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記事 2940番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/29
小3の思考発表クラブ4.4週の授業紹介 as/2940.html
森川林 2017/05/02 16:27 

△土星探査機について小3の生徒が書いた構想図。

●授業の動画
https://youtu.be/jS1FMNTvDh4

 5.1週の作文は、自分が今しているお手伝いの話を中心に、お父さんやお母さんが子供のころにしていたお手伝いの話を取材して書いてみよう。

▼4.4週
★清書

▽読み聞かせ
「理科好きな子に育つふしぎのお話365」より
・花と昆虫は助け合って進化した(P100)

▽見つめてみよう!植物の世界 (16)花と虫

https://youtu.be/-O6k6NhfsD0
(13分というやや長いyoutubeだが、内容は面白い)

▽杉花粉 Pollinosis of Cedar

https://youtu.be/YfIzCb1U9yk

▽かんぴょう成長記 受粉

https://youtu.be/gYg9_xw4zIY

▼5.1週
★お手伝い、星空を見たこと

 以下のyoutubeは特に見なくてもいいです。
 このようなお手伝いがあるという例として載せます。

▽Panasonic vacuum cleaner掃除機 でおそうじをしたよ!
https://youtu.be/8n-vYNHO9xU


▽子どもの自立心を育てる!上履きお手伝い術
https://youtu.be/7PtJeMCjQrU


▽446_6歳5ヶ月子供『皿洗いできるようになってた』6 years old
https://youtu.be/l7OwU2OaR9U


▽紹介します。子供が進んでお手伝い。かわいい服のたたみ方。
https://youtu.be/lxn7y7h7NTo


▽ごみ出しを愛犬がお手伝い 沖縄・国頭村
https://youtu.be/K_b8Qwuyy4k


▽お手伝い犬
https://youtu.be/FifhZ_uqbiY


▽三角形で小回り パナソニック、ロボ掃除機発売へ(15/01/22)
https://youtu.be/F_MK4KNny2M


▽ライフロボティクス【吉野家の店舗における食器洗浄工程へCOROを導入】
https://youtu.be/dF3OaVB_q00


●算数の似た問題

「これでわかる算数小3」P26-問題1
「これでわかる算数小4」P56-5


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森川林 20170502 1 
 小3のクラスは8人なので、いちばんにぎやかです。しかも、みんな力作を次々にアップロードしてくれるので、先生の授業はあとで自分で見てもらう形になっています。
 このころは、それぞれの個性も出て、しかもまだ学校はそれほど忙しくないといういちばん自由な勉強ができる時期なのかもしれません。
 本当は、高校3年生までこういう自分の好きな勉強を続けられれば、そのまま大学の特色入試や推薦入試に合格するのだと思います。

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家庭学習と学校の宿題がぶつかったとき as/2939.html
森川林 2017/05/02 05:47 


 家庭で決めた勉強と同じようなものが学校の宿題として出て、勉強がぶつかってしまうことがあります。
 よくあるのが音読の宿題です。

 昔は音読の宿題などはなかったので、言葉の森が音読の家庭学習の話をすると、「音読にどういう意味があるのですか」と質問を受けることがかなりありました。
 ところが、今は、「学校でも音読の宿題があるので、子供が両方やるのは嫌だと言うのです」というような相談をときどき受けます。

 勉強の中心は、あくまでも家庭で決めたものです。
 宿題を中心に勉強していると、その宿題がなくなったときに、その勉強自体をしなくなってしまうからです。
 勉強はひとつのことを継続することが大事なので、家庭で決めたやり方を、学校の宿題の有無にかかわらずやっていくのがいいのです。

 しかし、家庭学習を優先して、宿題を無視するというわけには行きません。
 そこで妥協案として話しているのが、家庭学習は朝、宿題は夕方というやり方です。

 朝ご飯の前の時間帯は、よほどくたびれて起きられないないというのでもないかぎり、確実に時間がとれます。
 夕方の時間帯は、ある程度習慣化することができますので、ときどき臨時に時間がとれなくなるときがあります。
 特に高学年になると、夕方の時間は、できたりできなかったりすることが多くなります。

