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小学生のころの勉強はできるだけ子供に自分でやらせ、中学生のころの勉強は塾に任せず親が見る as/2712.html
森川林 2016/10/11 20:32 


 今の子供たちの勉強の様子を見ていると、二つの大きな問題があるように思います。

 第一は、小学校低学年のころの勉強に、親が関わりすぎることです。
 このころは、できるだけ子供が自分でやるようにさせるのが大事なのですが、お父さんやお母さんが手をかけすぎてしまうことが多いのです。

 もちろん、親子の対話を楽しむという意味で親が子に関わることはいいことなのですが、それは主に遊びや読書の分野ですることです。
 勉強の分野で、親が手をかけすぎると、親がいなければ勉強のできない子になってしまいます。
 親は、勉強面で手を出したくなってもできるだけ我慢して、子供が自分でやるように工夫していく必要があるのです。

 しかし、小学校低学年の手のかけすぎは、それほど大きい問題ではありません。

 第二の、もっと大きな問題は、子供の学年が上がり、小学校高学年になり、中学生になってくると、今度は親が子供の勉強を見るのをあきらめて、本人に任せてしまうようになることです。

 中学生になると、勉強面も難しくなるので、親も小さいころほど簡単には教えられなくなります。
 また、中学生本人も、親に助けを求めるようなことはせずに、自分でやろうとするようになります。
 しかし、ここで、ほとんどの中学生が自己流の能率の悪い勉強法になるのです。

 その結果、小学生のころまではよくできていた子が、中学生になるとだんだんと思ったように点数が取れなくなり、苦手分野なども出てくるようになります。

 すると、生徒本人も、親も、その解決策として塾を選択するようになることが多いのです。

 塾の先生は、みんな熱心に子供たちのことを考えて指導していますから、子供がひとりで勉強するよりは、確かに成績面ではプラスになります。
 しかし、塾はもともとは大勢の生徒を一斉に教える仕組みになっていますから、全生徒に最大公約数的な宿題を出すような勉強の仕方をします。
 すると、塾に合わせた勉強は、生徒個人にとっては無駄な部分もかなりある勉強になるのです。

 だから、塾に行って成績の上がる子は、宿題を真面目にやる子、つまり無駄な勉強も我慢して長時間やれる子ということになります。
 すると、成績は確かに上がるかもしれませんが、余裕のある時間の中で読書をしたり趣味を深めたりということがどうしてもできなくなるので、ただ勉強をするだけの面白みのない生活になることが多くなるのです。

 ひとつの解決策としては、個人指導の力量のある家庭教師をつけ、その家庭教師のアドバイスをもとに勉強していくことです。
 加山雄三さんの中学生時代は、まさにそうでした。それまで勉強はあまりしなかった加山さんは、中学3年生になり突然勉強に目覚めたとき、親に専属の家庭教師をつけてもらいそれから短期間で猛烈に勉強をしたそうです。
 そして、当時の成績ではまず無理だと思われていた慶應義塾高校に合格したのです。

 高校入試は、本気でがんばると半年ほどで実力が大幅に上昇しますから、こういうことは意外とよくあります。
 しかし、生徒本人の学力に応じた具体的な勉強計画を指示できる家庭教師というのは、あまりいません。また、いたとしても、どの家庭でも頼めるようなものではありません。

 そこで、中学生にとっていちばんいい勉強法は、本人の家庭での自学自習を親が見るという形になるのです。
 しかし、親が見るといっても、手取り足取り教えるというのではありません。

 中学生の勉強は、基本的に他人が教える必要はありません。今は、解説の詳しい参考書や問題集が豊富にあるので、ほとんどが自分で勉強できます。
 勉強を、戦闘、戦術、戦略と分ければ、親が見るのは主に戦略面です。中学生本人は、戦闘や戦術ぐらいまではできますが、勉強の大きな方針というのはまだ無理だからです。
 そして、たまに、勉強の内容について質問があったとしたら、それは勉強のできる大人(主に先生)に聞くようにすればいいのです。

 今は、塾に行っている中学生がほとんどなので、塾に行っていないと不安になるという心理はあると思います。
 だから、塾に行ってもいいのですが、勉強を塾に百パーセント任すようでは、時間がかかるだけで、実力はあまりつきません。
 中学生で成績のいい子は、必ず親が子供の勉強に何割かかかわっています。

