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家庭がいちばんの個別指導の場 as/2934.html
森川林 2017/04/28 05:56 


 子供には個性があります。
 勉強についても、得意な分野があるように、苦手な分野もあります。
 その苦手な分野は、それぞれの理由で苦手になっています。
 同じように教えているのに、できる子とできない子に分かれるのはそのためです。

 そのとき、つい教える側は、同じように教えていてできないのだから、その子の側に問題があると思ってしまいます。
 しかし、それは個性的にできないということなのです。
 こういうときに個別にその子の勉強を見ることができるのはお母さんやお父さんです。

 今は教科書準拠の参考書があるので、その参考書の説明の仕方を参考にすれば誰でも教えられます。
 親は自分の持っている知識で教えるのではなく、参考書や問題集の解説をもとに教えるようにすればいいのです。

 だから、参考書や問題集選びは、解説が詳しいものを第一にすることです。
 学校や塾から渡される問題集があまりよくないのは、解説が詳しくないことです。
 中には、解答をはずした問題集を渡されることさえあります。

 勉強は学校と子供の関係だけでできるのではありません。そこに必ず親の支援が必要になります。
 学校でわからないから塾に行くという考え方では、塾に行っても同じようにわからないことは出てきます。
 その子の個性を個別的に見てあげることができる最良の存在が親なのです。

====
できる問題は皆同じようにできるが、できない問題は人それぞれにできない
https://www.mori7.com/index.php?e=1933

====

 元気な人は皆同じように元気だが、元気でない人はそれぞれに元気がない。(どこかで聞いたようなセリフだなあ)

 他人からいい方法を聞いて、そのとおりにやっても同じような成果が出ないことがあります。
 それは、方法は同じでも、その方法以外のところで人それぞれに違いがあるからです。
 そして、その違いは、本人でなければわかりません。

 勉強でも同じです。
 合っているところは、皆同じように合っていますが、間違っているところは人それぞれの理由で間違っています。
 そのそれぞれの理由を見つけて、それぞれにできるようにするのが勉強です。

 そういう勉強は、小中学生の場合は親が、高校生以上の場合は本人がやらなければできません。(高額の家庭教師なら別ですが)
 だから、勉強は家庭でするのがいいのです。



▽関連記事
「国語の成績を上げるために――読解問題の解き方、記述の仕方」
https://www.mori7.com/index.php?e=1795



 今日は、強風。
 でも、涼しくていい気持ちです。

 「風がないときは皆同じように静かなベランダだが、風の強いときはそれぞれに異なるものが飛んでいく」(レフ・トルストイ)

 今日も、いい一日をお過ごしください。

====

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森川林 20170428 1 
 家庭こそが子供たちの本当の教育の場です。
 家庭は、勉強以外のこともたっぷり学べる場だからです。
 お父さんやお母さんと一緒の時間を過ごすこと自体が、子供たちの成長につながっています。
 そのためにも、お父さんやお母さんは、家庭ではいつもにこやかでいることです。


nane 20170428 1 
 家庭教育の大切さを主張する人は多いです。
 それは、その人たちが家庭の中で自分は成長したと感じているからです。
 家庭塾を開いていた岸本裕史さん、全日本家庭教育研究会を創設した平澤興さん、そのあとを継いだ外山滋比古さん、村上和雄さんなど。
 しかし、今、子供たちの教育を学校や塾に任せる傾向が強くなっています。
 学校や塾で見るのは、成績だけです。成績以外の多様な教育をカバーできるのは家庭です。
 家庭は学校や塾の宿題をやる場ではなく、独自の幅広い教育の場なのです。


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プレゼン作文発表会のご案内 as/2933.html
森川林 2017/04/27 05:51 
プレゼン作文発表会のご案内

           2017年5月27日(土)13:30~15:00 
参加を希望される方は、5月22日(月)までにお電話又は言葉の森のウェブフォームからお申込みください。
youtube動画のアップロードの締切も5月22日までとします。発表会の参加は無料です。



■はじめに

 作文の勉強の目的は、読む力をつけること、書く力をつけること、考える力をつけることです。
 そして、このほかに、もう一つ大きな目的があります。それは、個性を伸ばし、創造性を育てることです。

 作文の評価には、項目ができるように書くこと、目標の字数まで書くこと、正しい表記で書くこと、多様な表現で書くことなどがあります。
 これらの目標ができることは、もちろん大切です。

 しかし、本当は、もっと大事なことがあります。それは、面白い作文を書くこと、自分らしい作文を書くこと、まだ誰も書いていないことを作文に書くことです。
 この自分らしい個性や創造性は、これまで評価される機会があまりありませんでした。

 プレゼン作文発表会は、この個性と創造性を発揮する場です。
 これまでに書いた作文の中から自分らしい内容のものを選び、文章だけでなく、絵や写真や実物や音楽などと組み合わせて、みんなの中で発表していきましょう。
 そして、機会があれば、自分の発表を、田舎のおじいちゃんやおばあちゃんにも見せてあげましょう。

 このプレゼン作文発表会は、通信で勉強する生徒も自宅から参加できるように、youtubeやgoogleハングアウトのクラウドサービスを利用して行います。
 これらのサービスの利用の仕方は、言葉の森が詳しく説明します。
 生徒のみなさん、ぜひふるってご参加ください。


