(えさを待つスズメたち)
今回は、次のような流れでやっていきます。
子供たちの国語力、思考力を育てるために、こちらの話の時間よりも、生徒の演習や発表の時間と、その後の親子の対話の時間をとれるようにしていきます。
そのため、これからは書く作業を入れるので、ノート、鉛筆、それから紹介用の本を用意しておいてください。
■1.自由な作品の発表紹介
■2.読んでいる本の紹介
次回から、「本の書名と、簡単な内容紹介と、自分の思ったこと」を大体1分以内でまとめて話せるように事前に準備しておいてくださるといいと思います。1分で話せる分量は300~400字ですからかなりあります。
低学年の子は、簡単にまとめるということが難しいので、お母さんが協力してあげてください。このときに、親子で対話することを楽しむ雰囲気で、長い文で難しい言葉も使って、褒めて励ましながら話すようにしてください。
■3.読み聞かせ「もうどうけんドリーナ」)
■4.構想図(構成図)の書き方の説明
思いついたことをメモ風に、次々に矢印でつなげながら書いていく方法です。
親子で書く読書感想文の準備にも使います。
今回の読み聞かせのあと、聞いたことを構想図で書く練習をするので、その書き方を説明します。
■5.構想図の演習
自分で構想図を書く練習です。読み聞かせの本に書かれていたことや、自分の似た話や、自分の思ったことを、文や絵で矢印をつなげながら書いていきます。
書き終えたあと、それを見せてもらいます。
ほかの子との比較にならないように、お母さんは自分の子供のいいところだけを褒めてあげてください。
■6.実行課題の紹介「窓の下は鳥のレストラン」
家庭で実験や観察ができる実行課題を紹介します。
■7.似た話の経験(次週までに家庭で(任意))
実行課題の話を参考に、家庭で似た経験をしてみたという人は、その様子を写真や動画で記録しておき、次回に発表していただきます。
発表は、写真や絵の場合は、ハングアウトの画面で直接してください。時間は、1分以内でお願いします。
動画として記録した場合は、youtubeにアップロードして、そのURLをご連絡ください。このURLはあとでほかの参加者に見てもらえるようにます。youtubeアップの動画は時間の制限はありません。
写真や絵などの画像をアップロードする場合は、オープン教育の「読書感想クラブ」のページで入れてください。
https://www.mori7.net/ope/index.php?k=101
ここは、スパム投稿を防ぐために、メールアドレスなどの事前登録をするようになっていますが、登録なしでも投稿できます。
■8.保護者からの質問や相談の受付
勉強面、生活面で質問や相談がありましたらお話しください、
長くなりそうな場合は、話だけうかがって別途お答えする時間をとります。
■9.次回6/21の予定は読書感想文の構想図の練習
低学年の感想文の要望をいただきましたので、来週6/21は、感想文を、親子で構想図を使って書く練習をします。
元になる本は、「世界ふしぎめぐり」のように短いノンフィクションの話をいくつか載せたものです。その中から、似た例を見つけやすいところを選んで書く方法を説明します。今後、親子で構想図を書く際の練習になると思います。
来週は、お子さんと一緒にお母さんも参加してください。ただし、お母さんが一緒に参加できない場合、そのお子さんは子供だけでできることをします。
6.3週号の言葉の森新聞に掲載した3本の記事です。
■小1~中3のオンエア講座の紹介
●「小1~小3の読書感想クラブ」では、本の読み聞かせ、生徒からの本の紹介、実行課題の紹介、生徒からの似た経験の発表などを行っていますが、今後は、月に1回程度、「親子で書く読書感想文」の企画も行っていく予定です。
https://www.mori7.net/oak/oakdk.php
●「小4~小6の公立中高一貫校受験対策」では、適性検査問題演習、演習問題の解説、生徒からの似た問題紹介、サンプル作文をもとにした受験作文のコツ解説などを行っています。小4~小5の生徒は、適性検査問題演習に直接取り組むのが難しい場合もあるので、そのときはその演習問題の単元に関連した学年先取りの基礎問題演習を行うようにしています。
https://www.mori7.net/oak/oakkj.php
●「中1~中3の中学生定期テスト対策」では、自主的な勉強計画の立て方、最高水準国語問題演習、演習問題の解説、森リン点の解説などを行っています。勉強計画は、誰でも入力できるようになっているので、自由に利用してください。
https://www.mori7.net/oak/oaktt.php
■【重要】オンエア作文は、言葉の森の生徒は追加料金無料で毎週1時間参加できます――土曜日の生徒募集中
オンエア作文とは、googleハングアウトで、先生や同じ時間帯に勉強している他の生徒と画面を共有して作文を書くシステムです。
通信指導で家庭で作文を書く場合、先生の電話のあとすぐに書き出すことが無理なく勉強を始めるコツですが、家庭でひとりで勉強していると、つい勉強の開始を後回しにしてしまうこともあると思います。パソコンの画面で、先生や他の生徒の様子が見られると、勉強を開始するきっかけがつかみやすくなります。
現在、オンエア作文の指導に対応できる先生は限られているので、担当の先生が登場しない場合もありますが、それでも他の先生や他の生徒と一緒に勉強できると、楽しく作文に取り組めます。
オンエア作文は、現在システムの調整をしながら運営しているので、当面土曜日の午前中の生徒に限り、参加者を募集します。必要な準備は、google+のアカウントと、ウェブカメラ付きのパソコン(タブレット、スマホでも可)です。
一度に参加できる人数が10名と限られているので、先着順になります。
参加を希望される方は、言葉の森事務局までご連絡ください。
■【重要】パソコン作文の森リン採点の仕方
パソコンで入力した作文は、作文の丘から送信したあと、「森リン採点」というところをクリックすると、森リンの採点が行われます。
操作が二重になっているのでわかりにくいと思いますが、作文を送信したあと、森リン採点をクリックすることを忘れないようにお願いします。
毎月4週の清書作文の森リン点は、次の月の18日ごろまでに集計して森リン大賞を決めます。
「森リンベスト5」のページでは、リアルタイムで学年別の森リン点ベスト5を紹介しています。
https://www.mori7.net/moririn/mori_best.php
小学6年生以上の生徒は、この森リン点を目標にして作文を書いていくといいと思います。
森リン点の基準字数は1200字ですから、小6以上の生徒は、清書の作文はできるだけ1200字以上にふくらませて送るようにしてください。