ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 2439番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/12/2
受験は作文力記述力で差がつく as/2439.html
森川林 2015/10/08 20:28 


●中高大いずれの入試も記述力重視に

 中学入試、高校入試、大学入試とも、入試の傾向は、○×式の選択問題から、記述力を重視した問題に移っています。この傾向は、難関校ほど顕著で、国語に限らず数学、英語、理科、社会も、すべて記述力が必要な問題になっています。
 また、融合問題と言われる複数の教科の内容を横断したものも増えているので、これまでのように単純に理科や社会の教科別の勉強をしていたのでは答えられない問題も出てきています。つまり、単なる知識の再現をテストする問題ではなく、その問題を自分なりにどう理解し、どう考えるのかという思考力が問われる問題になっているのです。
 生徒の思考力は、表現力として表れます。ある問題についてどのように書くかということが、その生徒がどのように考えているかという内容と結びついています。だから、これからも記述力、作文力を重視した問題は確実に増えていくのです。

●言葉の森の作文で読解力も表現力も

 言葉の森の作文の学習は、単に作文を書かせるだけの学習ではありません。長文を読み、家族と対話し、実例を増やし、より広い視野で作文を書くという学習です。
 書く力は、読む力に支えられています。読む力の育成を伴わない学習では、作文力の向上はすぐ頭打ちになります。例えば、語彙力のない生徒は、いつも同じようなありきたりの言葉で文章をまとめてしまいます。語彙力のある生徒は、それぞれの文の流れに合わせて多様な語彙を使うことができます。語彙力のない生徒に、作文の評価の上だけで多様な語彙を使うように言っても指導は空回りするだけです。書く練習をする以上に、読む練習をする必要があるからです。
 言葉の森の作文の課題となる長文は、それぞれの学年に応じたレベルの文章よりも一段階難しいものになっています。だから、家庭で事前にその長文を音読し、その長文をもとに家族と対話することが、よりよい作文を書く準備となっています。この音読と対話が、作文力のもととなる読む力を育てるのです。

●中学入試から大学入試まで作文専科

 言葉の森の生徒は、下は幼稚園年長から、上は高校3年生、大学生、社会人まで幅広い年齢にわたっています。中学入試で作文の試験を受け、言葉の森の受験作文コースで勉強した生徒が、学年が上がり、今度は大学入試でも小論文試験を受けるために受験作文コースに切り換えて勉強するということがよくあります。それだけ、言葉の森の作文指導を信頼しているのです。
 作文や小論文を教えてくれる塾や予備校は数多くあります。しかし、子供たちの文章を見て評価したり添削したりすることと、その生徒の文章力を上達させることとは全く別のものです。
 言葉の森は、長年の作文指導の蓄積があるので、苦手な生徒から得意な生徒まで、どのような課題にも対応できる指導をしています。
 受験には合否がありますが、言葉の森の作文指導を受けた生徒は、受かった生徒はもちろん、落ちた生徒でさえもほぼ全員が、「作文の試験はよくできた」と言ってくれます。受験の合否を超えて、真の実力をつける練習をしているからです。

●文章力は社会に出てからも役に立つ

 言葉の森の作文指導は、作文小論文の試験はもちろん、記述力の試験にも、読解力の試験にも役立ちます。しかし、本当に役立つことが実感できるのは、社会に出てからです。
 社会生活は、仕事の上でも、仕事以外の分野でも、文章を書く機会は意外と数多くあります。特に、責任ある立場になれば、それだけ表現力のある文章を書く力が要求されるようになります。
 言葉の森の作文指導は、小学校低学年までは事実中心の作文練習ですが、その事実中心の作文で書く力をつけ、その土台の上に感想文や論説文を書く練習をしていきます。
 社会に出てから役に立つ文章力は、どちらかと言えば、小説を書くような文章力ではありません。自分の意見をわかりやすく説得力を持って書くという論説文的な文章力です。
 言葉の森で作文の練習をすることによって、その論説文を書く力が育ちます。それは、その人の生涯の無形の財産ともなるのです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20151008  
 再び、宣伝っぽい記事(笑)。
 しかし、受験で作文があるのなら、言葉の森の作文指導が一番です。
 ただし、高校入試、大学入試は、もう先生の時間があまり取れないので新しい受け入れは難しいです。
 そのかわり、指導のできない分、サービスで書き方のコツを教えます。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
受験作文小論文(89) 

