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宿題で頭が悪くなる as/2556.html
森川林 2016/03/22 20:51 


 子供たちの中には、ときどき、「今日は宿題があるから(時間がないので)、○○はできない」と言う子がいます。
 中学生の場合も、定期テストの前に、一生懸命宿題をこなしている子がいます。

 先生は、宿題を出すことによって、最低限の家庭での学習ができると思っているのでしょう。
 また、保護者の方でも、学校の宿題というものがあれば、必ず勉強することになるので助かると思っているのかもしれません。

 しかし、宿題は、多くの場合意味がないばかりか、子供たちの頭を悪くし、勉強の意欲をなくすマイナス面の方が多いのです。
 宿題がなければ家庭で学習しないような子は、その宿題もやらなかったり、やっても答えや友達の宿題を写すようなやり方でやっています。
 宿題をきちんとやってくるような子は、その宿題は単なる作業のようなもので、やっても勉強になるようなことはありません。

 そして、もっと大きな問題は、他人にやらされる退屈な勉強に慣れることによって、勉強の面白さを感じない子に育っていくのです。

 私事ですが、私(森川林)の子供が小1のとき、足し算の答えを色分けするような宿題が学校から出たことがありました。
 子供が、「はあ」などとため息をつきながら宿題をやっているので、見てみると、全然面白そうな勉強ではありません。
 「これは、お父さんがやってやるから、本でも読んでろ」と言うと、子供は喜んでいました。だから、父の宿題です(笑)。

 その学校の先生は、普通にいい先生でした。普通のいい先生が普通に宿題を出すのですから、ほとんどの家庭では、その宿題をやるのが当然なのだと思ってしまうでしょう。
 そして、親も先生も誰も悪気はないのに、肝心の子供たちはどんどん勉強に対する意欲を失っていくのだと思いました。

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小1読書感想クラブを企画中 as/2555.html
森川林 2016/03/21 10:54 


 小1から読書好きになるように、読書感想クラブの企画を立てています。
 対象は、当面は新小学1年生ですが、将来は幼児や小学校中高学年の生徒にも広げていきます。

 内容は、次のとおり。
(1)毎週1回、時間は30~45分、1グループ7~8人、月4回、参加費月額1,404円。
(2)家庭のパソコンから参加できるように、インターネットを使って行います。(パソコンに内蔵カメラがあれば、特に難しい設定は必要ありません。スマホでもできますがまだシステムに不安定なところがあるので、当面はパソコン参加でお願いします。)
(3)最初に先生が本の読み聞かせをします。10分程度。
(4)そのあと、参加生徒から、今読んでいる本の紹介をしていただきます(紹介は自由)。15分程度。
(5)希望する生徒は、自分の読んでいる本をもとに似た話(実験・観察・調査・取材など)を準備してプレゼン発表ができます。10分程度。
(6)先生や生徒の紹介した本で、興味のあるものは互いに貸し借りができるようにする予定です。
(7)読み聞かせの本には、ストーリー物だけでなく、理科や社会のノンフィクション物も取り入れ、幅広いジャンルから選ぶようにします。
(8)読み聞かせには、先生だけでなく、生徒のお母さん、上の学年の子供なども希望があれば参加していただく予定です。

 家庭でお母さんやお父さんから読み聞かせしてもらうのとはまた違った新しい読書の体験ができると思います。

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