 言葉の森の勉強も、今後この親の関与ということをもっとバックアプできるようにしていきたいと思っています。

-------------------------------------------

 10月29日の講演会は、作文の話が中心ですが、やはりこの親の関与の仕方という話もします。
 親が関与できるというのは、実は楽しいことなのです。

 「家庭で子供に作文を教えるライフワーク」講演会in横浜10.29

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森川林 20161011 1 
 中学生は、みんな真面目に勉強しています。
 試験前は、寝る時間も惜しむような勉強もしています。
 しかし、肝心の大きな方針というものがなく、目先の狭い視野でがんばっていることも多いのです。
 それをアドバイスできるのは、親しかいません。
 親は、子供の小学生のときはできるだけ手を抜いて、中学生になったらできるだけ本人任せにせずに、ということが大事なのです。

https://www.mori7.com/index.php?e=2712


nane 20161011 1 
 中学生で成績のいい子は、親がしっかり勉強の内容面にも口を出しています。
 本人任せ、塾任せでは、時間ばかりかかるようになります。
 中学生のころに、親が勉強を見てやれるから、高校生になって自分で勉強ができるようになるのです。


mae 20161011 9 
ついつい、親が手を出したくなってしまう我が子の勉強……。
ぐっと我慢するのも親の勉強なのだろうと思いました。

namura 20161012 10 
塾に行くことも、受験をすることも、情報や周りに流されず、しっかり自分で見極めていきたいですね。

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記事 2711番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/24
「家庭で子供に作文を教えるライフワーク」講演会のお知らせ as/2711.html
森川林 2016/10/10 14:20 


 このたび、言葉の森では、作文教育に関連する講演会を開催することにいたしました。

 今回は、言葉の森の35年間12,000人の子供たちの作文指導の経験に基づいた「作文の教え方とそれをライフワークにする方法」の講演です。

 この講演では、次のような方に向けたお話をする予定です。

○お子様が小中学生で、家庭で作文を教えるコツを知りたい方、また、まだお子様が小さいが将来そういうことをしてみたい方。(お子様が受験直前の方にも参考になる話をします。)
○自分で既に教室を開いていて、そこに作文指導のコースも付け加えてみたいと思っている方。
○国語や作文を授業などで教えていて、更によい指導をしたいと思っている方。
○定年後の将来の自分のライフワークを見つけたいと思っている方。
○森林プロジェクトに参加し、現在作文指導を行っている方。
○インターネット技術を使った新しい教育の可能性に関心を持っている方。

 参加を希望される方は、言葉の森までご連絡くださるようお願いいたします。

 詳細は、下記のページをごらんください。

「家庭で子供に作文を教えるライフワーク」講演会

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jun 20161010 2 
シェアします。

森川林 20161010 1 
 これは、ただの講演会ではなく、これからの日本の未来の教育を考えた講演会です。
 世の中で、まだ誰も言っていないことを中心にお話しする予定です。
 しかし、あまり飛びすぎてもいけないのでほどほどに。


nane 20161010 1 
 言葉の森の持ち味のひとつは、年季が入っていることです。何しろ、世の中に作文教室という言葉自体がないときから作文教室を始めたからです。
 もうひとつは、先端技術を迷わずに取り入れていることです。だから、科学的な作文指導と国語指導なのです。
 そして、もうひとつは、講師の人柄がみんなとてもいいことです。これは、私のせいではありません(笑)。なぜか、そうなったのです。


namura 20161011 10 
一生続けられる仕事になりそうです。

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国語力は、受験だけでなく社会に出てから役に立つ(再掲) as/2709.html
森川林 2016/10/09 21:25 


 国語の勉強の仕方について、質問が多かったので、言葉の森新聞の記事から参考になる話を再掲します。

 受験の主要科目は、国、数、英です。
 この中で、最も差がつきにくいのが国語です。というのは、国語は全くできない人でもそこそこの点数を取ることができる代わりに、よくできるからと言って満点を取ることは難しい科目だからです。

 これに対して、数学と英語は、勉強力の差がはっきり出ます。特に、数学は大きい問題ができるかできないかで全体の点数が大きく変わってきます。だから、受験を左右するのは、数学と英語なのです。