記事 2438番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/12/2
facebookページで「親子で遊ぼうワンワンワン」グループを紹介 as/2438.html
森川林 2015/10/08 08:31 


 facebookページ「言葉の森ネットワーク」で、遊びのグループを紹介しました。
 こういう親子の遊びや季節の行事を、低学年の作文の実行課題集に載せています。
https://www.mori7.net/jk/

====
 子供は遊びが大好きです。
 それに敢えて理由をつけるとすれば、自分の自由な意思で創意工夫ができて、友達と交流ができるからだと
思います。

 言葉の森ネットワークでは、「親子で遊ぼうワンワンワン」という子供の遊びを紹介するグループを作っています。

 前にあった面白い記事が、ダンボールの空き箱で家の中に子供の隠れ場を作ろうというものでした。
 家の中にキャンプ用テントなどを張ると、その狭い中にわざわざ入って、遊んだり本を読んだり、時には勉強をしたり(笑)します。

 子供向けの遊びに興味のある方は、ぜひご参加ください。
▽非公開グループ
「親子で遊ぼうワンワンワン」
https://www.facebook.com/groups/wanwanwan/


(写真は教室のペットワンワン「ゆめ」)
====

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20151008  
 小学1、2年生の子で、自由な題名の作文に毎回「きょうのこと」と書く子がいます。
 それは、もちろんそれでいいのです。低学年のころは、毎日の日常が楽しい経験だからです。
 しかし、家庭でもう少し工夫すれば、作文の新しい題材が見つかります。
 何も、家族で旅行に出かけて豪華に遊ぶ必要はありません。
 ちょっとした工夫で、子供は夢中になって遊ぶのです。
 そのひとつが、家の中にテントを張ること(笑)。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
facebookの記事(165) 
コメント101~110件
……前のコメント
齋藤孝さんの( 森川林
 ママさん、ありがとうございます。  齋藤孝さんというかブ 11/30
記事 4864番
齋藤孝さんの( しげか&
どうして「言葉の森」を知ったか思い出しました。 斎藤孝さん 11/29
記事 4864番
齋藤孝さんの( 森川林
 日本では、思いつきの作文指導が多すぎます。  作文教育に 11/28
記事 4864番
日記を書かせる 森川林
 日記指導なんてさせるものではないというのが私の持論です。 11/27
記事 4863番
齋藤孝さんの( 森川林
勉強は、面白くなければなりません。作文も、そうです。 しか 11/26
記事 4862番
これから世の中 もは
 もうすでに、世の中の方向は大きく変わりました。  だから 11/26
記事 4861番
齋藤孝さんの( 森川林
穴埋め式の作文指導をすると、作文力のある子は、面倒に思って嫌 11/25
記事 4860番
齋藤孝さんの( 森川林
ブンブンどりむは、結局、作文教育について何の理念も思い入れも 11/24
記事 4859番
齋藤孝さんの( 森川林
勘違いした作文教育を受けて、作文を書くことが嫌いになりそのま 11/24
記事 4859番
小学1年生から 森川林
小学1年生でいちばんのおすすめの習い事は作文です。 私のう 11/18
記事 4853番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
標準新演習算数 あかそよ
3の1はできました。 2は、答えを見るとなんとか理解できま 11/23
算数数学掲示板
標準新演習算数 あかそよ
3の1はできました。 2は、答えを見るとなんとか理解できま 11/23
算数数学掲示板
2024年11 森川林
●サーバー移転に伴うトラブル  本当に、いろいろご 11/22
森の掲示板
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習