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【募集】受験作文の模範解答作成の「オープン長文」プロジェクト as/2990.html
森川林 2017/08/05 07:22 


 言葉の森では、これから受験作文のテキストとして使用する作文の模範解答を一緒に作成してくださる方を募集します。

 模範解答作文は、言葉の森の提示する構成に沿って600字程度で書いていただきます。
 全体で40編ほど作成する予定です。

 採用された方には、その模範解答の完成度に応じて謝礼をお支払いします。
 採用されなかった分についても、その努力に応じて何らかのお礼をする予定です。

 なお、作成された模範解答作文は、こちらで必要に応じて編集することがあるため、著作権は言葉の森に属することにします。

 参加を希望される方、又はこの企画に関心のある方は、Facebookグループ「言葉の森オープン長文」にご参加ください。
https://www.facebook.com/groups/okaot/

 具体的なやり方は次のようになります。

1)こちらで、受験作文の課題と、その書き方の解説をアップします。
 書き方の解説は、大体4段落でそれぞれの段落にどういうことを書くかということを説明しています。
2)その解説をふくらませる形で600字程度の模範解答を書いていただきます。

▼課題の例
「私の考えるチームワーク」

▼解説の例
 第一段落は、状況実例。「日本の社会の強さは、チームワークにあると言われている。欧米の個人プレー重視の社会に比べて、チームプレー重視の社会は、一見目立たないように見える。しかし、……(と現在の社会の例を通して、チームワークのよさを意見とするとよい。意見は「私はチームワークを大切にしていきたい」などとわかりやすく)」。
 第二段落は、方法1。「そのために大事なことは第一に、常に周囲に気を配ることだ。自分の業績だけを見るのではなく、それを支えている隠れた仲間の力を見ていくことが必要になる。例えば、私もかつて……(と前向きな体験実例)」。
 第三段落は、方法2。「また、第二に大事なことは、コミュニケーションを活発にすることだ。人間は互いに違った意見を持っていて当然だから、自分の意見もはっきり述べる必要がある。チームワークとはあいまいに一致することではなく、違いを認めて団結することだ。例えば……(体験実例、又は社会実例)」。
 第四段落は、反対理解とまとめ。「確かに、チームワークを優先するあまり、実際の成果を忘れてしまうのは問題だ。大きくなりすぎた組織では、時に、内部の利害調整だけに目が向き、外に対する視点を忘れてしまうことがある。しかし、組織の運営の基本はチームワークである。私も……(と、自分の志望理由に結び付けて書けるとなおよい)」。

▼模範解答作文
 上記の解説に沿って、小学6年生の書き手を想定して600字の模範解答作文を書いていただきます。

この記事に関するコメント
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森川林 20170805 1 
 「オープン長文」プロジェクトがいよいよスタートします。
 今回は、受験作文の模範解答を書いていただく企画です。
 模範解答ですから、ダジャレやギャグは入りません(笑)。
 そのかわ、こちらでコメントに面白いことを入れて、生徒が繰り返し読みたくなるテキストにする予定です。


nane 20170805 1 
 受験作文のポイントは、全体がまともに書けているとともに、結びの5行に切れ味のいい表現が入っていることです。
 どういう表現が切れ味のいい表現かということもアドバイスします。


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森林プロジェクトの作文講師資格講座、9月から料金改定 as/2989.html
森川林 2017/08/04 15:38 


※更新情報:料金を消費税を含む金額に直しました。2017/8/22

 作文講師資格講座とは、言葉の森の作文指導法を学ぶ講座です。
 4時間半のビデオ講座を視聴していただき、資格試験に合格すると、自宅などで言葉の森の教材を使って作文指導をすることができます。
 必要な費用は、講座を受講する最初の受講料だけで、その後の教材の利用料などはかかりません。

 ただし、作文指導は、いろいろな学習指導の中で最も難しいものと言われています。ですから、実際の指導にあたっては、ただ教材と指導法を身につけたからといって、すぐにうまくできるものではありません。
 そこで、資格講座を受講された方を中心にした、研修や交流の機会も持つようにしています。

 また、言葉の森では、作文指導のほかに、読書指導、暗唱指導、合宿教室など多様な教育的な取り組みを行っています。
 これらの企画の担当も、この作文講師資格講座を受講された方にお願いする仕組みにしています。