 では、なぜ数学と英語は、勉強力の差が出るのでしょう。それは、問題作成に人工的な要素が盛り込めるので、さまざまなレベルの難しい問題を作れるからです。

 だから、学習塾も予備校も、数学と英語に力を入れています。そして、国語には力を入れていません。
 国語は差がつきにくいから力を入れないということもありますが、それ以上に、勉強をさせてても力がつかないから、塾でも予備校でも力を入れられないのです。

 もちろん、受験指導をするという建前上、塾や予備校は一応国語も教えるようにはなっています。しかし、国語は教えても力がほとんどつかないとわかっているので、問題集をやらせて解説を詳しくするような勉強しかしていません。
 国語力をつけるとうたっているところも、せいぜい解き方のコツを教える程度の指導です。解き方のコツがわかると、確かにある程度の点数は上がります。しかし、それは国語力がついたのではありません。

 国語力は、実は国語のテストではあまり測ることができません。
 本当の国語力は○×式のテストではなく、文章を読み、それをもとに文章を書かせることでわかるからです。
 だから、今後、このような国語の試験が増えてくると思います。

 本当の国語力は、受験のときにも役立ちますが、それ以上に社会に出てからも役に立ちます。
 数学や英語の場合は、社会に出てからはあまり使わない人もいます。逆に、仕事などで使う場合は、学生時代さぼっていた人でもがんばれば比較的短期間で身につけることができます。
 これに対して国語力は、社会に出るといやがうえにも使わざるをえなくなります。

 文章を読むことでも、書くことでも、話し合いをすることでも、考えることでも、すべて広義の国語力が必要です。
 しかも、こういう国語力は、必要になったからといって短期間では身につけることができないのです。

 だから、子供時代の国語の勉強は、国語の成績を上げるということももちろん大事ですが、それよりももっと大事なのは、読む力、書く力、考える力をつけるといことを考えていくといいのです。
 そういう国語力は、問題集を解くような勉強法では、決して身につきません。
 実際に文章を読み、考え、文章書くことによって身につくのです。

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森川林 20161009 1 
 国語は点数の上では、できる人とできない人との差があまりつかない勉強です。
 しかし、受験に有利かどうかだけでなく、将来の自分にとっての意味を考えて勉強をしていくべきです。
 そのためには、まず読む力をつけることを第一に考えて本を読んでいくことです。
 国語の点数を上げるのは、受験の直前になってからでも間に合うのです。


namura 20161010 10 
社会に出て、メール一つ書くにも国語力が見え隠れしますね。

jun 20161010 2 
国語力は、問題集を解くような勉強法では、決して身かないからこそ、日々の生活の中で意識して取り組む必要があるのですね。

kira 20161010 52 
 国語の成績は、塾任せではあがらないと思います。

sizuku 20161011 51 
確かに国語は点数を上げるのは難しい、学生のころから実感していました。数学など他の教科と実力をつけるアプローチが全然違うのですね。
出来れば受験までまだまだという時期に国語の問題集などやらず、たっぷり本を読み書く力をつけておきたいものです。

mae 20161025 9 
学生時代、「読む」「考える」分野は自信がありましたが、実は「書く」というのは苦手分野でした(それなのに作文講師(笑))。
受験に小論文が必要になって、最初は苦戦しましたが、何回か書くうちに求められている文章がどういうものかわかってきてからは、全く苦ではなくなりました。
「書く」ことも慣れです。書き慣れているか、そうでないかということが、文章を書くときのハードルの高低差になるのだと思います。

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人生は、面白いと嬉しいの繰り返し as/2708.html
森川林 2016/10/08 12:55 


 誰でも、大きな喜びがあったらいいと思っています。
 しかし、大きな喜びの裏側には、そこに至るまでの大きな苦しみがあります。
 大きな苦しみの必要のない喜びは、小さな喜びでしかありません。

 投資の世界では、ハイリスク・ハイリターンということが言われます。
 ローリスク・ハイリターンというのは、本来ないのです。

 しかし、例えば賭け事のようなことでも、投下資金が無限にあると仮定すれば、負けは絶対にありません。
 負けても、その負けた分だけ賭け続ければ、必ずいつかは確率的に勝つから、勝ちしかないのです。

 喜びと苦しみの場合も、これがヒントになります。
 喜びがもたらされたときは、そのまま素直に嬉しいと思えばいいのです。
 そのかわり、その途中の苦しい時期を、苦しいと思わずに面白いと思っていればいいのです。

