ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 2983番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/4/26
参考書や問題集や辞書を選ぶとき as/2983.html
森川林 2017/07/07 06:32 


 保護者懇談会で保護者の方から、メモを取るのに使いやすい筆記用具があるでしょうかという質問を受けました。
 速記者などは0.9mmの太い芯のシャーペンを使っているので、そういう軟らかい軽い筆記具がいいとは思うのですが、私の答えは、「自分の好みのものならどれでもいいです」でした。

 同じように、よく参考書や問題集や辞書で、どういものがいいでしょうかと聞かれることがあります。
 これに対しては、いろいろな考えがあると思いますが、私の場合は、「手触りや見た感じで自分の気に入ったものがいちばんよい」という単純なものです。

 その理由は第一に、出版されて何度か改訂されているものは、その価値が大体同じだからです。
 第二に、参考書や問題集や辞書の目的は、日常的に繰り返し使うことだからです。

 だから、持ち運びしやすい、軽い、薄い、手頃な大きさ、見た目がいいなどということが大事になってくるのです。
 つまり、デザインが自分の好みに合っているということが最も重要な基準なのです。

 これは、車選び、スマホ選び、衣服選びなどと同じです。
 大事なことは、使いたくなるものを使うということです。

 話は少しはずれますが、これに関連して、高価な食器などを購入した場合、それを大事にしまっておくのはもったいないと思います。
 普段いつでも目に触れるように、日常の中で使うことがその価値を生かすことになります。
 豊かかな生活とは、たくさん持っていることではなく、少しのものをたくさん使うことなのです。

※しかし、消しゴムだけは見た目ではなく機能性で選ぶ方がいいです(笑)。
 見た目のかわいい消しゴムで、全然消せないものが多いからです。
 それから、もうひとつ、問題集選びは解答ができるだけ詳しいものがを基準にするといいと思います。


この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20170707 1 
 高校3年生で、「合格した先輩から参考書と問題集を譲ってもらった」と言っていた子がいました。
 それも、いいとは思いますが、やはり1年間使う参考書や問題集は、自分の好みのものを選ぶ方がいいです。
 高2の終わりの春休みに、丸一日使って、書店かアマゾンで参考書と問題集選びをするのです。
 その日の出費は大事な投資ですから、いいと思うものはすべて購入し、その後実際に使ってみてからその中の1種類に絞り1年間繰り返し5回以上使うのです。
 この場合も大事なのは、人の意見ではなく自分の好みです。


nane 20170707 1 
 消しゴムは、軽く消せて、消しカスが散らばらない「ぺんてる アイン消しゴム まとまるタイプ」がおすすめです。
 教室で作文を書いている子で、作文を書いたあとの消しゴムのカスを集めてティッシュに包みゴミ箱に捨てて帰る子がいます。
 一方、机を消しゴムのカスだらけにして、イスもしまわずに帰ろうとして、あとで机の中を見ると忘れ物があったという子もいます。
 子供たちは、みんなそれぞれ個性があります。(個性か。)



同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
勉強の仕方(119) 

記事 2982番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/4/26
本好きな子がさらに本好きになる読書紹介 as/2982.html
森川林 2017/07/06 04:27 

 思考発表クラブでは、授業の初めに読書紹介をしています。
 最初は、勉強に入る前のウォーミングアップのつもりではじめました。
 しかし、みんなが次々と自分の読んでる本を紹介するので、それだけでかなり時間を取るようになりました。
 これがなかなか面白いのです。

 本好きな子が多く、その子たちがそれぞれ自分の読んでいる本を紹介します。
 すると、それを聞いていた子が、その本に関心を持ち自分でも読んでみたくなります。
 よく、「先週、○○君が読んでいた本を、私も図書館で借りて読みました」などという話が出てきます。
 そういう良い循環が生まれています。

 子供は、親や先生の奨めた本よりも、友達の読んでいる本に関心を持ちます。
 特に、中学年、高学年はそうです。

 読書好きな子は、どの学校にもいます。
 しかし、学校生活の中で本好きな子供どうしが、読んだ方を紹介するというような機会はまずありません。
 本の好きな子供たちにとって、思考発表クラブは、読書の幅を広げるよい刺激になっているようです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20170706 1 
 読書に熱中できるというのは、大人にとっても子供にとっても生活に余裕があるからです。
 仕事や勉強に追われる生活からは、創造的なことは生まれません。
 特に子供時代は、読書に没頭できる時間があることが何よりも大切だと思います。


nane 20170706 1 
 子供たちの話し合いの中で驚くのは、どの子もほかの人たちへの思いやりを持って話していることです。
 小さな子に配慮して話すようなことが自然に行われています。
 何か、自分たちが子供のころと随分違うなあと思います。
 昔の子供は、道端で猫を見つけると必ず石をぶつけていましたが(笑)、今の子供はそういうことはまずしません。
 たぶん、人間性が進歩しているのだと思います。


同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
発表学習クラス(0) 読書(95) 
コメント1~10件
【合格速報】東 ののはな
東北大学へのご入学、おめでとうございます。 晴れ晴れとした 4/10
記事 5324番
【合格速報】東 とうこ
Yちゃん、ご入学おめでとうございます! 嬉しいご報告を、あ 4/10
記事 5324番
【合格速報】兵 匿名
すごい 3/26
記事 5281番
新しい教育のビ 森川林
 この勉強の目的は、どこかいい大学に入るようなことではありま 3/17
記事 5309番
これからの学力 森川林
発表広場に発表作品を入れています。 (カメラオフの発表のみ 3/5
記事 5306番
暗唱のコツは早 音楽
本当にありがとうございました。 テスト合格できそうな気がし 3/3
記事 700番
優しい母が減っ 森川林
あきろあさん、コメントありがとうございます。 子供は、もと 2/13
記事 979番
優しい母が減っ あきろあ
森リン先生の投稿をみて、母は甘やかしていいんだと、初めて気付 2/7
記事 979番
中根の担当する 森川林
YKさん、ありがとう。 私が子供にさせたいと思っていたのは 1/27
記事 5267番
中根の担当する YK
創造発表クラス面白くなりそうですね!イギリスの私立学校のカリ 1/27
記事 5267番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
2025年4月 森川林
●作文クラス ○小1の作文  小1のころ 4/22
森の掲示板
Re: 120 森川林
 小6以上の生徒は、1200字の作文を基準として評価していま 4/22
森の掲示板
Re: 人数報 言葉の森事務局
 人数報告のページはこちらです。 https://www. 4/21
森林プロジェクト掲示版
人数報告ページ Yumi Hasegawa
みつかりません 4/20
森林プロジェクト掲示版
作文、小論文と 森川林
 作文は、題材を中心にした文章です。小論文は、主題を中心にし 4/20
森川林日記
1200字換算 花ちゃん
小6,中2の生徒を担当しています。AI森リンの評価で、 4/20
森の掲示板
作文も小論文も 森川林
 作文も小論文も同じ。算数も数学も同じ。  内容のない人が 4/20
森川林日記
本日、森リン案 森川林
 本日、東京都の私立中の一部118校に、森リン案内を送付。 4/14
森川林日記
愛子さま天皇論 森川林
 大事なのは、近年のここまで続いてきた歴史を尊重することだ。 4/13
森川林日記
バースデイ ゆめ
 今日、私は16歳になりました。  誕生日のことなんて 4/10
ゆめ日記

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習