■こんな流れで発表します
【まず、作文を決めます。】
 スマホで撮ったものをアップロードすれば簡単です。

「どの作文にしようかなあ。」
「ネコの話がいいんじゃない。」
「ニャン。」
「パパのことカッコウよく書けよ。」
「ニャニャン。」


【自宅で撮影します。】

 ジジジジジ
「さて、そこで飛行機は……。」
 ジジジジジ
「ニンジンといっしょに飛んでいきました。」
 ジジジジジ
「おしまい。」
「なんかヘンな作文だなあ。」

【撮影した動画をyoutubeに限定公開でアップロードし、そのURLをご連絡ください。】

「さあ、アップロードだ。」
「はじめてね。」
「ワクワクするなあ。」
「いなかのおじいちゃんにも見せようか。」
「有名人になったらこまるなあ。」
「その心配は、まずないでしょ。」

【発表会当日。】

「あ、ぼくのユーチューブだ。」
「なかなかいい線行っているね。」
「次の子は、ドイツから参加するんだって。」
「ほう。そいつは、どいつだ。」
「……。」
「あ、この子は神奈川だ。」
「そりゃあ、かなわんがな。」
「……。」
「静岡の子もいるよ。」
「それは……、しず(お)かに聞かんとな。」
「……。」
「最後のは苦しかったでしょ。」



■参加賞
youtubeに作文の発表をアップロードした方全員に、豪華な参加賞をお送りします。


■youtubeへの動画のアップロードの仕方

 youtubeのヘルプページを参考にしてください。。
https://support.google.com/youtube/answer/57407?hl=ja



■Googleハングアウトの入り方

(1)Googleハングアウトの会場のリンク先をクリックすると、そのままハングアウトに参加できる状態になります。(初めてハングアウトを使用する場合は、アプリのインストールが始まる場合があります。)

(2)参加する前に、マイクをミュートにしておいてください。
参加ボタンとクリックすると参加できます。

(3)カメラは必要に応じてオン又はオフにしてください。

(4)退出する場合は退出ボタンを押します。退出しても、リンク先をクリックすればまたすぐに参加できます。

(5)カメラが使えなかったり、マイクやスピカーの音が聞こえなかったりする場合は、設定を確かめてください。

(6)設定を変えも、マイクやスピーカーが使えないときは、パソコンのスピーカーの音量が最小になっていないかどうかを確かめてください。
 また、カメラがほかのアプリで同時に使われていないかどうかを確かめてください。
 それでもできない場合は、いったん退出してまた参加するか、パソコンを再起動して参加するかしてください。
(再起動すると直ることがよくあります。)

※接続テストは随時受け付けています。言葉の森事務局までご相談ください。


前回の作品の例

 前回は、幼長から高1まで約30名の人が参加しました。そのうちの作品の一部です。
生徒の発表の動画生徒(PN)コード学年所在地

ぼくとかめくんPart2
おられorare小1茨城県

食欲の秋
ぎろろgiroro小3広島県

さんま、くり、ぎんなん!!秋だ
わさびriyoto小3千葉県

目指せ頂上、苦あれば楽あり
しんこsinko小5岐阜県

人生のスパイス
わめもwamemo小6東京都

プレゼン作文発表会以外に、言葉の森で現在行っている企画

 言葉の森では、プレゼン作文発表会以外に、次のような企画も行っています。
 詳しい案内をご希望の方は言葉の森事務局までお電話でお申込みください。

■1.暗唱検定

 約3000字の文章を7分以内暗唱する検定試験。
 枕草子、百人一首など、日本の古典から精選した暗唱長文がウェブで見られます。
 自宅からgoogleハングアウトで随時参加可。
 検定料540円。

■2.思考発表クラブ

 2020年入試改革対応。考える力、発表する力を育てる参加型の高度な勉強。
 読んでいる本の紹介、作文課題の予習を兼ねた構想図作成、算数の似た問題発表などを行います。
 1クラス6~7名までの少人数指導、保護者懇談会あり。月額2,160円

■3.自主学習クラス

 国語問題集読書を中心に、読書、暗唱、算数、スタディサプリなどの自学自習を先生がチェックします。
 家庭で自分のペースで自主的に行う勉強をサポート。1クラス25人までの個別指導。
 月額2,160円。

■4.夏の自然寺子屋合宿

 7月23日から8月23日の間で2泊3日(連泊も可)。
 午前中はオンラインで勉強、午後は自然の中で遊ぶ企画。
 交通は貸切バス。出発は品川1000~合宿所は那須高原~帰宅は品川1730。
 参加費36,720円(交通費含む、消費税含む。連泊の場合は2泊3日ごとに30,240円)
 小中学生対象。保護者も参加できます。

■5.幼長、小1対象の親子作文コース

 まだ文字が十分に書けない子対象。親が作文を書きそれを模倣することによって作文の書き方を自然に習得。
 小1からの作文と読書の習慣づくりに役立ちます。
 現在作文指導を受けている方は、無料でそのまま親子作文コースに移行できます。
 本人が自分で書くようになったら普通の作文指導に戻ります。

■6.作文講師資格講座「森林プロジェクト」

 言葉の森35年間の教材と指導法を提供。小1から高3までの一貫指導教材。
 自宅で子供に作文を教えることができます。
 森林プロジェクトのメンバーの交流や研修があります。
 言葉の森生徒の保護者は54,000円(分割の場合は4,500円×12回))

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森川林 20170427 1 
 5月27日(土)午後1時半からプレゼン作文発表会を行います。
 土曜日の午後が都合がよいという方の割合がいちばん多かったので、この時間帯になりました。
 時差の関係で直接参加しにくい海外の方は、youtubeの作品アップという形でご参加ください。
 みなさんの個性ある作品発表をお待ちしています。


nane 20170427 1 
 今回からgoogleハングアウトは25人まで入れるようになりました。
 生徒とお父さんお母さんだけでなく、田舎のおじいちゃんおばあちゃんも参加できます。
 おじいちゃんおばあちゃんが、孫の作文発表のあと質問するなどという場面も出てくるからもしれません。


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