 これまでの社会は、終身雇用と定年退職と年金老後生活という枠組みがありましたが、これからの社会は大きく変わります。
 第一は、グローバルな競争の拡大によって安定した終身雇用制度が崩れてきたことです。
 第二は、年金制度が行き詰まるとともに、平均寿命が百歳になるような長期の老後生活を送る可能性が増えてきたことです。

 そこで、定年を迎える前から、退職後に自分でできる仕事を考えておく必要があります。
 このときに、受験教育ではない創造教育に関わる仕事をするノウハウを身につけておけば、その仕事は社会に貢献するとともに、教える人の個性や創造性も発揮できるやりがいのある仕事になると思います。

 言葉の森の作文指導は、35年間の蓄積があります。
 この独自のノウハウを資格講座という形で誰でも利用できるようにする森林プロジェクトという企画を考えたとき、当初は言葉の森の内部からも疑問の声がありました。
 そのような独自で豊富な教材やノウハウを、ライバルの企業も含めて誰でも利用できるようにするのは、言葉の森にとってマイナスになるのではないかという疑問です。

 しかし、私は、知識や技能は自然に拡散していくもので、それをより多くの人に利用できるようにした方が社会の進歩に貢献できると考えました。
 たとえ独自のノウハウを誰でも利用できるようにしたとしても、それ以上に新たに独自のものを作り続けていけばいいと考えたのです。

 そして、実際にその後も、作文検定、プレゼン作文、暗唱検定、付箋読書、問題集読書、自主学習クラス、思考発表クラブ、合宿教室など新しい企画を次々に立ち上げています。

 明日の日本を支える子供たちを育てるために、言葉の森の作った教材やノウハウを狭く囲い込むのではなく、広く誰でも利用できるようにし、その分、新たに独自のものを作り出していくというのが言葉の森の基本方針です。

 ですから、この森林プロジェクトの作文講師資格講座にも、できるだけ多くの方が参加していただき、言葉の森と一緒に日本に新しい教育を作る試みに参加していただければと思います。

 森林プロジェクトの作文講師資格講座は、これまでは作文指導だけを行ってきましたが、現在、作文指導以外に言葉の森が取り組んでいる作文検定、暗唱検定、自主学習クラス、思考発表クラブ、合宿教室などの企画にも関われるようにしています。

 具体的には、作文資格講座を受講された方に、作文検定や暗唱検定の検定委員もお願いし、自主学習クラスや思考発表クラブの講師もお願いし、合宿教室の企画にも参加していただけるようにするということです。

 森林プロジェクトの作文講師資格の範囲をこのように拡大したことに伴い、作文資格講座の受講料も、この9月から料金を改定することにしました。

 新しい料金は、小学生の作文講師資格講座が129,600円、中学生の講座が21,600円、高校生の講座が21,600円です。(いずれも消費税含む)
 言葉の森の生徒や元生徒のご家族の方が受講される場合は、小学生の作文資格講座は118,800円になります。

 この料金改定は、2017年9月からですので、8月中に受講の申込みをされる方は旧来の料金(64,800円)で受講できます。
 受講の申込みをされるだけで、実際の受講は9月以降になってもかまいません。

 この作文講師資格講座は、最後に資格試験がありますが、この試験は選抜するための試験ではなく、すべての方に合格していただくための試験です。
 そこで、試験の内容に関する疑問点は、お電話やメールでいつでもご相談いただけるようになっています。

 将来のやりがいの仕事作りと、自分自身の能力開発のために、森林プロジェクトの作文講師資格講座にぜひご参加ください。
 言葉の森と一緒にに、日本をよりよくする新しい教育作りに取り組んでいきましょう。

▽作文講師資格講座の資料のお申込みは下記のフォームからお願いします。
https://www.mori7.com/fsiryou.php

▽作文講師資格講座の受講のお申込みは下記のフォームからお願いします。
https://www.mori7.com/fkouza.php

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森川林 20170805 1 
 これからの教育の目標は、人間の創造性をいかに高めていくかということが中心になってきます。
 創造性を高めることによって、その人が自分の個性を生かしながら社会に貢献する仕事を作り出すようになるからです。
 そういう大きな教育の変化を先取りする企画を、森林プロジェクトで作っていきたいと思います。


nane 20170805 1 
森林プロジェクトのメンバーの交流会をしばらくしていませんでしたが、8月から新たに研修会などのいろいろな企画をしていきたいと思っています。

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