 すると、人生は、喜びと苦しみの繰り返しではなく、嬉しいと面白いの繰り返しになります。

 今の社会では、子供も大人もさまざまなストレスに取り囲まれています。
 子供は、本来楽しく生きるようにできています。
 それを、周囲の大人が暗い顔をして、子供にもその暗さに付き合わせようとしてはいけません。

 まず、自覚のできたお父さんとお母さんから、明るく楽しく生きていく必要があります。
 そして、苦しいことがあったら、それを面白いと思えばいいのです。

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勉強に自信のある親は、低学年のころは遊ばせる、中学生になったら勉強を見てやる as/2707.html
森川林 2016/10/07 21:17 


 子供が小学校低学年のころ、たっぷり遊ばせている親は、自分の力で勉強してきた人です。
 自分自身も子供時代たっぷり遊んできて、遊びの大切さがよくわかっているのです。

 子供が低学年のころから勉強をさせすぎる親は、勉強にあまり自信がない人です。
 小さいころから勉強すれば、もっと勉強ができるようになるはずだと思ってしまうのです。

 子供が中学生になり勉強がだんだん難しくなってきたときに、勉強を見てやれる親は、自分の力で勉強してきた人です。
 学校や塾で言われたとおりにやっていると、能率の悪い自己流の勉強になることが自分の経験からわかっているからです。

 子供が中学生になると、もう家で勉強は見られないからと塾に任せてしまう親は、勉強に自信がない人です。
 自分ではできなから、専門家に任せておけば、大丈夫だろうと思ってしまうのです。

 中学生や高校生で成績のよい子に共通しているのは、親が子供の勉強を見てやれるということです。
 もちろん、手取り足取り教えるのではありません。
 親はもう勉強の現役ではないので、勉強の内容は忘れています。
 しかし、自分の経験からどういう勉強法でやっていったらいいかということが大体わかるのです。

 学習塾のような教育サービスが盛んになったために、そういう家庭での学習のできない子が増えてきました。
 塾は、一斉指導で子供たちの力をつけなければならないので、無駄な勉強も含めてたくさんの宿題を出します。

 塾で勉強ができるようになる子は、そういう無駄な勉強も我慢して長時間勉強できる子です。
 だから、成績のよい子には、勉強以外の個性がない、面白みのない子が多くなってくるのです。

 しかし、ほとんどの子は、塾に行っても大して成績が上がるわけではありません。
 それは、塾の先生の話もほどほどに聞いて、家庭での親の話もほどほどに聞いて、塾と家庭の中間でのんびり生活しているからです。
 中学生のころは、まだ何の自覚もない年齢ですから、それは自然と言えば自然なことなのです。

 では、どうしたらいいかというと、まず低学年では勉強はできるだけ抑えて、楽しく遊ばせることです。
 そして、中学生になったら、親が子供の勉強をときどき一緒に見てやることです。

 そのためには、小学校低学年のうちから、家庭で親子が対話をする習慣を作っておくことです。
 その親子の対話が毎日自然にできるように、読書と作文の勉強を組み合わせておくといいのです。



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sizuku 20161008 51 
中学生の勉強見るなんて無理無理…おっしゃる方が多いのですが、塾の先生のように教える必要はなく、いっしょに考えたり、「うちの子はここがわかっていないのね。」と理解度を把握するだけでよいのだと思います。
そうすればどう対処したらよいかわかります。

mae 20161011 9 
遊びの中で学ぶことがたくさんあるのに、その機会を摘んでしまうようなことはしたくないですよね。

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公立中高一貫校の入試問題をもとに、考える勉強を楽しむ思考国算講座 as/2706.html
森川林 2016/10/06 21:09 


 思考国算講座は、ハングアウトを利用したオンエア講座で、生徒は自宅のパソコンから参加しています。
 対象学年は小4から小6で、小4や小5の生徒にはかなり難しい内容のものもあるので、別途、ハイクラステスト算数の小4、小5からも問題を選べるようにしています。

 勉強と言っても、先生が説明したり、教えたり、テストをしたりするものではなく、生徒が自分なりに似た話を考えたり、自分なりに似た問題を作るような勉強です。
 だから、○×がつく勉強ではなく、全員がそれなりに参加できる勉強です。