 家庭学習のような、誰からもチェックされない勉強は、途中で例外的な中断があると、それをきっかけにやらなくなってしまうことがあります。
 音読のような勉強は、1日やらないとそのままやらなくなってしまうことが多いのです。

 だから、大事な勉強は朝やることにして、大事でない勉強、又は宿題のような強制的な勉強は夕方やるようにしておくといいのです。
 時間が離れていると、子供は同じ勉強であっても、抵抗なく取り組みます。

 ただし、今の世の中では、子供に要求されていることを全部やらせようとすると、時間がどんどん不足してきます。
 子供の時間管理をして、力を入れることと、ある程度手を抜くことをアドバイスすることが親の大事な役割になっていると思います。

 そして、子供には、世の中は、自分の原則を貫くことも大事だけど、周囲と妥協してやっていくこともあるということを肯定的に話してあげるといいのです。

====
学校からもらってきた成績表で作文のところだけCの場合
https://www.mori7.com/index.php?e=2378

 成績表をもらう時期になると、よくある話です。
 言葉の森の生徒の保護者から、「ほかの成績はいいのに、作文のところだけCなんです」という相談を時どき受けます。

 あるお母さんの話では、学校の家庭訪問のときに、習い事の話が出て、作文を習っていると言ったすぐ次の学期から、作文だけがCになったそうです(笑)。
 こちらは、またかと思って笑って聞いていますが、そういう成績をつけられた子供はたまりません。せっかく熱心に勉強しているその勉強だけがとりたてて駄目だと評価されるのですから結構傷つきます。
 しかも、そういう子たちが決まって明るく素直な性格のよい子なのです。

 算数、理科、社会などのほかの教科では、こういうことはありません。また、同じ国語でも、漢字力や読解力の評価ではこういうことはありません。
 それらは客観的に評価できることですし、誰かが特別の教え方をしているわけではないので、言わば誰でも教えられる勉強なので、先生の権威も傷つかないからです。

 国語の専門の先生は、国語という教科に対して思い入れのあることが多く、特にそれが作文という勉強には強く表れます。
 作文は、専門的なベテランの先生でなければ十分に教えることができないという思い込みがあるのです。

 どの世界にも、未熟な人はいます。学校の先生だから特別ということではありません。
 もちろん大多数の先生は、そんなことにヤキモチを焼いたりせず、むしろ子供をよいところを励ます接し方をしています。
 先生という仕事で最も大事な性格が、このいつでも子供のよいところを見て明るく励ますことがができるということなのです。

 では、子供がそういう「作文のところだけがC」という成績をもらってきたとき、お母さんはどうしたらいいのでしょうか。
 子供には、次のように言ってあげるといいのです。
 「作文というのは、いろいろな見方があるけど、お母さんはあなたの作文はとてもいいと思っているのだから大丈夫。いつか、あなたが大きくなったとき、この作文Cの評価が楽しい想い出話になると思うよ」
 このように明るく爽やかに、むしろその悪い評価を楽しむような気持ちで話してあげるといいのです。

 そして、こういう話し方によって、子供は不本意な悪い評価を受けたときに、どう対処していけばいいのかという人生の大事なコツも学んでいきます。

 「行蔵こうぞうは我に存す。 毀誉きよは人の主張」(勝海舟)
 他人の評価は過去のものとして明るく受け流し、自分は自分のよいと思ったことを実行していけばいいのです。
====

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森川林 20170502 1 
 今の子供は、やらなければならないことが昔の子供より多い気がしています。
 自分で選んだ習い事も含めて、やれと言われたことを全部やっていると、傍から見るとうまくこなしているように見えても、内実はどれも密度薄くやるようになります。
 だから、重点は何で、重点でないものは何かということをある程度親が指示してあげる必要があります。
 私が思う重点はやはり読書で、次が音読又は暗唱で、そのあとは自由な遊び時間です(笑)。
 それで余力があったら、ほかのことをするといいのです。


nane 20170502 1 
 昔の子供は暇でした。年がら年中遊んでいました。
 宿題もなかったし、塾もなかったし、習い事などもほとんどありませんでした。
 それでもみんな、まともな社会人になっていきました。
 今は、何かそれが逆になっているような感じがします。
 たぶんそれは、重要でないことをやらされすぎているからではないかと思います。


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