連休中は、ホームページも更新せず、生徒掲示板や父母掲示板の連絡にもお返事を出さず失礼しました。
今後の日本の進むべき道などを考えていたために、ほとんど部屋にこもりっきりの日々でした。(暗い(笑))
そして、考えたあとの結論は次のようなことです。
(1)言葉の森の作文指導を、創造性を育てる学習として発展させること
(2)寺子屋オンエアで、自学自習形式の無駄のない本当の学力をつけること
(3)オンエア講座や森林プロジェクトで、できるだけ多くの人が創造的な教え手として参加できる仕組みを作ること
いずれも抽象的なことに見えると思いますが、これらを現実の実践の中で実現していきたいと思っています。
ところで、連休中に読んだ本で、「天皇の国師」(宮崎貞行著 学研)に特に感銘を受けました。
現代が文明史的な時代の変化の中にあるということを実感させる本でした。
http://www.amazon.co.jp/dp/4054059791
45分ほどの話でしたが、動画の方は24分ぐらいで切れてしまいました。しかし、前半の勉強の仕方は参考になると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=_NhzriyFCes
オンエア講座として開催すると、時間が固定されいるために参加できない人が多かったようなので、「中学生定期テスト対策」は、独立した講座としてではなく、寺子屋オンエア教室の一つのコーナーとしてテスト前に随時参加できるような形にしたいと思います。
詳細はまた追ってご連絡します。
====本日の講座の資料====
■中学生の勉強法
●全教科共通
・中学生の勉強は基本的に独学でできる。
塾に頼ると自分で工夫して勉強する力が育たない。そうすると、高校生になっても予備校に頼る勉強になる。塾や予備校に頼る勉強は、学年が上がるほど非効率になる。
・高校受験の場合は、(1)中3の春から過去問に取り組む、(2)教材を絞って1冊を5回繰り返すことを基本に、(3)中3の夏以降は模擬テストを受けながらペースをつかむ。
・定期テストは2~1週間前にスタート。出題範囲を5回反復。いつ何をどこまでやるか決める。
・定期テスト後は、全教科のテスト分析をして、出題傾向、自分の苦手傾向を書き出す。
・テストは苦手を中心に、人生は得意を中心に。
・勉強を開始する時間を決める。苦しいことは始めの時間が大事。
・遊びや息抜きやご褒美は自分で適宜いれるが、楽なことは終わりの時間を決めておく。(タイマーの活用)
・入試を左右するのは数学。特に中3からの図形問題。
●国語
・漢字は勉強量に比例する。
・文法は文法問題集に独自に取り組む。古文も同じ。
・読解は、消去法を基本に。問題文には線を引いて読む。難しい文章を読み慣れる(問題集読書を)
・記述は、キーワードを入れて。枠いっぱいに書く。消しゴムを使わずに素早く書く。対比させて書く(……ではなく……)。
・心情把握は、先生の感覚をつかむ。
・作文は、言葉の森で。
●数学
・計算は、暗算をしない。きれいに縦横そろえて書く。ノートは空白を多く使う。
・図形は、解法を見て理解する。量をこなせば感覚がつく。
・問題集は、できる問題はやらなくてよい。できない問題はすぐ答えを見て解法を理解する。
・1冊を100%仕上げる。
●英語
・教科書の音読暗唱が基本。1ページを20回音読して暗唱する。
・暗唱ができたら暗写も。
・選択問題は国語と同じ発想。
・入試問題集で長文を読み慣れる。
●理科
・計算問題は数学と同じ。知識問題は読みの繰り返し。
・教科書の余白に書きこみ、教科書を自分流の参考書にする。
●社会
・教科書を繰り返し読むのが基本。
・問題集をやる場合は、答えを先に書き込み、問題と答えを繰り返し読む。
■みんなのテストから
■国語読解問題
■今後の予定
・中学生は時間が固定されていると都合のつかない人が多いようなので、オンエア講座ではなく、寺子屋オンエアを基本にする。
・寺子屋オンエアは週1回1時間自学自習形式の勉強で、国語の読解問題練習(約15分)は必ずやる。あとは自分の自由な勉強(おすすめ問題集もある)。月額1404円。1時間の終了時に先生から10分のskype通話による勉強チェックあり。体験2回可。時間は、月~金の17:00~21:00の間で自由に1時間設定。週1~5回。希望者には案内を送る。
・この寺子屋オンエアの中に、定期テスト対策コーナーを作り、テスト2周間前にそこでテスト対策を行う形にする予定。
■準備しておくもの
・全国高校入試問題正解2016年 旺文社 2,300円……普段の勉強としては問題文を読書がわりに。7月に入ったら2017年版を購入。
http://www.amazon.co.jp/dp/401021595X
・前学期の成績表のコピー。
・前回の定期テストで、主要5教科のうち最も成績の悪かった1教科の問題・解答・自分の答えのコピー(点数が悪かったのではなく、みんなの平均と比べて成績の悪かった教科)
・以上のコピーは名前の部分を隠して(自信のある人は出してもよいが(笑))、デジカメやスマホで撮った写真を画像の泉から「非公開」で送ってもらうとよい。
https://www.mori7.net/izumi/
■おすすめの本
「中学生の自宅学習法―ナイトー式学習法で、成績はこんなに違う!! 」(産心ブックス) 内藤 勝之
http://www.amazon.co.jp/dp/4879203254
受験勉強を始めるときにも、勉強の仕方の本を読み作戦を立ててから勉強を始めるとよい。(新しいことを始めるときに読む本の目安は10冊)
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