 生徒が何人か集まって行う形の勉強だと、学習塾のようなものを連想する方もいると思いますが、そうすると、先生にお任せする形の勉強になってしまいます。
 真に学力がつくのは、家庭で勉強をしているときですから、この講座も基本は親子の対話を勉強の中心にしています。
 親子で一緒に勉強すれば、その生徒の実態にあった練習が、ある意味で楽しくできます。

 小学生の勉強は特に、無理なく楽しくできる範囲でやっていくことが大切です。
 楽しくやれば、考えることの好きな子は、自分なりに高度なことまでやろうとします。
 勉強を嫌がる子がいるのは、無理に難しいことを長時間やらせるからだと思います。

 以下は、思考国算講座の記録の一部です。
 勉強の内容と雰囲気が大体わかると思います。

 この思考国算講座はまだ1、2名空きがあります。
 小4~小6の生徒で、こういうちょっと難しい考える勉強に興味のある方は、詳細を言葉の森までお問い合わせください。
 言葉の森の生徒以外の方も参加できます。

 私は、小学校時代の勉強は、できてもできなくても、その子の将来の人生に全く影響しないと思っています。
 影響するものがあるとしたら、小学校時代をいかに楽しく過ごしたということだけです。
 勉強も、遊びも、子供が楽しくやっているかどうかだけを基準にしていくといいと思います。

https://youtu.be/RDeb0OTATVU


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森川林 20161006 1 
 本文にも書きましたが、長い人生のことを考えたら、小学校時代に勉強ができるとかできないとかいうことはどうでもいいことです。
 勉強よりも大事なことは、生きる姿勢とか、家庭の文化というようなことです。
 
 もちろん勉強はしてもいいのですが、その子が楽しくやれる範囲にまでとどめておくことです。
https://www.mori7.com/index.php?e=2706


nane 20161006 1 
 将来伸びる子というのは、読書をしている子、親子のお喋りを楽しめる子、勉強に飽きていない子です。
 だから、小学校時代は特に、子供が楽しく暮らせることを中心に家庭生活を行っていくといいのです。
 楽しさが第一で、ほかのことはすべて二義的なことなのです。


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どなたも参加できるオンエア教育懇談会のお知らせ――テーマは「家庭学習を進めるコツ」 as/2705.html
森川林 2016/10/06 12:32 


 インターネットを使ったオンエア教育懇談会を開催します。(参加費無料)
 言葉の森の生徒の保護者以外の方も含めて、どなたも参加できます。

 インターネットを利用して行いますが、パソコンでなくても大丈夫です。スマホでもタブレットでも参加できます。
 ハングアウトの参加にはGoogleアカウントが必要になりますが、Gmailを作っている人は既にアカウントを持っているので、それで入れます。
 もしアカウントがまだない場合でも、その場ですぐに作れます。

 詳細は、下記のとおりです。
 人数は7名程度に限定しますので、イベントの予約のページから予約をしてください。
 なお、このオンエア教育懇談会は、今後も継続して行う予定です。

■日時
 10月8日(土)10:30~10:55
(途中からの参加や、途中での退出もできます。)

▽当日の話の内容
 テーマは「家庭学習を進めるコツ」
 質問相談があれば受け付けます。テーマに関連しない質問でも結構です。
 また質問相談が多い場合は、その質問相談を中心に話を行います。

▽参加予約のページ
https://plus.google.com/events/crih954bseonlaatskq8mjamsq0
 もし質問したい内容が複雑で事前に説明が必要な場合は、イベントのコメント欄にその内容をお書きください。
 画像などのアップロードもできます。作文やテスト内容の相談などは画像としてアップしておくとわかりやすいと思います。

▽当日の教育懇談会のハングアウト会場
https://hangouts.google.com/call/kilszgjcf5futhvizwegl5vgpae
 このページにアクセスするとハングアウトの画面が立ち上がりますが、参加ボタンを押すまでは参加したことにはなりません。
 参加ボタンを押しても、ハングアウト会場にはまだ誰もいませんが、ハングアウト接続を試す人は下見として自由に参加してくださって結構です。
 事前に下見で参加すると、もしかすると、同じように下見に来ている方もいるかもしれませんが、そのときは挨拶でも交わしておいてください(笑)。トhttps://plus.google.com/events/crih954bseonlaatskq8mjamsq0" target="_blank">https://plus.google.com/events/crih954bseonlaatskq8mjamsq0
 もし質問したい内容が複雑で事前に説明が必要な場合は、イベントのコメント欄にその内容をお書きください。
 画像などのアップロードもできます。作文やテスト内容の相談などは画像としてアップしておくとわかりやすいと思います。

