自存在、対自 森川林
 中学生のころは、たぶん子供が人生で最も打算的に生きる時期で 12/3
記事 4374番
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習