▽当日の教育懇談会のハングアウト会場
https://hangouts.google.com/call/kilszgjcf5futhvizwegl5vgpae
 このページにアクセスするとハングアウトの画面が立ち上がりますが、参加ボタンを押すまでは参加したことにはなりません。
 参加ボタンを押しても、ハングアウト会場にはまだ誰もいませんが、ハングアウト接続を試す人は下見として自由に参加してくださって結構です。
 事前に下見で参加すると、もしかすると、同じように下見に来ている方もいるかもしれませんが、そのときは挨拶でも交わしておいてください(笑)。

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namura 20161007 10 
自宅にいながら懇談会に参加できるシステムは、保護者にとってありがたいですね。

jun 20161007 2 
シェアさせていただきます。

jun 20161007 2 
facebook「言葉の森保護者コミュ」にシェアします。

kira 20161007 52 
 家庭学習については、相談する場所がなかなか見つからず悩むことが多いですね。

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オンエア講座「受験作文アドバイス」の有料講座受付中 as/2704.html
森川林 2016/10/05 20:49 


 言葉の森では、現在「受験作文コース」に参加されている小学6年生の生徒と生徒の保護者の方を対象に、オンエア講座(有料)を募集します。
■名称
 「受験作文アドバイス」
■対象学年
 受験作文コースを受講している小学6年生の生徒及び保護者(生徒だけ、又は、保護者だけの参加もできます)
■内容
 googleハングアウトを利用して、6~7名の少人数で、毎週の書いた作文の講評を行います。
 同一クラスで同じ志望校の生徒が一緒にならないように配慮します。
 毎週の担当の先生の指導は、作文の事前指導が中心になりますが、この「受験作文アドバイス」では、事後評価を中心にアドバイスをします。
 昨年度まで、個別に数回行ったアドバイスが好評だったので、今回は毎週全員の作文を対象に行います。
 この講座に参加された方には、ふだんの作文の授業とは別に書く志望理由書があった場合、1回のアドバイスは無料で行います。(通常は有料1回5,400円。この講座参加者も2回目以降のアドバイスは有料となります。)
■期間
 10月4週から12月3週まで。
■費用
 全期間5,400円
■用意していただくもの
 用意していただくものはありませんが、作文の画像をウェブにアップロードできるようにしておいてください。
■利用環境
 ハングアウトは、スマホ、タブレット、ウェブカメラつきPCのいずれからでも参加できます。
 ハングアウトの利用には、Googleアカウントが必要ですが、ほとんどの人がgmailなどですでに取得していると思います。
 ハングアウトを初めて利用される方のためにテスト接続を受け付けています。
■曜日と時間
 いずれも時間帯も6~7名で行います。
 人数調整のため、ご希望の時間帯とは別の時間帯に調整していただく場合もあります。
 土曜日 10:00~10:20
     10:30~10:50
     11:00~11:20
     11:30~11:50
■欠席など
 欠席した場合のふりかえはありません。ただし、動画の記録をごらんいただけます。
 祝日及び5週目は休みとなります。
■お申し込み
 お電話でお申し込みください。
 10月14日(金)の時点で定員を超えた学年は抽選とします。

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森川林 20161005 1 
 これは、言葉の森の受験作文コースを受講している方が対象ですから、一般の方にはあまり関係ありませんが、この事後講評のアドバイスがなかなか役に立つのです。
 文章というのは、書いている本人が気がつかない弱点がかなりあります。
 よくあるのが、意見を一生懸命書く人に多いのですが、同じ表現を何度も使ってしまうことです。
 ここは、別の表現を工夫するか、あるいは語彙力があまりないときは、意見の分量をぐっと短くしてその分を実例で増やしていくといいのです。
 感想文は感想を短く、意見文は意見を短く、というのが、上手な感想文、意見分を書くコツです。


nane 20161005 1 
 字数より中身だと思っている人が多いと思います。
 実際にそれは確かにそうなのですが、全体をならしてみると、字数の長さと内容のよさは相関が高いのです。
 字数とスピードを上げるコツはいくつかありますが、いちばん重要なのは、早く長く書くという目的意識です。


touko 20161006 77 
言葉の森の生徒ならではの特典ですね。

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手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

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●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
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●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習